佐倉市議会11月定例会質問が明日から始まり、最初は私が所属する会派さくら会山口文明議員の代表質問です。
質問項目の第一番目。市長の政治姿勢についての中で、大学誘致についてさくら会を代表して質問する予定です。
私は、知の拠点としての大学、そして図書館や会議室、ホールなどを大学と市民の共同利用をはかる目的のための誘致を当選依頼変わらずもとめてきました。
また、施設は避難所の機能としても活用でき、若い世代の大学生による市の活性化が図れると考えています。
そして、H24年11月議会で順天堂大学誘致の意見書をさくら会で発議し可決されました。
市では昨年5月より、大学等の誘致に関する懇話会が設置され、議事録は以下のHPでご覧になれます。
「佐倉市が実施した市民意識調査によると、大学誘致による効果として、市民の期待が高い 項目は、昼間人口の増加や地域コミュニティの活性化、
学生の社会貢献などですが、これま でに大学誘致を行った先進自治体においても、昼間人口の活性化、コミュニティの活性化な どについては、
効果が実感されており、この点については市民のニーズに十分に応えること ができると期待できます。一方、雇用の拡大については、
今回行った先進地に対する調査に おいて、効果を感じたと回答した地方公共団体は4分の1に留まっており、大学の誘致によ り雇用機会の
大幅な拡大を期待することは難しいのではないかと思われます。 誘致にあたっては、それらのデータを踏まえて、誘致の目的、行政側が
期待する効果等をあ らかじめ整理し、なぜ、その大学(学部・学科)を誘致する必要があるのかを分かりやすく 市民に明示すべきである
と考えます。また行政側からの説明に加えて、大学側からも、いつ、 どのように地域への貢献を実行するのか説明がなされることが望ましいと
考えます。 また、学生の社会貢献などについては、市から大学に働きかけることで更に効果を高める ことが可能です。この他にも、市と大学との
関わり方によって誘致の効果を高めることが可 能な分野があると思われます。」
3.11の地震と昨年の台風26号による被害を踏まえて、大学としても結論を出すタイムリミットは迫っていると思いますので
まずは、明日の質問に対する答弁に注目したいと思います。
(写真は東京大学-昨年H-PAC3期『医師に対する“死の教育・研修”の充実を』 ~自分らしく、より良い最期を迎えるために
&R-HPACの勉強会会場としてお世話になりました。大学は現役学生だけの学びの場にとどまらず生涯学習の場、研究の場でもあります )