中国から渡ってきたのがテッセンで、イングリッシュガーデンで使われているのがクレマチス?
現在は、双方の花がともに、テッセンともクレマチスとも呼ばれているそうです。
一期一会は能から来た言葉で、初日があって、中日があって、千秋楽を迎える形とは違い
たった一回の公演にむけて、日々お稽古を続けます。
リハーサルはお申し合せと言って、主役を演じるシテ方をはじめ、ワキ方、狂言方、囃子方・・
それぞれが完璧な状態で、お申し合せにのぞみ、本番同様に1回だけ行い「今のところもう一度!」~なんてありません。
今年は、創業100年の会社が多くあるそうですが、100年続いた理由が必ずあると思います。
能は、600年以上まったく同じ形式で演じられている理由がやはりあるのだと思います。
何よりも世阿弥をはじめ、能の原作者が無駄なものを一切そぎ落とし、本質のみを表現した形に作り上げ、
後から手を加えたりする余地が無い程、完璧に出来ているからだと思います。
日本は、総理大臣が1年しか続かない国になってしまった理由がやはりあるのだと思います。
続くものと、続かないもの~
友人から頂いた、テッセンの写真を見ながら、
呼び名をなんと呼ばれても、多くの人から愛でられ、栽培され続ける花がある事に深い意味を感じました。