家の裏手に位置する高峰神社へ、
源ちゃんを連れて散歩を決め込んだ。
境内から駐車場へと並ぶ桜の木が、
遠目に華やかな気配をかんじさせていたからだ。
間違いなかった。
満開とはいかないが、
かなり花開いている。
桜を見上げながらの散策。
源ちゃんはサクラより他のものにきょろきょろ。
まだ子供の源ちゃんに春の季節、桜の良さは分かるまい。(笑)
私も子供のころはサクラなど興味すらなかったなあ。
いつも本や漫画雑誌を読みふけっていたヘンな少年だったっけ。
春夏秋冬、どの季節もヘンな少年の目を虜にできなかったのは確か。
人並みに四季の移ろいを意識し始めたのは、
社会人になり初恋を経てからだった。
彼女に誘われて、花を愛でる楽しみを教えられた。
四季の趣も彼女の存在がなかったら、
いまも楽しむことはなかったに違いない。
恋に、彼女に、出会えたことに感謝である。
ちなみに彼女はすべてに鈍感な私に呆れたのか、
四国へ帰るという名目で去ってしまった。
人間らしさを取り戻させてくれた天使は、
人生を通じ、
きっとたくさんの人を幸福に導いたのだと思う。
源ちゃんを連れて散歩を決め込んだ。
境内から駐車場へと並ぶ桜の木が、
遠目に華やかな気配をかんじさせていたからだ。
間違いなかった。
満開とはいかないが、
かなり花開いている。
桜を見上げながらの散策。
源ちゃんはサクラより他のものにきょろきょろ。
まだ子供の源ちゃんに春の季節、桜の良さは分かるまい。(笑)
私も子供のころはサクラなど興味すらなかったなあ。
いつも本や漫画雑誌を読みふけっていたヘンな少年だったっけ。
春夏秋冬、どの季節もヘンな少年の目を虜にできなかったのは確か。
人並みに四季の移ろいを意識し始めたのは、
社会人になり初恋を経てからだった。
彼女に誘われて、花を愛でる楽しみを教えられた。
四季の趣も彼女の存在がなかったら、
いまも楽しむことはなかったに違いない。
恋に、彼女に、出会えたことに感謝である。
ちなみに彼女はすべてに鈍感な私に呆れたのか、
四国へ帰るという名目で去ってしまった。
人間らしさを取り戻させてくれた天使は、
人生を通じ、
きっとたくさんの人を幸福に導いたのだと思う。