“渋谷の父 ”ハリー田西の占い研究所

自身のことを含め世の中の森羅万象を占い師・運命学研究家の立場からつづります。

【10月の指針】不要なものを取り除き実りを蓄えることで冬に備える!

2017年10月01日 17時24分20秒 | Weblog
10月になりました。

先月の指針で「選挙が近い」と書いた予言がどうやら当たった形となりました。

それしても突然の解散・総選挙に四方八方、与党も野党も国民も大混乱です。

ただ正直に告白すると、9月28日召集の臨時国会の冒頭解散し、
10月10日公示、10月22日選挙というスケジュールは、
僕が描いていたイメージよりも1か月ちょっと早い感じがします(笑)

まぁ普通に考えれば、
8月に内閣を改造を行ったばかりなので、
いくらなんでもまだ“仕事人内閣”がなにも仕事をしないうちに、
解散・総選挙はないだろうと思うのが常識です。
いや安倍さんも内閣を改造した時点では、
すぐに解散・総選挙は想定していなかったはずです。

でも僕は、既述の通り、
それほど遠くないうちに解散・総選挙がある思っていました。

なぜかというと、安倍総理がまさに天中殺中だからです。
おそらく年運+月運天中殺の中で、
安倍総理の頭の中は予測不能なくらいに思考がめまぐるしく変化し、
衝動的に動いてしまいやすくなっていると思ったからです。
天中殺の中では常識が通用しないのです。
天中殺は常識が非常識に、非常識が常識となりうる“不自然融合”の時なのです。

だとすれば、解散・総選挙は遠くないと思いました。
離党者が後を絶たず、山尾議員がスキャンダルを起こしたりで、
民進党が混乱しているうち、
また、いずれ脅威となる小池新党設立の動きが活発化する前に、
安倍総理は半ば衝動的に解散・総選挙に打って出るだろうと考えたわけです。

すなわちいまこそ総選挙をやれば絶対に勝てる、野党に圧勝できる、
そうすれば、「安倍一強」の体制は盤石のものとなり、
悲願の憲法改正も自身の三選も現実のものとなるだろう―――
安倍さんはそう考え思い切って勝負に出てくるだろうと考えました。

しかし、だとしてもこんなに早くそうなるとは思ってませんでした。
時期としては、おそらく9月28日から始まる臨時国会の中で、
再び森友・加計問題で総理への追及が始まり、
その会期中にもいろいろともろもろの不祥事が起き、
10月下旬から11月頭に解散、
11月下旬から12月の頭に総選挙という日程になるかなと予想したのです。

また、同時に、これも先月の指針に書きましたが、
時あたかも北朝鮮問題を含め内外でなにか大きな事件が起き、
選挙どころの騒ぎではない大混乱になるのではないかと思ったのです。

ところが、歳月人を待たず、といいますが、
安倍さんは占い師の予測を待たず、
可及的かつすみやかに解散のカードを切った……
まぁ今さらそれをどうのこうの言ってもしょうがないですね。

では、総選挙の結果はどうなるか?

自民党はかなり数を減らしますが、
与野党逆転とはならず、
自公で安定多数を占めるものと思われます。

希望の党はこれまでの民進党よりは数を増やしますが、
政権交代となるほどの圧勝とはならないでしょう。

なぜなら、もともと希望の党は東京発、東京限定の要素が強いので、
全国的なブームとはなりえていないと見るほうが正解だからです。

小池さんもそのことをわかっているからこそ
大阪と名古屋に足を運んで「三都物語」の連携を訴えたわけだと思います。
あれは都知事を辞めるに辞められない小池さんの全国に向けたパフォーマンスなんです。

しかし、問題は数を減らすであろう自民党です。

そうなると、状況次第では安倍さんの責任問題も浮上してくる?
なにしろまだ天中殺中ですからね。
状況判断のミスは当然の報いを受けることになるわけですから。

また、よもや安倍さんは落選することはないと思いますが、
安倍さんと同じくいま天中殺中の意外な大物議員たちは、
今回の総選挙で議席を失う羽目に陥るかもしれません。

たとえば、あの無所属で出る小沢一郎さんとか、
自民党では東京選挙区の下村博文さん、平沢勝栄さんとか、
民進党でいうと玉木雄一郎さん、馬渕澄夫さん、
希望の党でいうとなんと細野豪志さんなどなど。

えっ? あの細野さんまで?と思うかもしれませんが、
これはあくまでも彼らが天中殺中であるとした上での判断ですので、
絶対にそうなるとは限りません。

ただ天中殺がもたらす凶現象のひとつの目安としてとらえ、
選挙の結果と見比べてください。

なにしろ自民党の前幹事長の谷垣禎一さんなどは、
この天中殺の中で起きた不慮の自転車事故で幹事長の地位を失う共に、
ケガの回復が思うようにいかないまま今回の総選挙を迎え、
出馬断念、政界引退となってしまったほどです。
天中殺、侮れず、天中殺、おそるべしなのです。

さて、今月は「庚戌」の月。

十干の「庚」は陽の金性で鉄鉱石。
それを加工した刀、武器などの意味。
転じて、戦い、チャレンジとなります。

十二支の「戌」は陽の土性で、十干の「戊」と同じく山の意味。
その山に草かんむりをつけると「茂」となります。
つまり、秋の山にはさまざまな草木が繁茂し、
そこには収穫を待つ実もいっぱいなっています。

そこで、今月は繁茂する不要な枝葉を
刃物で思い切って切除すると同時に、
山に実ったものを収穫することで来るべき冬への蓄えをすべしと読みます。

いいですか? 
利益が出たものはいったん手じまいしておいたほうがいいでしょう。

そんなわけで、内外の情勢が大きく動いています。
今月末から来月、さらに年末にかけて本当に大揺れになると思います。

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コメント (2)
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