こころの文庫(つねじいさんのエッ!日記)

家族を愛してやまぬ平凡な「おじいちゃん」が味わう日々の幸せライフを綴ってみました。

ポン菓子

2021年03月22日 01時12分21秒 | 日記
薬師寺の世話役の引継ぎに出向いた。
二年の任期4人体勢で務めるが、
平均年齢71、2歳の精兵(?)たち。。
山の頂きまで続く
御堂や太子堂の見守り役である。
山を登り仕事の段取りを教わったが、
これが結構難行。
お大師様の月命日の21日は必ず集まり、
掃除、供花(シキビなど)、幟立て等々、
かなりの仕事をこなさなければならない。
既に老体のみんなにはきついなあ。
一応会計を引き受けた。
お賽銭の管理など、
これまた大変そうだ。
とにかくやるっきゃないのだ。

帰宅すると源ちゃんの迎え。
小屋から出してやると、
むしゃぶりついて来る。
こういう時はおやつというか、玩具代わりに蜜柑をプレゼント。
不思議に蜜柑は源ちゃんの遊び相手に最適である。
上手に咥えて皮を噛み破ったり、潰したりせずに、
足を器用に使ってくんずほぐれつする様は、
実に頬笑ましい。

おやつといえば、
子供のころはいまのように袋菓子などない時代。
大体おやつ自体がなかなか口にできない貧しい時代だった。
そんな子供が目を輝かせるのは、ポン菓子。
村に業者が来ると、コメをもっていく。
特殊な機械を使い、ボン!と爆ぜらせば、
加熱膨張したコメに砂糖を絡ませて丸い型に仕上がっていたと思う。
あれは最高に美味かった。
ただ爆ぜるときの爆音(?)が本当に怖かった。
びくびくしながら遠巻きに業者の作業を見守っていたなあ。

そうそう我が家の桜が一輪咲いた。
他はつぼみだが、もう春なのだ。

コメント
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