難聴者の生活

難聴者の日々の生活から、人工内耳など難聴者のコミュニケーション、聴覚障害者の制度改革について語る。

ここにも聴覚障害者のお店が

2005年09月30日 08時37分33秒 | PHSから

050928_1323~001.jpg050928_1321~001.jpg東京駅の八重州口にあった聴覚障害者のお店が有楽町にもあった。国際フォーラムのある改札口を出たところだ。
耳の聞こえないというところが手で線が引かれていたので、知らないでしゃべって注文しようとしたお客が相次いだのかと見ていた。

このお店の最初のコンセプトを考えた人が聴覚障害者だったかは知らないが、この店で売る商品の開発や店のリニューアルのデザインに聴覚障害者が関わるなど幅が広がって欲しい。
ニューヨークで見たデリというベーグルにチーズやハムなどをはさんで出す軽食の店は各種のコーヒーが並んでいて、客が自分で注ぐのを見て、なるほどと思った。しかし、ファミレスやインターネットカフェも同じ方式だ。

ラビット 記



人工内耳入門講座

2005年09月26日 08時00分17秒 | PHSから

050925_1449~001.jpg050925_1423~001.jpg9月25日に、東京都中途失聴・難聴者協会の人工内耳入門講座が中野サンプラザで開催され55人の参加があった。新聞を見て来られた方も半数くらいだ。
自分の難聴に関わる問題が人工内耳が解決するかもしれないと参加された方が多いようだ。これらの方々の多くは講師と会話のやりとりができるので人工内耳は必要ないと言われていたが、本人にとってはいま抱えている問題の解決が切実な問題として残ったままだ。それは、補聴器の適切な選定とフィッティングとか、あるいは要約筆記の派遣制度の紹介かもしれない。同じ難聴者のグループに入ることこ解決策かもしれない。
こうした中途失聴・難聴者の問題の解決は当事者はもちろん医者から介護関係者まで聞えの問題に関わるネットワークが必要だ。


京都にてバスとタクシー

2005年09月23日 23時23分27秒 | PHSから

050923_0928~001.jpg050923_0941~001.jpg秋の京都は三連休で大混雑していた。
会議の場所の行き方を忘れてしまい、バスセンターで京都市聴覚言語センターというとさすがに歴史のあるセンターだけあって、カウンターの女性がうなづいてここですねと地図を指して、○○番のバスに乗って下さいという
前行った時は違う番号だったが、バスが来たので乗ってしまった
車内は満員だった。隣の方に高野に着いたら教えて下さいと言おうと思っていると、日本語の辞書を開いている。どうも外国人らしい。どやどやと皆が降り始め、渋滞で時間が経過し、行き先表示が終点のような表示だったので降りてしまった。
隣の方がたどたどしい日本語で清水寺ですかと聞かれたので、何のことはない、隣どおしで聞こうか聞くまいか迷っていたのだ。
会議が始まる時間が近付いているのでタクシーに乗り換えた。
タクシーは、難聴者にはコミュニケーションがかなり取りにくい。走行音でうるさい上、相手の顔も見えないからだ。
しかし、今回は運転手の声がわかった。なぜか考えてみた。小型車で距離が近かったこと渋滞気味で比較的静かだったこと。
聞えの問題はその都度整理が大切だ。

ラビット 記



新議員と障害者自立支援法

2005年09月22日 23時32分04秒 | PHSから
総選挙後の新しい国会が始まった。
それぞれに政策を訴えて民意を得たのだろうが、障害者自立支援法は人の命がかかっている法案だ。炎暑の国会を取り囲んだ障害者の願いは、周りに合わせてなどで安易に決めてもらっては困る。
女刺客や小泉チルドレンなどの言葉よりも重い自立がかかっている。
支援法を成立させないと、今の予算では支援費が170億円不足するがそんなものは政党助成金を返却すればお釣りがくる。一年でも二年でもきっちり議論をすれば良い。
バブル以上の金余りがあるのに企業の税負担は10兆円も減っている。

障害者自立支援法に対する姿勢は議員生命を左右する
ラビット 記






中途失聴・難聴者のコミュニケーション(2)

