こころの文庫(つねじいさんのエッ!日記)

家族を愛してやまぬ平凡な「おじいちゃん」が味わう日々の幸せライフを綴ってみました。

記憶の風景・スター

2017年07月30日 09時10分34秒 | Weblog
展示するために
写真を片付けていると、
倉庫の一番奥に、
大事にしまっていたパネル写真が。
まだ20代血気盛んな私が、
ふん装したものです。
そして!
当時恋に仕事にお芝居に、
行き詰まり、
どん底にいた私に、
かすかだが明日への希望を
与えてもらった人との接触記念の、
直筆のエールが、
そこに残っていました。

当時、
アパートの1室にこもっていた私を
引っ張り出したのは、
加古川時代の演劇仲間でした。
彼が引っ張っていったのは加古川市民会館。
『悲しき恋泥棒』(矢代静一作)の
演劇公演がありました。
実は3か月前に
自分が取り組んだお芝居でした。

同じ主役をやっていられたのは、
今は亡き緒方拳さんでした。
なんと友人は、
その楽屋まで
私を引っ張っていきました。
大河ドラマで有名な男優との初遭遇。
憧れのひととの出会いでした。
「へえ、この役、やったんだ?」
気さくなスターでした。
そのスターとの共通の話題で、
もう夢見心地の時間を送りました。
そして、
友人が持ち込んだパネル写真に、
すらすらと……!
「地方で頑張ってる君を応援してるよ」
たぶんリップサービスだったのでしょう。
しかし若者には
それだけで十分でした。

その言葉でわたしは生き返れたのです。
あれがターニングポイントでした。

わたしの人生、誰彼のおかげで、
いまがあるのを
またまた実感してしまいました。

人見知り人嫌いであるはずの私なのに、
生きるすべを身に着けたのは、
出会ったひとたちの
おかげだったのです。
わたしの人生、
ひとりではなかったのです。(ちょっと興奮しています。笑)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

さわやかだなあ

2017年07月30日 00時43分25秒 | Weblog
康優良漫画でした。
こんなに
日常を明るく描かれる作者に、
敬意を表します。
このころは、
少年漫画家が
少女漫画も担っていた時代でした。
関谷ひさしの少女漫画は
少年漫画とさほど変化のない
描き方でしたね。

寺田ヒロオ、関谷ひさし、つのだじろうの
御三家はPTA好みの漫画を
描いていた感じかな。
どちらにしても、
一時代を代表した漫画家さんたちでした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする