難聴者の生活

難聴者の日々の生活から、人工内耳など難聴者のコミュニケーション、聴覚障害者の制度改革について語る。

障害者権利条約 批准100か国に

2011年05月18日 21時28分01秒 | ワシントンDCから
100カ国目はコロンビア。
日本は批准順位を2桁以内に入りたかったが。
署名は何カ国目だったろう。

批准した国でもどのように変わったのか聞いてみたいものだ。

ラビット 記
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
◆1◆ 障害者権利条約 批准100か国に
国連の批准速報によれば、2011.5.10 現在
http://www.un.org/disabilities/latest.asp?id=169

障害者権利条約は、
署名 148か国
批准 100か国 (5.10 Colombia )
選択議定書共には61か国

日本においては批准にむけ、国会での障害者基本法正、総合福祉法制などが大きな課題となっています。

めざす会のメーリングリストより

難聴になったイラク等退役軍人を支援 

2010年04月07日 20時13分13秒 | ワシントンDCから
渡米したときに、ベセスダの全米難聴者協会の本部を訪問した際に、壁にかかっているパネルの説明を受けた。

これは、イラクやアフガニスタンの従軍中に難聴になった退役軍人に対して、大学で学ぶ場合に、オージオロジストによるカウンセリング、ノートテイクやCプリントなど各種のサポートをするプログラムを提供するNTIDろう工科大学とRITロチェスター技術研究所と全米難聴者協会がパートナーシップを結んだということだ。
http://www.ntid.rit.edu/media/full_text.php?article_id=863
http://www.hearinglossweb.com/res/hlorg/shhh/cn/2009/ws/vets.htm

イラクやアフガニスタンの退役軍人で一番障害が多いのが「耳鳴り」で94千人、その次が「難聴」で78千人だそうだ。
ライフルは160dBの発射音がし、85dBから140dBに達する騒音に長時間被曝していると難聴になる。
イラクやアフガニスタンでは他の軍事的対立地よりも戦闘時間が長いとか。

戦争が難聴者を生み出している実例。アメリカはそうした難聴者を支援する。
日本は戦争を起こしていない。平和でなければ、障害者福祉は発展しない。


ラビット 記

パナソニックの初のCM字幕に、アンケートのお願い。

2010年03月21日 08時18分22秒 | ワシントンDCから
全難聴より、お知らせがあった。


ラビット 記
ーーーーーーーーーーーーーーーー
全難聴情報文化部より
標題についてお知らせとお願いがありました。
依頼文書とアンケート用紙をワード形式で添付します。
※掲示板に掲載します。

下記の内容とワード文書をお読みいただき、
各協会会員へのご通知およびご協力をお願いいたします。

++++++++++++++++
全難聴情報文化部です。
とうとうCMに本格的字幕が付く日がやってきました。
パナソニックが、1社提供している月曜の夜8時~9時の枠で、1分間のCMに
付けるそうです。
多くの方が、CMがわからん、と話され、要望されていたものです。
見ての感想を、添付アンケートを介して、要望を広げましょう。
各協会におかれては出来るだけ速やかに会員への周知を働きかけて下さい。
よろしくお願いします。
また、ぜひパナソニックの宣伝部へ、TBSへも意見をお願いします。

■実施予定日:2010年3月22日(月)20時00分~20時54分
        TBS パナソニックドラマシアター「ハンチョウ」
        ※TBS系列28局で放送
■対象CM :企業宣伝CM(60秒CM)
       ※このCMの放送タイミングは20時40分前後になります。
      
■放送方法 :CMを番組と一体化して番組本編として放送
       ※CMとして放送するには、放送局が設備投資する必要があり、
         今回は単発の試行トライアル。
 CMバンク設備を経由せず番組サーバー設備から直接送出。

■アンケート送付先
 上記番組にと一緒に放送されたCMをご覧になり、添付のアンケートを下記宛FAX
 又はメールで送付して下さい。宛先は今回の情報の仲介をしていただき、
 また、全難聴機関誌NO145号(CMに何故字幕が付かないか)へ投稿していただき
ましたCM字幕付与運動を行っている吉井勇さんへ送って下さい。
  FAX03-3545-5843 
又は メール yoshii@newww-media.co.jp
  ※@は半角に直して下さい。

  さらに、TBSやパナソニックへFAXで、大いにほめてあげて下さい。
  そうすることがCM字幕付与に繋がって行くと思います。
  ・パナソニック 宣伝グループ東京オフィス      
     FAX03ー5401ー0515
  ・TBS<字幕に関する意見を伝えるサイト> 
  https://cgi.tbs.co.jp/ppshw/tv/1773/enquete.do
  ・TBS番組「ハンチョウ」への意見サイト  
   http://www.tbs.co.jp/hancho/bbs/popup.html

ーーーーーーーーーーーーーーーー
このたび、字幕放送CMの実験放送を行うことになりました。
 実際のテレビ放送で、字幕放送CMのトライアルを行い、視聴者の方のご意見やご感想をいただき、今後の字幕放送CMの運営方法や、表現方法などの検討に、活かしてまいりたいと存じます。
 つきましては、下記のテレビ放送をご覧いただき、アンケートのご回答にご協力を頂きたくお願い申し上げます。
 
◆放送番組:TBS系列(全国ネット) パナソニックドラマシアター「ハンチョウ」             
         毎週月曜日 午後8時~8時54分放映                                             
◆字幕放送CM放送日時:3月22日(祝) 午後8時40分頃放送予定              
※パナソニックの環境への企業姿勢を訴求するコマーシャルです。


以上、ご理解ご高配を賜り、ご協力のほど宜しくお願い申し上げます。




以下のご質問にお答えください。該当するものにマルをお願いします。

◆今回の字幕放送CMをごらんになられましたか?

