こころの文庫(つねじいさんのエッ!日記)

家族を愛してやまぬ平凡な「おじいちゃん」が味わう日々の幸せライフを綴ってみました。

麦踏みの季節は、いま

2021年12月01日 10時04分00秒 | 日記
きのう雨が降る予報で、
また家にいるしかないと覚悟していたが、
一向に雨の気配がない。
ならばと畑に。
一角に家の庭から植木を移植。
育ちすぎたほかの木の陰で、
肩身の狭い思いをしていたからだ。
いつも虫に葉っぱを侵食される酔芙蓉、
結構根が張っていたので、
慎重に掘り出したので、
かなりの時間、悪戦苦闘。
根を炒めることなく掘り起こせて「ホッ」
数本の植木の移植で版に異常を費やしたが、
なんとかおさまったので満足。
続いては、食害を受け続ける蜜柑を収穫。
食べると頃合いの味になっていた。
ざるに山盛りのみかん。
庭で育って、
これほど鈴なりに実ったのは初めて。
なんとなく嬉しくなった。
畑では菜の花とライムギが順調だ。
緑肥にしようと考えている。
すこし休んで乾燥した芋づるで、
クリスマスリースをつくってみた。
いい出来栄え。
孫の反応が待ち遠しい。
麦といえば、
子供の頃、
寒風にかじかむ手を、
ポケットに突っ込んだり、
こすり合わせたりしながら、
麦踏みを手伝ったっけ。
この作業は他の畑仕事と違い、
妙に楽しかった。
並んで麦を踏みながら、
兄と軽口を叩き合ったり、
歌を歌ったりと、
愉快な作業だった。
いまは麦踏みの姿など、
どこにも見られなくなった。
共に麦を踏んだ家族も、
残っているのは私だけである。(ホロリ)
コメント
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