諸外国での日本文化の普及と能の理解をワークショップで広めたことが認められ、外務大臣表彰を拝受する主人のお伴で
外務省飯倉公館へ。
外務大臣表彰は,外務省HPに「多くの方々が国際関係の様々な分野で活躍し,我が国と諸外国との友好親善関係の増進
に多大な貢献をしている中で,特に顕著な功績のあった個人および団体について,その功績を称えるとともに,その活動に対する一層の理解
と支持を国民各層にお願いすることを目的としています。」と、掲載があります。国内の受賞者は22名。ありがたいことですし、
何よりも先代へ心から感謝の気持ちを伝えました。
これからも、日本の伝統文化の素晴らしさを伝え、佐倉市内をはじめ小中学校での能楽教室を開催し、
歴史・自然・文化のまちへと繋ぐ活動をしてまいります。
私も母であり、妻であり、嫁であり、議員でもあるからこそ、色んな立場から物事を見る機会を頂き、声も頂いていると感謝しています。
以下、過去の海外公演です。
1967年の公演は2か月にもわたる長期欧州公演だったそうです。
1967 観世流欧州公演7か国(コペンハーゲン、オスロ、ストックホルム、ゲーテボルグ、ヘルシンキ、ノルコピング、ウブサラ、リスボン、
コインブラ、パリ、アミヤン、ロンドン)シテ「菊慈童」
1987 観世流海外演能団 米サクラメント 仏アンジェ 独ブレーメンにて「葵上」「土蜘蛛」「船辮慶」
1989 加オタワ、ウィニペグ、エドモントン、バンクーバー、米シアトル「葵上」「土蜘蛛」
1993 ニューヨーク、クリーブラント、ピッツバーグにて脳死をテーマにした
新作能「無明の井」(多田富雄原作)
1997 天皇陛下欧伯記念サンパウロ「葵上」「羽衣」
1998 国際交流基金派遣公演団長 伯ブラジリア、レシェフェ、クリチバ、リオデジャネイロ、サンパウロ「葵上」「土蜘蛛」
2004 大韓民国ソウル「高砂」シテ
2006 観世流ニュージーランド演能団長 オークランド、パーマストンノース「高砂」「羽衣」
ウエリントンにてワークショップ
2013 2013観世流欧州演能団長 ライデン「高砂」ウィーン「高砂」「猩々」
2014 2014観世流欧州演能団長 マケドニア 在ウィーン日本大使館、在ウィーン日本政府代表部主催能公演「高砂」「葵上」
2016 海外公演の予定