我が家にもポケモンがいると客人から教えてもらいびっくりしましたが、
歩きスマホ、運転中のスマホ、夜中の出歩きによる犯罪や事故が増加し、
千葉県警が「STOP!歩きスマホ!」を呼び掛けています。
また「千葉県青少年健全育成条例」は、青少年を健全に育成し、なおかつ有害な環境・行為から保護することを目的として
制定されていて、第23条・第23条の2に以下の通り、深夜外出の制限が定められています。
保護者は、特別の事情がなければ、深夜(午後11時から翌日の午前4時まで)青少年を外出させないよう努めなければなりません。
だれでも、威迫し、若しくは欺く等不当な手段により、又は保護者の委託若しくは承認その他正当な理由がなく、
深夜に、青少年を連れ出し、同伴してはいかいし、又はとどめてはいけません。
(違反すると、20万円以下の罰金又は科料)
※青少年であることを知らなかったことを理由に、処罰を免れることはできません。
先の参議院選挙から18歳の選挙権が認められました。
選挙で投票できる年齢が20歳から18歳に引き下げられたことを契機に、
「少年法が適用さ れる年齢も、現在の20歳未満から18歳未満へ引き下げるべきだ」という議論が起きています。
少年法の適用年齢は、 少年の立ち直りや再犯防止に有効であるかどうかという観点から考え
丁寧に議論を深める必要があり、
「千葉県青少年健全育成条例」に保護者は、特別の事情がなければ、
深夜(午後11時から翌日の午前4時まで)青少年を外出させないよう努めなければなりません。
と、あるように発達過程にある青少年の健全育成にとって、家庭と地域の力が更に重要となっています。
経済的な問題をはじめ沢山の課題を抱えた家族や地域をどう支えるか、行政の役割は何かを
見極める必要があります。
相模原の障がい者施設での陰惨な事件や夜遅くの歩きスマホの子ども達を見て、年齢だけで一律に線引きするだけでは、
子ども達、青少年の健全育成を推し進めることが出来ない難しさを感じています。