数年前、
母校が
夏の兵庫県地区予選大会でベスト十六に。
同窓会の役員だったわたしにも
連絡が来た。
この勢いだとベスト八どころか、
その上までいきそうだという。
動員に応じて明石の球場へ足を運んだ。
暑い日で気乗りしない観戦に臨んだが、
後輩たちの活躍する姿が胸を打った
。吹き出る汗も全く気にならなくなった。
選手の一挙手一投足に全神経を注いだ。
そして最終回をゼロに抑えて
勝利が決まったときは、
我を忘れて隣席の卒業生らと
抱き合って喜んだ。
喜びの爆発は抑えられなかった。
翌朝の新聞に母校の名前を見つけると、
ジワーッと試合観戦時の感激が全身に蘇った。
「ここおとうさんの母校やで!」
家族が呆れるほど興奮していた。
卒業で無縁になった母校への思いが
まさか野球で復活するとは!
準々決勝で敗北した
汗と泥にまみれた球児たちに、
惜しみなく拍手を送った。
母校への誇りが私を支配していた。
ここ数年、
わが母校は全国ものづくりコンテストに入賞は聞くが、
野球部の活躍は
とんと聞かなくなったなあ。
ちなみに工業高校です。
母校が
夏の兵庫県地区予選大会でベスト十六に。
同窓会の役員だったわたしにも
連絡が来た。
この勢いだとベスト八どころか、
その上までいきそうだという。
動員に応じて明石の球場へ足を運んだ。
暑い日で気乗りしない観戦に臨んだが、
後輩たちの活躍する姿が胸を打った
。吹き出る汗も全く気にならなくなった。
選手の一挙手一投足に全神経を注いだ。
そして最終回をゼロに抑えて
勝利が決まったときは、
我を忘れて隣席の卒業生らと
抱き合って喜んだ。
喜びの爆発は抑えられなかった。
翌朝の新聞に母校の名前を見つけると、
ジワーッと試合観戦時の感激が全身に蘇った。
「ここおとうさんの母校やで!」
家族が呆れるほど興奮していた。
卒業で無縁になった母校への思いが
まさか野球で復活するとは!
準々決勝で敗北した
汗と泥にまみれた球児たちに、
惜しみなく拍手を送った。
母校への誇りが私を支配していた。
ここ数年、
わが母校は全国ものづくりコンテストに入賞は聞くが、
野球部の活躍は
とんと聞かなくなったなあ。
ちなみに工業高校です。