銚子電鉄制作の映画「電車を止めるな」を観ました。
『当社は今年(昨年の社長ご挨拶)7月に創業98年を迎えます。関東最東端の街で、通勤・通学、そして観光のお客様を乗せて走り続けてきました。
しかし近年はモータリゼーションの発展、沿線人口の減少による業績悪化に悩まされ、鉄道事業は年々厳しさを増しています。 こうした状況を改善すべく、ぬれ煎餅の製造販売、そして「経営状況がまずい」ので『まずい棒』、「経営がサバイバル」なので『鯖威張るカレー』を販売するなど食品メーカーとしてのプライドをかけて、なんでもありの生存戦略で鉄路を守ってまいりました。しかしながら台風襲来、追い打ちをかけるようにコロナ禍に見舞われ、運転資金に事欠くほどの事態に陥りました。老朽化した変電所の大規模修繕も控えており、その資金を用意できなければ、いずれ電車は止まってしまいます。
銚電を必要とする人たちのためにこれからも電車を走らせ続けたい…。そんな想いから、映画『電車を止めるな!』を制作いたしました。おかげ様でクラウドファンディングでは500万円の製作費を集めることができました。皆様のご支援に心より感謝申し上げます。」
と、厳しい中にウィットに富んだ事業を次々に創造している精神が映画の中にぎっちり詰め込まれていて、見終わった時には早速銚子電鉄に乗りに行こうと思う映画でした。
映画は2000万かかったそうですからまだまだ頑張らないといけないと説明されていましたが、銚子電鉄ファンのみならず、町おこしの原点が見れるので、おすすめで自主映画会を企画できるようです。