子供の頃、昆虫博士になるのが夢でした。
愛読書は「ファーブル昆虫記」
同級生の友達がセミやバッタを捕まえては、次々と血祭にあげてあの世に送り込んでいる傍らで、ボクはセンチコガネ(ふんころがし)を見つけて、ウンコのところに誘導したりしていました。。。
穴の中でひたすらウンコを食べ続け、自らも切れ目のない長い長いウンコを出し続けるセンチコガネも好きでしたが、大量のアオムシを生かさず殺さず、動けないようにして巣穴に閉じ込め、卵を産み付ける狩人バチも好きでした
昨日、外で仕事をしていたら、肩にハチがとまりました。
「ヤバい、動くな!!」
と自分に言い聞かせて、そっと見ると・・・
一見アシナガバチに見えるそいつは、お腹にアオムシを抱えているのでした!!
「おっ!! 狩人バチ!!」
急いで写真を撮りましたが、ヘタに動けないのと体勢が悪いのと、画面が見えないので、ピンボケです。。。

これもピンボケ。残念

いい写真を取ろうとモゾモゾしているうちに、ハチは飛んで行ってしまいました。。。
「ちぇっ、残念・・・」
と、思って、ふと肩を見直すと、何か乗っている。
どうやらハチは獲物を置いて行ってしまったようです。

「ちゃんと持って帰れ!!
」
アオムシ君は結局、動けなくされ損、ということになってしまう。
死んでいるのか、生きているのか、ピクリとも動かないアオムシ。。。合掌
と、今書きながら思ったのですが、これアシナガバチが自分が食べるつもりで狩ってきた、ただの食料のアオムシじゃないかという気がしてきました。。。
だとすると、特段珍しいものでもないか・・・