難聴者の生活

難聴者の日々の生活から、人工内耳など難聴者のコミュニケーション、聴覚障害者の制度改革について語る。

全難聴の国連の障害者権利条約に対する取り組み

2012年01月10日 05時24分39秒 | 真冬のニューヨーク
国連inNY 現地リポート
「国連障害者権利条約」傍聴・サイドイベントのリポートです

第8回特別委員会(12)2006年8月
http://kokuren2005.269g.net/category/229682-4.html
http://kokuren2005.269g.net/category/229682-3.html
http://kokuren2005.269g.net/category/229682-2.html
http://kokuren2005.269g.net/category/229682-1.html

サイドイベント2006年1月(9)
http://kokuren2005.269g.net/category/229681-3.html
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第7回特別委員会(11)2005年8月
http://kokuren2005.269g.net/category/229679-4.html
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ニューヨークの地下鉄の案内

2006年01月26日 21時44分35秒 | 真冬のニューヨーク

060121_2331~001.jpg
060122_0243~001.jpg聴覚障害者にとって、文字情報は重要だ
ニューヨークの地下鉄の文字表示があるが、電車の行き先を示しているだけだった。次の停車駅とかドアの開く側とかを示している日本の方が情報量が多い。もっと、文字放送や映像なんか付いた案内もある。
空港の表示は、皆が当たり前に見ている情報だ。アナウンスだけではつかめない情報が分かる。継続的に表示される情報、遠くまで伝わる情報の表示、音声を必要としている人と視覚的に情報が必要な人と両方に情報が提供される仕組みが重要だ。   



ANAの搭乗サポート

2006年01月23日 07時23分50秒 | 真冬のニューヨーク
060118_0948~002.jpg060118_0948~001.jpg待ち合わせていた要約筆記者とあえなかったので、ANAの障害者搭乗サポートサービスに案内をお願いした。
話しかけられた際に、紙に書いてもらえますかと聞くと「書きポン君」を持ってきて書いてくれた。
「荷物はひとつですか」
「荷物を優先扱いにしますか」

要約筆記者と連絡を取るために、場内アナウンスをしたところ、先に搭乗手続きをした要約筆記者から案内所経由で連絡を受けた。
案内所の方も、私たちが手話を使っているのを見て、聴覚障害者だと分かって、わざわざ連絡してくれたのだろう。

かなり得点高し。

三人とも難聴者だと説明したが、機内の案内放送を紙に書いてくれたのはだいぶ時間がたった後だった。あまり、難聴者は乗らないので対応が遅れてしまったのかもしれない。
機内放送があると座席に付いている映画などの画面に「田ただいま放送中」と表示されて、一時停止する。
この画面に文字で表示してほしいところだ。


まだ渡米する前に要約筆記者の携帯を海外対応のカードに切り替えてしまったので、空港内では音声もメールも通じなかったということが後で分かった。






文字情報の提供を求めて

2006年01月23日 03時43分55秒 | 真冬のニューヨーク
060118_0850~001.jpg国連の障害者の権利条約に中途失聴・難聴のみならず聴覚障害者にも健聴者にも役に立つ文字情報の保障、文字通訳の保障を要望している。

期せずして、第9条に関して、中国政府代表から字幕サービスの要望表明があり、日本政府がそれを支持した発言があった。

さらに、カナダ政府代表も1/20に文字通訳の必要性について、発言があった。
同日、昼休みに開かれた「世界の難聴者、中途失聴者の要求」のサイドイベントにも参加され、大学における文字通訳の必要性を強調された方だ。日本の状況も聞かれたが、いろいろな動きはあるが、大学の情報保障は十分ではないと答えざるを得なかった。

ラビット 記





国連障害者権利条約第7回アドホック委員会始まる

2006年01月19日 18時24分54秒 | 真冬のニューヨーク

日本政府代表ニューヨークは、寒い寒いといわれていたわりにはそれほどでもなかったが、会議室に約5ヶ月ぶりに足を踏み入れたら、そこは熱気がむんむん。
ちょうど第21条の情報へのアクセスや法的アクセスの条文の審議をしているところだった。

いくつかの条項は審議が収斂(しゅうれん)していきそうだが、情報へのアクセスは包括的な記述になり、メディアへのアクセスという言葉が「議長テキスト」に載っている。
このメディアというのは何を指すのか、インターネット一般なのか、それによって提供されるサービスや通信などを指すのか、放送通信事業を指すのか、いろいろな意見が出て、この部分はまだ収斂していないとのことだった。要注意の条文である。

ラビット 記

写真は日本政府代表の東氏



五ヶ月ぶりにニューヨークへ!

2006年01月18日 08時51分50秒 | 真冬のニューヨーク
060118_0829~001.jpg060118_0850~001.jpg国連第7回アドホック委員会で障害者権利条約の審議が始まっている
これに参加するためにまた成田へ来た
先に行かれている人から、国際障害コーカスは政府から様々な意見を求められているとのことだ

今回、全難聴は国際部長など3人をJDFの一員として派遣した。「世界の中途失聴者、難聴者」のテーマで、国連関係者、政府代表に理解を求めるサイドイベントを開催する。このサイドイベントには、国連日本政府代表部の後援を頂いた。

ラビット 記