焙煎中に火が出て焦りました・・・
途中でザルの蓋を留めているクリップが外れかけたり、なんかかんかで焙煎機の調子が悪く、、、
えらく時間がかかっていたのは事実。
17分を過ぎて、やっと2ハゼまでこぎつけたと思ったら、やたらと温度の上昇が早い。
「火力が強すぎたか??」
と思ったけど、この時間帯に限らず温度上昇率が上がるのはおかしい
でもとりあえず火を緩めて、、、も緩めても温度上昇が治らな・・・
と、思ったら、もくもく煙が出てきて、中で燃えているのに気付きました!!
「落ち着け、落ち着け、、、」
自分に言い聞かせながら、やるべきことは・・・
ガスコンロのボンベを取り外し、温度計は、、外れない。
コンロは五徳を外さないと焙煎機から抜けないので、救出は無理。
あとはすべて金属なので、このまま燃え尽きて鎮火するのを待つか。。。
と、思っていたら、ヨメが血相を変えて来て
「水かける?」
いやいや、屋内だし、どうやって運び出すの?
、、、ひきずってくか
ズルズルと引きずりながら外に引っ張り出し、ホースで水をかけて消火しました。
ヨメが来なかったら、しばらく火が付いたまま呆然としてたに違いありません。
いろいろ考えを巡らせながら、冷静にしていたつもりでいたのですが・・・
実は緊急時の頭に切り替わっていませんでした
屋内でも水をかけて消火して、あとから拭けばいいやん。
熱した金属に水をかけるのは良くないけど、そんなこと言ってる場合じゃない。
火がついてたって、移動する方法なんか引きずってもいいし、軍手をはめて運んでもいい。
なんなら外に蹴飛ばしても良かった。
ガレージの一画で、周りに何もなかったし、天井に届くほどの炎でもないし、、、
その時はこのまま放置しておいても火事にはならない、と思ったのですが、
火って、何が起こるかわからないので、まずは消すことを考えないと
水をかけたら床が濡れるとか、焙煎機が壊れるとか、そんなことを冷静に考えてる場合じゃない
それは冷静とは言わない。
パニックの時って、客観的なものの判断が出来なくなってしまうので、注意しないとなぁ~
火事の時にまくらを持って出る、みたいなのはまさにそれです。
決して間違ってはいない、それが無いと眠れないから大事なのはわかるが、
もっと他にあるでしょう? ということなんですね。
ちょっと勉強になりました
ところで、別棟の離れたところにいたヨメがなぜ気づいたかというと・・・
滅多に声を出さない柴犬のコムギが、不安げに鳴いて落ち着かなかったらしい。
ありがとう、コムギ
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