“渋谷の父 ”ハリー田西の占い研究所

自身のことを含め世の中の森羅万象を占い師・運命学研究家の立場からつづります。

今年、西方が【納音】になる甲子の人の衝撃!

2014年04月15日 22時47分37秒 | Weblog
不思議なことに・・・

このところ、まったく同じ生日の干支を持った方が3人、相前後して鑑定に見えました。

3人に共通しているのは、生まれた日の干支が甲子なのです。

算命学では、人の生年月日を十干と十二支の組み合わせによる
3つの干支(生年干支、生月干支、生日干支)で表わします。

たとえば、2014年4月15日に生まれた人は、
2014年=甲午 4月=戊辰 15日=丙辰 という3つの干支を使い、

 (生日)(生月)(生年)

   丙   戊   甲
   辰   辰   午

というように、生年月日を書き表します。

それによると、今回の3人は生日の干支が、

 (生日)(生月)(生年)

      ●   ●
      ●   ●

というように、甲子の日に生まれた人なのです。
ちなみに、3人とも生まれた年、生まれた月は違うので、生年と生月の干支は●●にしてあります。

実は、この生日干支・甲子の人にとって、2014年、今年はとても意味のある年なのです。

というのは、今年は甲午の年だからです。

甲子甲午は、天干(十干)のが共通し、
地支(十二支)のは真逆の位置関係にある干支です。

十二支が真逆の位置関係というのは、
子‐丑‐寅‐卯‐辰‐巳‐午‐未‐申‐酉‐戌‐亥の順番でいうと、
12のうちの6つ目のもので、つまり、子ならば午がそれに6つ目にあたるわけです。

‐丑‐寅‐卯‐辰‐巳‐‐未‐申‐酉‐戌‐亥

そして、このように、天干(十干)が同じで、
地支(十二支)が真逆の十二支になる干支同士の関係になっている干支同士を
【納音(なっちん)】といいます。

つまり、生日干支が甲子の人にとって、甲午の今年は、
3つの干支の西方(左側)が納音の関係になる年になのです。

このように、その年の干支と自分の生年月日の干支が納音になる年は、
精神的に大変不安定になり、身辺にいろいろな変化が起き、考え方や生き方が変わりやすくなります。

特に、西方は家庭・配偶者の場所なので、別居・離婚を含め、
配偶者や家族との別離や分裂が起きやすくなります。

また、西方は物事の結果の場所でもあるので、過去との決別という意味もあります。

いやはや、精神的に不安定だの、離婚だの、家族の分裂だの、過去との決別だの、
非常に不穏で物騒なフレーズが並んでいいますね。

でも、ちょっと待って下さい。
納音をネガティブにとらず、ポジティブにとらえると、
【因縁解脱】といって、それまでの生き方を良い方に変えて行くことが出来るともいえます。

つまり、あしき過去を払拭し、すべてを捨て去ってゼロからスタートすれば、
納音を境にまったく新しい自分の人生を築いていけることになります。

ただし、それにはいかに過去を捨てられるかにかかっています。

さて、以上の予備的な説明を頭に入れた上で、
今回相次いで見えた生日干支・甲子の人の相談を見て行くと・・・

【1人目】の方は、去年、辰巳天中殺の最中にあったご主人の浮気が原因で離婚したものの、
いまだその元ご主人への未練が断ちがたく、二人で住んでいた広い部屋で、
いまだに涙、涙で彼を想って暮らし、
仕事も手につかないありさま、この先どうしたらよいかという相談です。

実はこの方は元ご主人とは大変に【縁】の強い方ですので、
遠くない未来に復縁の可能性があります。

でも、それはいますぐとはいいません。

なぜなら、ご主人は、その浮気相手との間に子供が出来、
離婚後その女性と入籍したからであり、
とりあえずは新しい生活が始まったばかりだからです。

とはいえ、形の上では、その結婚生活は天中殺結婚+天中殺出産になるので、
その先行きに予測不能な暗い影があるのも事実なのです。

しかしながら、そうだとしても、いまの彼女にとって大事なことは、
そんな、いつか・・・かもしれないという“未来”を願うことではないのです。
元夫の未来の不幸な結末を想定して暮らすことではないということです。

彼女がいま一番すべきことは、
現在の怠惰でネガティブな生活をいかに立て直し生きていくかなのです。

その点、納音の今年は、まさに現状の生活を立て直すのにぴったりの年。
過去を清算しゼロからスタートを切ることで、
新しい未来が開け、人間的にも大きく魅力的に成長できる年だといえます。

そこで、まず二人の愛の巣であった部屋から引っ越すことを提案し、
さらには彼との連絡も絶って、未練を断ち過去と決別し、リスタートするようにと勧めました。

彼女が過去を断ち切り、新たな目標を持ってゼロからスタート出来れば、
彼女の歯車も必ず良い方向へ回り出すはず、
結果的に、その向こうには、確約は出来ませんが、彼との復縁の可能性もあるのです。

そのためにも、もっともっと魅力的な女性になるべく、
早く立ち直って自分を磨いてほしいと思います。

【2人目】の方は、キャリアの女性。
3年前にあるプロジェクトの立ち上げにからみ、
ヘッドハンティングされる形で転職、
ご本人は東京の自宅を離れ、ご主人と離れ、
乳児を抱えての子連れ赴任という形で関東地方のある都市へ行きました。

