こころの文庫(つねじいさんのエッ!日記)

家族を愛してやまぬ平凡な「おじいちゃん」が味わう日々の幸せライフを綴ってみました。

頼れる相手のいる幸せ

2022年10月24日 10時58分07秒 | 日記
最近、天井裏にネズミなどの活動が目立ち始めた。
そのネズミを求めて、
大きい獣が入り込んだのか、
夜中に驚くほどの音。
暗い深夜では見回ることも叶わず、
少しびくびくしながら眠れぬ夜を過ごした。
明るくなって探索(?)を始めたが、
壁や天井に穴ひとつ見つからない。
天井裏もと思うが、
脚立が危なかしくなった年齢、二の足を踏んでしまう。
そんな時に駆け付けてくれたのが、
上の娘の旦那さん。
板金工作の職人、昔でいうブリキ職人である。
実は私の父も同業で、
昔はしょっちゅう手伝いに駆り出されたものだ。
彼にはお手の物で、
長尺の脚立やはしごをササッと上り下り、
天井裏の開放部などを応急処置でふさいでくれた。
ついでに樋のつまりなども。
「またなんかあったらすぐ言うてください」
爽やかな笑顔が、内心感激ものだった。

わたし子供は4人、
息子二人は関東の方にいて、
めったに帰ってこられない。
わたし自身、
自分に関わることは、
自分で何とか処理する性格。
それが加齢とともに無理になってきている。
でも息子を頼れない現実は、どうしようもない。

しかし、
私にはもうふたり、
息子ができていたのである。
娘二人のパートナーたちだ。
姫路と高砂に家庭を据えている。
遠くの家族より近くの他人、
いや今は家族なのだ。
それを改めて気付かされた一件である。

前日のポートピアホテルへも、
別の娘のパートナーがハンドルを握り、
往復してくれた。
有難いことこのうえなかった。

極度の人見知りで育った私も、
身近な家族には、
心を開く時期が来たのを思い知る。
頼る相手がいてくれることの感謝を忘れずに、
人生カウントダウンを聞くことにしよう。(ウン)
コメント
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