大府市は、平成23年8月から、国立長寿医療研究センターと協働し、大府健康長寿サポート事業として
「脳とからだの機能」に着目した「脳とからだの健康チェック」を大府市内在住の65歳以上の方を対象に、
認知機能検査、口腔機能検査などの検査を行い「健康で長生き」を目指しています
また、大府市と東浦町では、健康・医療・福祉・介護施設が集積しているあいち健康の森とその周辺地区をウェルネスバレーと称し、
この地区において健康長寿の一大拠点の形成を目指す「ウェルネスバレー構想」を掲げています。
関係機関や地域住民、産業界の方々との交流や連携により、「健康づくり」、「医療」、「福祉」、「産業振興」など
様々な分野において、「超高齢社会」が抱える課題の解決と「幸齢社会」の実現に向けてに向けた先駆的な取組を視察。
大府の駅を降りた広場に「健康都市 大府」とあり、市の顔がはっきりとしていました。
視察は、深谷直史議長のご挨拶で始まり、大府市議会では視察内容の所管委員会委員長が、視察受け入れすることになっているとのことで
早川高光厚生文教委員長、三宅よしのり総務委員長にもお世話になりました。
施策については、近藤恭史企画政策部ウェルネス推進室長、松尾泰明主任、
阪野嘉代子健康推進課長
長江敏文健康都市推進室長、佐々木友美子主査、島田真希主査から説明頂きました。
議会事務局の 原田好美係長、宇井佳代子主任にも駅送迎や議場をご案内頂いたり、お世話になりました。
健康長寿と産業振興? それは、リハビリの機械を地元企業が開発し、県と連携してユーザーとなる高齢者施設や病院と繋ぐ
サポートし、産業振興にしています。
ウェルネスバレーの国立長寿医療センターロボットセンターを作業療法士の高野映子さんにご案内頂き、
ロボットによるリハビリは、リハビリを受ける患者さんのリハビリの効果と楽しさ、作業療法士さんの負担軽減にとってもメリットが大きい事を
実際に試させて頂き実感をしました。
大府はトヨタ関連の工場も多く、全国で走るトヨタヴィッツは全て大府で生産されているそうですが、
関係機関や地域住民、車産業界等の方々との連携による健康長寿日本一を目指す取り組みは大府市ならではの所も
多々ありますが、佐倉市の施策に活かしていきたいと思います。