そして、3年が経ち、この3月でそのプロジェクトも無事終了。

ところが、彼女の働きが非常に良かったことで、
その会社のトップから新たなプロジェクトに関わってほしいと頼まれたそうです。

彼女の力を評価してくれているので、待遇を含めとても好条件、
ただし、新たなプロジェクトに関わると、このままご主人と別居生活を続けなくてはなりません。
彼女はどうしようか大変迷いました。

その結果、僕のところに相談に見えたのです。
実は3年前彼女がそもそものプロジェクトに加わった時に彼女の相談に乗り、
そうすべきと背中を押したのも僕だったからです。

でも、今回の僕の答えは、納音の年なのですから、
東京へ戻って、またゼロからスタートを切るべきというものでした。

僕は、そうアドバイスした上で、彼女に語りました。
「あなたにとって一番大切なものを優先させるべきです」と。
すると、彼女は「私にとって一番大切なのものは家族です」と話しました。

これがすべてです。
ならば、その大切な“家族”との時間を作るために、
この3年間に築いてきたものをすべて捨てて、ゼロからリスタートすべきだと話しました。
もしそうしなければ、納音の力によって家族がバラバラになる危険すらあるからです。

つまり、この場合は、その納音のパワーを、
過去の仕事のしがらみを捨てるという選択に使うことで、彼女の新たな未来が広がるといえるのです。

ちなみに、そこから就活を始めた彼女はほどなく大手の企業に就職が決まりました。

【3人目】の方は、誰でも知っているミュージカルの劇団員の女性。
彼女はミュージカル女優として、そこそこ名前が知られているらしく、
各公演でもかなり前のほうで名前が紹介される存在です。

そんな恵まれた立場にある彼女は、何があったのかは知りませんが、
昨年突然退団をしたのです。

今回、僕のところに来た彼女は、
生まれてからずっと東京で暮らして来たけれど関西へ行こうと思っている、
お笑いもやってみたいし、向こうでの公演にも出てみたいのだが、どうだろう?
・・・と胸の内を語りました。

これも、納音ですからGOです。
東京での生活を捨て、関西へ進むべしと背中を押しました。

このように納音の年も、考え方次第で、新たな旅立ちの時にすることが出来るのです。

なお、今回僕が紹介してきたことは、納音のみの原理原則の紹介ですから、
実際の鑑定においては、これ以外の条件、
たとえば、それぞれの大運の状態とか、
仕事の場所である東方が合であるとか、守護神の有無、
九星気学でいうところの西が吉方位になっているなど、
さまざまな要素を加味して、
上記3人の方の進むべき方向・方法を示していることをつけ加えておきます。



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【4月の指針】今月は戊辰月。今まで動かなかったものが動き始める予感あり。

2014年04月02日 16時19分45秒 | Weblog
4月に入りました。

今月は新年度がスタートする時ですね。
陰陽五行でも東方に位置する春はスタートの場所です。

4月は春の土用月。
今年の4月は戊辰の月、十干・+十二支・の組み合わせの月です。

戊辰といえば戊辰戦争を思い出します。
戊辰戦争は、1868年、戊辰の年に始まり、
鳥羽伏見の戦いに始まり、
翌年の箱館・五稜郭の戦いまで続いた旧幕府軍と新政府軍の一連の内戦です。
いわば、この戦いで日本の夜明けが訪れたわけですから、
これも始まりにつながるといっていいのかもしれません。

戊辰の十干の「戊」は陽の土性で山、山脈の意味。
字の形もなんとなく富士山のようですが、
富士山のように目立つ、人を引き付ける、みんなの中心であることを意味し、
動かざること山の如し、山は不動といって動きません。

十二支の「辰」はやはり陽の土性。
こちらは手へんをつけると、振れるという意味の「振」になります。
手で振ると動き出すものといったところでしょうか。

今月は緑がだいぶ茂ってきた春の山。
その山もようやく登山シーズンとなって動き出す・・・

ゆえに、今月はなにかこれまで動かなかったものが動き出すと考えられます。

それは消費税による景気の悪化?
いやいや、もっと大きな何かだと思います(笑)

そして、それと同じ理屈で、我々も日々の暮らしの中で、
何かこれまで動かすことをしなかったものを動かしてみる・・・
この感覚が必要かと思います。

このところ僕のところに鑑定に見える方の90%は、
年運天中殺が明けた辰巳天中殺の方か、
年運天中殺に入った午未天中殺の方です。

うそ?!そんな偏りがあるはずないだろう?と思うかもしれませんが、
これが本当なんです!
もっとも全体の客数が少ないと言ってしまえばそれまでなんですけどね(笑)

で、何が言いたいのかといえば、天中殺が明けたばかりの辰巳天中殺の方ですが、
実は4月5日からは月運の天中殺が始まるのでまだまだ要注意だということです。

おかしいなぁ?天中殺が明けたはずなのに運気が回復しないぞ・・・
と思っている辰巳天中殺の方がいると思いますが、
運気の回復は7月からといってもよいでしょう。

それと、もちろんですが、午未天中殺の方は十分にご注意を!

僕の事務所のあるビルの1階にあるカフェレストラン「West」の
ママやAちゃんなど午未天中殺の人は、
「僕がこけないように!」と言っているそばから、
天中殺に入ったとたんにケガをしてしまいました。
ほうら、言わんこっちゃない!

「ハリーさんの呪いじゃないの?」とお店のママ。
「バカなこと言わないで下さいよ。逆でしょ!」と僕。

でも、てきめんなので、皆様、十分にご注意を!


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