2005年09月18日 22時27分56秒 | 福祉サービス
この整理は、障害を階層性で、理解しようとしたのだが、これは1980年に国際保健機構WHOが発表した国際障害分類(ICIDH)だ。つまり、障害は「機能障害(インペアメント)」→「能力障害(ディスアビリティ)」→社会参加の不利(ハンディキャップ)」の3次元の階層を持っているというものだ。これは、国1981年の際障害者年の「完全参加と平等」のスローガンとノーマライゼーションの理念とともに普及した。
中途失聴・難聴の障害の階層性をこれに当てはめることができる。しかし、そうした試みはあるのだろうがあまり発表されていないようだ。
機能障害 鼓膜に穴が開いている、耳管閉塞、鐙骨砧骨など伝導系の異常、聴神経が薬物、ストレス、刺激物その他の原因で劣化している、三半規管の異常など。
能力障害 1対1の会話、数人での会話、社会各層の会議に加われない、電話の通信が出来ないなどコミュニケーションが出来ないこと。自然環境音、生活環境音が聞こえない、テレビやラジオの放送などが聞こえない、音楽が聞こえない、感情面での人間的発達が十分出来ないこと。
社会参加の不利 地域、職場、学校、家族その他の社会単位の一員となれないこと。教育、医療、介護、自治などのサービスが受けられないこと。購買活動などができないこと。
さらに、詳細な例を加えて見る必要がある。

しかし、これは「社会環境の影響」が考え方にはあったが、図に記載されていないために、医学モデルとか相互関連がないとか批判された。
これを改善したのが、2000年に出された国際生活機能分類(ICF)だ。障害というより、人間の生活機能全体を三つの次元に分け、つまり心身機能・身体構造と・活動、参加の相互作用があり、それぞれに健康状態、環境因子、個人因子が影響するとしている。

続く

ラビット 記



中途失聴・難聴者のコミュニケーション

2005年09月18日 17時40分17秒 | 福祉サービス
中途失聴・難聴者のコミュニケーションをどのように理解するか。
いろいろのアプローチがあるが、客観的に理解しようとした。
昨日の講義では、聞こえないことが社会の中で理解されにくい理由を挙げてもらうことで、聞こえないことが障害であるということはどういうことかを洗い出そうとした。
・外見で聴覚障害を持っていることがわからない
・聞こえないことを体験しにくいこと
・コミュニケーションの障害であること=独りの時は障害は少ない
・社会に中途失聴・難聴の障害、コミュニケーション方法、心理などの理解が不足していること=例聞こえないが話せる、読話で理解できる、聞こえたり聞こえなかったりすること
・影響が人間関係から感情まで広範囲に及ぶこと
・聞えが環境に影響がされること
などを列挙しておく。

次に、まず聞こえないことは身体機能の聴覚の不全であることを説明し、これがコミュニケーションの障害、情報障害になることを理解する。
例コミュニケーションでは、会話ができない、会議に加われない、電話ができないなど
情報では、雨や風、動物の声、テレビやラジオなどの放送、家電などの音など

これらにより、社会的な活動ができないこと、人間としての成長も阻害されることを理解していった。
・地域や職場、学校など社会の一員になれないこと
・医療、介護、教育などのサービスが受けられないこと
・会話などに喜怒哀楽の感情の発達が阻害される
・音楽、演劇その他の文化に触れられない

続く

ラビット 記








サーファー通り(2)

2005年09月18日 10時36分24秒 | PHSから

050918_0722~001.jpg050918_0724~002.jpg帰省して、母親とバス停一つ離れた近くの小さな定食屋に行った。グランマという名前なので家庭料理が売りのようだ。
独り暮らしの母親はあまり料理を作らなくなったので定食ならいろいろ食べられる。
実際、高齢の夫婦の方もいたのでニーズはあるのだろう。

早朝サーファー通りを犬の散歩に行くのが習わしになっている。
お気に入りのパン屋はまだ開店していないのが残念。


視覚・聴覚に障害を持つ人の放送バリアフリーシンポジウム

2005年09月13日 07時07分16秒 | 生活
視覚障害者と聴覚障害者の放送バリアフリーシンポジウムが開催される。
視覚障害者と聴覚障害者が一緒に放送問題に取り組むのは久しぶりのことである。1990年代、専用放送局を作るためにそれぞれ活動を模索していた時期があった。
聴覚障害者専用放送局は、アメリカにカレイドスコープと言う独立局が出来たが、経営難でつぶれてしまった。