  ・はい     ・いいえ

◆字幕放送CMは見やすかったでしょうか?

  ・とても見やすかった  ・見やすかった  ・少し見にくかかった ・見にくかった

◆CMの内容はわかりましたか?

  ・よくわかった  ・わかった  ・少しわかりにくかった  ・わかりにくかった

◆字幕放送CMは今後実施したほうが良いと思いますか?

  ・実施したほうがよい  ・内容による  ・実施しなくてもよい

◆今回ご覧いただいた字幕放送CMは、60秒のCMです。
 今後、15秒のような短いCMでも字幕放送CMは必要だと思われますか?

  ・必要だと思う   ・内容による   ・必要だと思わない

◆今回の字幕CMに対するご意見やご感想などございましたらお書きください。





◆ご回答頂いた方の年代、性別をお差し支えなければお願いいたします。
  ・10代   ・20代    ・30代    ・40代     ・50代    
・60代~
  ・男性   ・女性


3D映画アバターのキャメロン監督が視聴者の影響を懸念。

2010年03月15日 01時13分21秒 | ワシントンDCから
アクセスボードとの話し合いの中で、3Dテレビの話になり、3D映画のアバターを製作したジェームズキャメロン監督自身が観客に与える影響を懸念しているとのことだった。


3Dテレビの問題について(キャメロン監督の懸念)
· You mentioned avatars and are currently inquiring about whether this new technology poses new accessibility barriers. David Capozzi provided this link about concerns of one movie producer that 3D TV screens might cause health problems: http://www.dailymail.co.uk/news/worldnews/article-1257147/3D-TV-Avatar-director-James-Cameron-hails-future.html

日本でも3Dテレビが発売される前に、障害者放送協議会はチェックを申し入れないといけないだろう。


ラビット 記

ワシントンダレス空港です。

2010年03月15日 00時46分27秒 | ワシントンDCから
今、ダレス空港のレストランです。

後20分で搭乗開始です。

今回の渡米でいろいろありましたが、一番の収穫は、運動は絶え間なく続けなければならないということだ。

ADAができて今年で20周年。アメリカの難聴者団体も教育省担当官も政府機関のアクセスボードもは、障害者権利条約に署名しても批准しても何も変わらないという。

しかし、ADAができてそれが実現しているか、各施設、各企業等で遵守されているかというと20年かかってもまだまだだと。

一つ一つ、不備な点、差別を見つけては是正の措置をとるように運動しなければならないと難聴者団体の人が繰り返し言っていた。

博物館に、リアウィンドウはある、補聴援助システムはある、しかしその使い方、指定された席などは従業員は知らなかった。

もうすぐ搭乗開始、この店の支払いをしなくては。
帰国したら、いろいろ報告したい。

ラビット 記


ブレンダさんにどう話そうかあなあ。

2010年03月11日 17時19分28秒 | ワシントンDCから

明日がブレンダさんとのインタビューだ。


今まで、通訳と質問の内容や意図、アメリカの難聴者界の状況、一般の人々との理解などについて意見を交換していました。
HLAAは前身がSHHH(難聴者のための自助組織)で、ヒアリングとスピーキングの能力の開発、その権利の保障などを活動のメインにしている団体。高齢者が多い。手まず話は使わない。
アメリカにはALDAという中途失聴者の団体が別にあり、規模は小さいが、全難聴とは性格が似ている。若い人が多く、手話を使う人が多いそうだ。

ブレンダさんとは初対面ですので、マルシアさんのお悔やみを申し上げてから、全難聴とHLAA(SHHH)との関係を話したい。
インタビューと言ってあるが、友好的な対談になるようにしたい。
フランクに話し合うことでいろいろな考えを聞き出したい。


ラビット 記

ワシントンの昼食と「聞こえなくても!?」

2010年03月11日 17時02分14秒 | ワシントンDCから
着いた翌日がもうブレンダさん(全米難聴者協会理事長)の面会だ。
初めて会うので、緊張する。


ワシントンダレス空港から50キロくらい離れたDCの中心部にいる。
昼間のランチの時間帯に昼食を食べようと出たら、多くの人々が昼食に集まっていた。

サラダの盛り合わせバー見たいのがあって、あれとこれというと直径15センチ、深さ10センチほどのプラスチックのボウルにお好みのドレッシングやトッピングと一緒に入れてくれる。えー、野菜だけが昼飯かあと思った。

SKINYというサンドイッチの店に入って、何にしようかと壁に貼ってあるメニューを見ていたら紙のメニューをくれた。それに、この全粒粉パンに、チキンとオニオンをはさんで、マスタードとマヨネーズをかけてと、丸を書いて渡した。聞こえなくても発音しにくくても何とかしないと昼飯にありつけない。

ホテルに戻る途中に、セブンイレブンを見つけた。元はアメリカの店を日本がフランチャイズの親になったとか。いろいろ日本と違うが、カゴがない。当然だがおでんもおにぎりもない。代わりにサンドイッチとパンにはさむソーセージとかが回転式のロースト機で焼いている。


ラビット 記

無事にワシントンに到着。雪なんてナイゾ。

2010年03月11日 04時44分57秒 | ワシントンDCから
朝10時過ぎに、無事到着しました。

ホテルに入って、やっと無線LANに接続したところです。

成田空港で、ANAの優先客カウンターで搭乗したので、ワシントン空港についてからも
シャトルバスに乗るまでANAの係員に付いてもらった。

ワシントンには木の下に雪が残っているが、まったく東京と変わらない気候だ。
雪が降った八王子よりはあったかい。



ラビット イン ワシントン