はるにわ日記

古民家再生の記録、薪ストーブ、子供との戯れ、大好きなバイクと英国旧車のこと、サッカー、カフェ。徒然なるままに・・・・。

秘密兵器

2007年11月03日 01時06分49秒 | 古民家再生
「ALWAYS」テレビでやってましたねぇ。帰ってきたときにはクライマックスで、また泣いてしまいました・・・。 「続・・」見たいっすね!!

昨日からの続きです。

格子戸を製作する際にいいアイデアがあるということでしたが・・・・。

この建具に要求される機能としては、防犯、防寒、防風がありますが、夜閉めて昼は開ける従来の雨戸では、開けた昼間の防犯機能がなくなってしまいますので、常時閉めた状態にしておく必要があます。この時に相反する機能を同時に求められるのが問題なのです。

季節別に見ると・・・・

夏:防犯       ⇔ 通風、採光
冬:防犯、防風、防寒 ⇔ 採光(熱)

これを全て満足するのが無双格子(格子戸が2枚重なっていて、1枚を左右に少しずらすことによって隙間を開閉/調節することができる)だったわけですが、作ってもらったのは雨戸の一部だけが無双格子になっているもので、これでは採光、通風ともに不十分なことが分かったのです。

これに代わるものは、というと、まず夏と冬に分けて考えてみます。

夏は普通の格子戸で行けますね。冬は風は通さなくても良いので、これは普通のサッシで十分です。

なら、昭和のガラス戸やめてサッシに替え、格子戸をつけたら? という意見もごもっとも。

それでもねぇ~。このガラス戸は替えたくないんですよね。

そこで。こんなのはどうでしょう? 格子戸とサッシを合体させてみたら?

つまり格子戸にアクリル板を貼り付け(脱着可能なように)、夏場はアクリル板を外して通風を確保、冬はアクリル板を付けて採光を確保しつつ風と寒気をシャットダウンします。

最初からこれにしておけば良かったのですが、日本古来の「無双格子」についつい・・・。(サントリー博物館も採用しているようです)

事前に調整は大切ですね。