視覚・聴覚に障害のある人たちのための
放送バリアフリーシンポジウム2005 in TOKYO
~デジタル時代の放送バリアフリー~

総務省の「字幕放送普及の行政の指針」の目標まで、あと2年。字幕放送は増えましたが、生放送はほとんど実施されておらず、手話放送番組および視覚障害者のための解説放送番組は、ないに等しい状況です。一方でデジタル放送が普及しつつあり、テレビ放送のインターネット配信も始まろうとしています。このような現状の中で、視覚・聴覚障害者のアクセスは保障されているのでしょうか。
 
日時:10月29日(土)10時~17時(終了後、交流会)
場所:学士会館(都営三田線・新宿線、東京メトロ半蔵門線神保町駅すぐ)
〒101-8459 東京都千代田区神田錦町3-28 
TEL 03-3292-5936 FAX 03-3292-0882

連絡先 Fax 06(6242)6502
    Tel06(6242)6501
    info@media1.astem-co.co.jp
《プログラム》(予定)
10:00~10:05 開会あいさつ  安藤豊喜(財団法人 全日本ろうあ連盟常任理事)
10:05~10:35 問題提起 高田 英一(財団法人 全日本ろうあ連盟常任理事/特定非営利活動法人 CS障害者放送統一機構理事長)
笹川 吉彦(社会福祉法人 日本盲人会連合会長)
10:35~11:30 講演 伊藤崇之(NHK放送技術研究所人間情報科学部部長)
テーマ「デジタル放送時代の情報バリアフリー技術」(仮)
11:30~12:40 海外からの報告・映像上映(スペイン、韓国)
12:40~13:40 昼食休憩
13:40~16:40 シンポジウム 
コーディネーター 高岡 正(社団法人 全日本難聴者中途失聴者団体連合会理事長)
パネリスト
高田義久(総務省情報通信政策局情報通信利用促進課課長補佐) 
下川雅也(日本放送協会編成局編成計画統括担当部長)
池田慶介(テレビ朝日編成部、日本民間放送連盟字幕放送研究部会委員)
大嶋 雄三(特定非営利活動法人 CS障害者放送統一機構専務理事)
岩井 和彦(特定非営利活動法人 全国視覚障害者情報提供施設協会理事長)
山内 公平(特定非営利活動法人 全国聴覚障害者情報提供施設協議会理事長)
(海外ゲスト~字幕放送番組:スペイン「テレシグノ」ろう者キャスター)
(海外ゲスト~解説放送番組:韓国KBS番組制作者)
17:30~19:30 交流会


テレビでインターネット

2005年09月10日 14時11分10秒 | 生活

050910_1356~001.jpg久しぶりに行ったテレビ売り場は液晶とプラズマテレビ一色だった。
相変わらず聞えのバリアーに関する説明は何も出てないが、テレビでインターネットの言葉が目に付いた。

これは二つの理由で要注意だ。放送と通信の融合は放送局のコンテンツのブロードバンド配信で加速する。テレビは大量の情報を広域に同時に提供する(放送)一大コンテンツプロバイダーだが、基本的に放送しているその時間も見てもらうことが前提だ。録画してみることが出来るが、自分で録画しなければならない。番組が蓄積されていれば見たい番組を自分の生活スタイルに合わせて、オンデマンドで見ることが出来る。050910_1355~001.jpgニュースも定時のニュースでなくて、その場のリアルタイムのニュースが提供されていれば、自分で最新のニュースが得られる。
もう一つの問題は、インターネットの情報保障だ。誰でも情報を発信し、受信できるインターネットのコンテンツに情報アクセシビリティの保障をどうかけるかが問題だ。
かと言って、何もしなければ、今後ますます増えるインターネットの情報に聴覚障害者、視覚障害者がアクセスできないままだ。

