川崎市にある「すずの会」は平成7年にちょっと困った時に気軽に鈴を鳴らして下さいという思いで、制度の届かない問題の解決するために活動をスタートし、現在は認定NPOとして2箇所の拠点をもっていらっしゃいます。
野川セブン(民生委員、地区社協、地域包括支援センター、行政、施設、ケアマネ、医師、薬剤師、弁護士など34団体が参加)や
「ダイヤモンドクラブ」ご近所サークル=お茶飲み会開催は自由に決まりごと無く、会費100円、会場費2,000円上限10,000円で運営、
世代を超えて本音がいえる居場所、いざという時、頼りになるご近所を目指して活動していらっしゃいます。
ゲストスピーカーのすずの会鈴木恵子代表と佐倉市内の支え合いサービス3団体のパネルディスカッションでは
担い手不足
高齢化
活動仲間広がらないなどの3大悩みに対して、竹灯籠まつり、ひな祭り、鯉のぼりなどのイベントを通じて声掛けをし担い手不足を解消して活動している団体、
寄り添う気持ちを忘れずに、できない事は割り切ってお断りするとおっしゃる団体、
福祉推進校の中学生を巻き込んで担い手になってもらった団体、
スマホの使い方を大学生が教えたり、団地のゴミ出しを小学生が担い手になっているすずの会、子ども会に変わるものとして楽しみ隊が様々なイベント企画をしている団体のお話を伺うことが出来ました。
すずの会では、コロナ禍で地域活動も停止となり、繋がりが切れ、気になる人の増加、役割を失ったボランティアを課題として挙げ、コロナの今こそ地域の出番と身近な生活課題に対応する思いで、リスタート。まずは、このままでいいのかと気になる人の声を聴くために電話作戦を展開したそうです。
それぞれの団体から学ぶべきことが沢山あり、今後に是非、活かしていきたいと思います。