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佐倉リトルシニアが、全日本中学野球選手権大会ジャイアンツカップ優勝を果たし
有終の美を飾った活躍は、歴史に残るものとなり、今でも東京ドームの感動を
忘れることが出来ません。
その佐倉リトルシニア第25期生29名の卒団式で、松井 進監督が卒団生に対し述べられた言葉が
とても印象的でした。
「様々な進路先で野球部に所属し甲子園を目指し、またその先にはプロ野球を目指していくと思いますが、
怪我をしたり挫折をしたりと、どんなことがあっても途中で辞めずに野球部員として
続けて下さい。」
中学生時代に大きな栄光を勝ち取り、高校に進学した後に味わう挫折感は大きく
栄光を勝ち取った道はおろか、高校を中退してしまう子ども達は沢山います。
義務教育は中学3年生までですが、青少年育成という観点から中学卒業後の子ども達を
家庭で、地域で、行政でサポートすることが重要と考えています。
会派のぞみは、8月議会討論にて義務教育を終えた後の青少年育成について
以下のように申しのべました。
「平成27年度146名だった不登校の児童生徒は、平成28年度には167名となり、
中学生においては1年間全く学校に登校できない全欠の生徒もいたということです。
中学生は学校への復帰率が低い為、義務教育終了後を見据えたサポート、
そして卒業後においても佐倉市と教育委員会における継続的な支援体制の構築を求めます。」
子どもから大人まで、人生は失敗や挫折がつきものです。もちろん自分も例外ではありません。
その時に、やり直しがきく事を理解できるように、小さいころから小さな挫折の経験は必要ではないでしょうか。
苦難幅門とはいえ、
周りに支えてくれる人は必ずいますから、悩んでないで相談して下さい。
橋岡協美 090-7816-7745
佐倉リトルシニア松井進監督、髙橋常雄事務局長、武田眞一理事はじめ関係者の皆様のご尽力に感謝申し上げます。