ラビット 記



職場の配慮

2005年09月10日 09時41分30秒 | 生活
職場の会議はいくつかの補聴支援システムを使っているが、普段はみなジェスチャーや口パクで対応してくれている。今の部長はノートを使ってまで筆談をしてくれる。
話が早口で分からず、えっと聞き返すと余計大きな声でまるで怒られているみたいにしゃべっていた若い彼は最近は大きな声を抑えつつゆっくり区切って話してくれるようになったのはすごく嬉しい。
発声に障害のある同僚もマヒのある手でメモを書いて持ってきて話してくれる。
隣の席の若い女性も私が聞き取れないときは替わってくれる。先日も部長から電話で聞き取れず、カタカナ語にも聞こえたがどうにも分からず、替わってもらったら「電気工事」だった。
隣にいて毎日ちぐはぐな対応をしているウザいおじさんを気にし
てくれているのか。

050910_1550~001.jpg
こうした変化は、拡聴器を使ったりその他自分のしていることを
見てもらっていることが周囲の意識を変える要因になったのかもしれない。
会議に要約筆記が付くのはいつか分からないが何度も要望しよう。

ラビット 記





要約筆記の通訳である意味

2005年09月09日 09時08分00秒 | 福祉サービス
要約筆記も要約筆記事業もいま大きな曲がり角にある。

要約筆記は聴覚障害者の情報保障のひとつであり、コミュニケーションの対人支援のひとつである。さらに文字による通訳である。
コミュニケーション支援、情報保障には、当事者が用いる補聴器や補聴援助システムがある。テレビや映画の字幕もそうだ。筆談は読話や手話のように聴覚障害者のコミュニケーション手段ではあるがコミュニケーション支援の手段とは言わない。

聴覚障害者の聞えを補い、コミュニケーションの支援をするために文字や手話などを使うが、その場で伝えるのが通訳である。議事録のように後から文字で伝えるのはもちろん通訳とは言わない。当事者に合わない手話の機械的表出も通訳とは言わない。

要約筆記が通訳であるとした場合、異言語間の言葉を伝えるのが通訳と言うが、同じ言語で音声を文字で伝えるのは通訳というのかと思うかもしれない。
通訳とは、異言語であれ、同一言語であれ、ある人の発した言葉の意味を第三者に伝えて、コミュニケーションを成立させることであるとすれば理解しやすいのではないか。

050910_1538~001.jpg
「要約筆記の三原則」というのがある。「早く、正しく、分かりやすく書く」だが、これはまさに相手に分かるように伝えることを指している。
「早く」は文字の表出を話に遅れないということだ。「正しく」は話の意味を的確に要約することだ。「分かりやすく」は表出された文が読んで理解できることだ。

言葉を別の媒体や言葉に変換する、手話と文字で表すだけでは通訳とは言わない。

話された文字を全て文字にしても、読んですぐ分からない文章では伝えたことにならない。話し言葉は抑揚、間合い、語調などが言葉の意味を補完していることはすぐ理解できる。
大学の講義でも結局何が言いたいのかわからない教授もいた。

ラビット 記





指向性マイクと映画館

2005年09月07日 06時11分21秒 | PHSから

050906_0914~001.jpg050903_2226~001.jpg電車で5分の隣駅に、シネマコンプレックスがある。
始まって30分過ぎていたが夜8時半に冒険スペクタル映画の部屋に入った。

最近の映画館はドルビーシステムより進んだ音響システムがあり、幾つかは補聴援助システムが付いているところも多い。
最初はデジタル補聴器だけで聞いていたが、カバンにいつも持ち歩いている超指向性マイクを使ってみた。
フラットマイクでは音にパワーは感じられないので、指向性マイクに切り替えて、補聴器とのミックスで聞くと、音声にメリハリが生まれ、体全体を包むような振動音も響いて聞こえる。

愛地球博の日本政府館の中の難聴者対策の充実さに比べ、入場前の待機している部屋は難聴者への配慮はなく、ここの映像同様、音響も凝ったものらしいが立って補聴器だけでは何も感じるものがなく物足りなかった。

