いろいろ考えたものの、一番シンプルな形に落ち着きました。
軸と温度計を「✕字」型に固定します。
ただし、温度計の摩擦対策として、軸との固定はスペーサー(筒)を介しています。
要は回転軸とスペーサー(筒)を「x字」型に固定し、それがザルの底の部分に来るように位置調整します。
温度計はそのスペーサーにブスっと突っ込むことになります。
簡単に固定と言いますが、、、
軸とスペーサーをどう固定するかが悩ましいところ。
回転している軸に固定するには、針金で巻くくらいしか思いつきません
しかも回転する軸と回転するザル、回しているうちにスペーサーがスルッと抜けたりしないようにしないといけません。
なのですが、スペーサーはただの筒なので、動かないよう固定するのに引っ掛けるところがありません。
一番理想的な加工は、両端をラッパ状にすることです
先がテーパー状になったものを叩きこんで、入り口部分を広げれば良いのですが・・・
なかなかそんな都合の良いツールが見つかるはずもなく、仕方なくラジオペンチで端部を折り曲げました。
このとき、どうやら真円でなくなったのか、バリが出たのか分かりませんが、温度計が刺さらなくなったので、やすりで削ったりして調整しています(これが後程物議をかもします)
軸とスペーサーを針金で縛って固定完了
これに温度計を差し込みます。。。
が、、、入らない・・・ (写真は温度計が刺さった状態)
これまで何度も温度計を差して調整したのですが、その調整には、2本ある温度計のうち壊れた方を使用。
同じモノなので当然太さも同じ、と思っていましたが、微妙に違うようです・・・
軸とスペーサーを固定したうえで、ザルが安定して回るように、かなり調整に手間がかかったので、
今更外すことは考えたくない。
この状態でやすりを突っこんで削ったりして、なんとか刺さるところまでたどりつきました。
温度計が抜けないのなら、豆の出し入れの際にザルを焙煎機から外すことは出来ません。。。
面倒ですが、ザルが取り付いた状態で豆の出し入れをすることにします。
(そんなことなら、スペーサーではなく長いパイプを使用して固定する等、もっと簡単な方法があったのに)
それでも、なんとか完成しました~
側面に温度計がぶっ刺さっています。
左側に差すとそうなってしまうのですが、数字が上下逆さですね・・・
写真を撮っていて気付いたのですが・・・
温度計の角度を間違えました。
上下の角度は良かったのですが、前後も考慮する必要がありました
ザルを下から手前側に回転させると、豆が手前に寄ってきます。
そのためコンロの中心を軸より手前に持ってきています。
さらに、ザルの形状を考慮して、軸を傾けていました。
ザルのクチの部分がカバーの奥に干渉しないよう、広くなっている部分を手前に持ってきています。
さてさて、焙煎してみてどんな結果になるか・・・
楽しみです~
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