決算委員会は9月24日~27日ですが、議会開会前に決算説明が全議員に対しありました。
15歳までの年少控除が廃止され、16歳から18歳の特定扶養控除の上乗せ分が廃止された税制改正により
個人市民税が増収になっていますが、実質では減少傾向にあることには変わりありません。
固定資産税の歳入は3年毎の評価替えの年に当たり、評価が下がったため減収。
震災後に中止した花火大会をH24年度は復活して、商工費の歳出が15パーセント増加。
小中学校校舎の耐震化のための改築改造工事により教育費が増加。
目的別歳出の構成比で一番多いのは民生費、全体の36.6パーセントを占め、高齢化によりこれからも増加傾向です。
新たに出された、印旛沼周辺活性化推進プランや企業立地促進の施策をはじめ、現在の施策を歳入増へ繋ぐことが
急がれています。
経常収支比率は、93.0パーセント (H23 トヨタのある豊田市は64.6 夕張市は125.6)
財政力指数は0.90
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経常収支比率は、財政構造の弾力性を測定する指標で低ければ低いほど財政運営に弾力性があり、
政策的に使えるお金が多くあることを示しています。
人件費や扶助費、公債費など縮減することが容易でない経費(義務的経費)に、地方税や地方交付税などの
一般財源がどの程度費やされているかを求めたものです。
平成22年度佐倉市は89.6でした。
財政力指数は、その団体が標準的な行政を行う場合に必要な一般財源額(基準財政需要額)のうち、
どの程度地方税等の収入(基準財政収入額)でまかなえるかを示したもので、以下により算出したものです。
財政力指数=基準財政収入額÷基準財政需要額