「東京物語」を見ていて「お、、、」と思った言葉の一つ。
近所の人に「お天気が良くて良かったですね」かなんか言われて、蒼井優さんが答えた言葉が
「おかげさまで・・・」
です。
「なんで・・・? 関係ないやん」
そうです、お隣さんの行いが良くて天気が良かったのか、ただの偶然なのか、よくわからないのに、「おかげさまで」なんて・・・・
でも違和感は無いですね
言われた方も、特に悪い気はしませんし、「いえいえウチなんて、、、、」とか、返事をする必要も無さそうです。
うむむ、、、なんて便利な言葉なんだ
謙虚に相手をたてて感謝の意を示しながら、どんなことにも対応できる魔法の言葉です。
急に声をかけられて、言葉に窮するときなんか、いつでも使えそうな感じ
ちなみにgooの辞書で引いてみると・・・
他人から受けた助力や親切に対して感謝の意をこめていう語。「―で息子も卒業できました」
うむむ、、、、感謝の意をこめて、か・・・・
挨拶や接頭語の類に近いのかと思って、「便利な言葉」だと思っていたのですが・・・・・
本当に助力や親切を受けたかどうか等は、この際関係ありません。
細かいところは気にせずに、例えあいさつであっても、とにかくココロを込めて言わないと、表面的なものになってしまいますね
「感謝の意」か・・・・
確かに天気がいいのは誰かのおかげではないかもしれません。
ラッキーなのか、日頃の行いが良かったからなのか、理由なんかどうでも良く、とにかくありがたいことなのだから感謝する気持ちが大切。
その感謝の現れが「おかげさまで」なのでしょう。
誰かれ構わず感謝の意を告げて回る・・・・
挨拶として、みんながそれを実行したら、なんだかとっても豊かな社会になるような気がしました
便利な言葉には変わりないし、あと感謝の意を込めるだけなのだから、とりあえずやってみようと思います~