攷の会の皆様と小学校の遠足以来ぶりで、鋸山へ。
日本寺は約1300年前、聖武天皇の勅詔を受けて、行基菩薩によって開かれた関東一古刹の曹洞宗のお寺さんです。
階段を登って登って大仏様(薬師瑠璃光如来)、百尺観音像、千五百羅漢石像群などをお参りしました。
外国人観光客のリピート率が高い鋸山・日本寺の魅力は何か・・お参りするのに階段をたくさん登るので達成感を得られる、
頂上の地獄のぞきの写真はSNSで人気。
12月、1月の水仙、2月の梅、4月の桜、6月の紫陽花・・花が楽しめる。
我々日本人より外国人観光客の方々のほうが、手際よく手前から写真を撮る人と写る人に手分けしてインスタバエする写真を
撮っていました。
私が撮影した写真は、上記の左上部ですが、天気が良ければ、以下のような写真(yahoo検索画像)も可能です。
この写真を撮るだけではなく、近くに漁協が経営している「ばんや食堂」(下記の魚尽くし定食写真)や
廃校になった保田小学校を道の駅にした魅力的な場所があります。
ひと・もの・かね が回るだけでなく、さらには防災施設の機能も備えている一石二鳥の施設です。
佐倉の魅力は沢山ありますが、交流人口が増加するだけでなく、やはり地元が潤うことが大事ですよね。
昨年10月に、東金市倫理法人会モーニングセミナーで道の駅保田小学校大塚克也校長先生の以下の通り、講話を伺いました。
千葉県には道の駅が27ヶ所、全国には1117か所あり、
道路利用者のための「休憩機能」、
道路利用者や地域の方々のための「情報発信機能」、
そして「道の駅」をきっかけに町と町とが手を結び活力ある地域づくりを共に行うための「地域の連携機能」、
の3つの機能を併せ持つ休憩施設が「道の駅」となりうる条件です。
2014年に廃校になった鋸南町保田小学校を改装して建てられた、指定管理者運営のユニークな道の駅。
12億円で目的替え改装、店内は、教室だった場所が使われており、小学校の趣を感じることができます。
椅子やテーブルなども小学校の時のもので、跳び箱も展示スペースになっています。
防災機能にもなっているので宿泊施設の2階テラスを広く取り避難所になるように設計しています。
地元雇用を50名生み出しています。
売り上げの3割を占める保田小学校オリジナル土産物もバラエティーに富んでいます。
直売所は全国に1万7千か所あり、道の駅も直売所も勝ち組と負け組と2極化していると伺いましたとおり
佐倉にも道の駅とご意見も頂き、私も共感するところですが、みなさんが望んでいるのは、
繁盛している道の駅、勝ち組の道の駅です。
私は民間の専門性を活かし、運営コストが低減できる指定管理による運営に賛成ですが、
残念ながら、草ぶえの丘やコミセンが指定管理から直営になりました。
その様な中で、現地視察と大塚克也校長先生の講演から、勝ち組の道の駅を作るのは簡単ではないことを
実感しました。
何かを作ることで課題が解決するのではなく、その施設の機能を活かして課題を解決することが
先にあると痛感した講話でした。
それにしましても、本日は土曜日という事もあり、駐車スペースが見つからないほどの大混雑でした。
佐倉の観光施策、シティープロモーションについては、来週月曜日からの予算審査特別委員会で質問いたします。
攷の会の皆様、お世話になりました。
本日のウォーキング11,052歩、上った階数45階。鋸山は標高329M