ラビット 記

難聴者は適切な方法でもっと豊かな音の世界に触れることができる
それをサポートするプロやボランティアがいても良い
愛の地球博では確に中途失聴・難聴者のプロ級ボランティアが支援している




小型補聴支援システム

2005年09月05日 03時18分32秒 | 機器について

050904_1533~001.jpg050904_1517~001.jpg小型の補聴支援システムの携帯型磁気ループを使用してみた。10人くらいの集まりがあり、難聴者が3人。

電源は100Vだが、ハガキ大の大きさの磁気ループ用のアンプに外部出力端子の他に磁気ループ用出力端子、外部入力の他にマイク入力が二つもついている。

ワイヤレスマイクの受信機のイヤホン出力をこの小型アンプの外部入力に差し込んで、ループで聞くことが出来る。
ちなみに、このワイヤレスマイクの声をこの受信機で受け、イヤホン出力を使って、小型ループアンプで増幅して、ループに出力するのは良いアイデアだ。普通は直接耳に入れるイヤホンで聞くか、ネックループで聞くくらいしか思いつかない。

コードやマイク、アンプ類をまとめても手提げ袋に入ってしまい、重量は1kg以下なのでこれは簡便だ。

ラビット 記





NHKの選挙報道はおかしい!

2005年09月03日 20時58分50秒 | 生活

050903_1917~001.jpgNHKは定時ニュースで選挙報道をしている。
しかし各党首の演説になると字幕が出ない。出ないのではなく、明らかに出すのをやめている。選挙報道の後は普通に字幕が出るし、毎日、同じことが続いているからだ。

多くの難聴者、聴覚障害者が見ていることを知っていて、字幕を出していないのだ。放送中に音声が出なくなったら重大問題だ。事故ともかく意図的にとめたら、それこそ、視聴者から抗議が殺到するに違いない。

選挙報道で、生放送の字幕が間違えると候補者と政党から抗議が来ると、気兼しているとしか考えられない。
これは、二重,三重に問題がある。一つは、聴覚障害者の長い運動、それも強い要求の結果、ニュースの字幕放送が始まったのに、それを自ら裏切っていることだ。あれだけ署名運動を行い、国会で何度も質問され、阪神淡路大震災、東海村原子力事故など多くの教訓から、生放送の困難さを乗り越えて、始めたのではないか。
二つ目は、総選挙という国民が最大の関心ごとを持っている事柄について、報道する責任を放棄し、自ら情報を覆い隠していることだ。民主主義は情報を広く公開し、提供することから醸成される。NHKの使命は何か、忘れているとしか思えない。
三つ目は、選挙の公平性に関して、NHKの目の向けるところが間違っていることだ。候補者や政党からクレームが来たら、これは聴覚障害者にNHKが責任を持って情報を伝えている、生放送の字幕である以上、間違いはある、その場合は後で訂正すると答えれば済む。裁判になれば、全国の聴覚障害者が支援するだろう。

NHKは国民のための放送機関として、時の政府や政権党におもねることなく、「不偏不党の公平な」放送をする責任がある。NHKの情報操作という体質が多くの国民の視聴料の不払いを引き起こし、前会長の退陣に繋がったのに、経営陣の一新した理由でもなかったか。

ラビット 記





石綿の恐怖

2005年09月01日 14時11分44秒 | PHSから

050831_0926~001.jpgアスベスト問題が大きくなっている。
心配になって、勤務先の図面を調べたら、ロックウール(岩綿)吹き付けとあった。1983年竣工だから、5%以上石綿の含有するものは使用禁止されているはずだが、懸念は消えない。

この問題が怖いのはすぐに発症しないことだが、その場では危険性が自覚されない、つまり何が危険なのか分からないということも理由だ。
これは聞えの問題に似ている。指に包帯していたりすれば、どうしたのか皆心配する。頭が痛いと言えばどうしたのか聞いてくれる。しかし、いまの話が難聴者には聞こえていないということは自覚されない。聞こえないという体験をしていないのでそれがどういう状態なのか想像しにくいからだ。

ラビット 記

勤務先の近くホッピーの工場がある。派手なデザインの配送車には、カロリーが少ない、プリン体が少ないとか書いてある。050901_0824~001.jpg