佐倉市議会はしおか協美
市政にキョウミ
 



少子化対策に成功している海外の事例はありますか
とは、人口をめぐる現状と課題として内閣府のホームページに掲載されていますので、是非、ご一読頂きたいのですが、『日本では現物給付よりも現金給付の割合が高い特徴がある。そして、現物給付の割合が大きい国は、出生率においても高い傾向がある。』とあります。スウェーデンもフランスも現物給付が5割を超え、出生率は高いです。東京都の子育て支援策の一つとして出産時の10万円分の現物給付を思い出しました。バギーやベビーベッド、下着衣類など必ず必要になる最低限のものを誰もが揃えられるようにしてあります。
確かに現金は自由度が高いですが、必ずしも出産時の必要品に使われるとは言い難いのが現実です。
岸田文雄首相は「異次元の少子化対策に挑戦する」と表明し国がこれから子育て支援策を打ち出すところですが、すでに海外の状況を研究していると言えますので是非、期待したいと思います。
フランスも1993年から1994年にかけて出生率が1.65まで落ち込みましたが、出生率を高める政策で成果をあげ、2010年に合計特殊出生率が2.03人に達したことに学ぶべきことは多いと思います。
昨日の総合計画関連議案審議特別委員会・文教福祉分科会でも佐倉市の施策として力を入れている子育ての4年後の目標値について意見を述べましたが、子育て支援は市外へのメッセージに繋がることだと思います。



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