難聴者の生活

難聴者の日々の生活から、人工内耳など難聴者のコミュニケーション、聴覚障害者の制度改革について語る。

人工内耳の手術した病院と聴覚リハビリテーションの病院

2008年08月31日 01時46分40秒 | 人工内耳
080816-110805.jpg人工内耳の手術はそれほど特殊な手術ではないようだ。
難聴者の立場から言うと、聴覚リハビリテーションが十分に受けられる病院を選んだ方が良い。

大きな病院で外来が多いと言語聴覚士も多忙な時間を縫って人工内耳のマッピングを行うので、マッピングに十分時間がけられなかったり、間隔が開いてしまうことになる。


カナブン.jpg
或る耳鼻科医に聞いたところ、人工内耳はマッピング、リハビリテーションが重要なので、より良いリハが受けられるなら転院してもかまわない、医師の紹介状はあるに越したことはないが、なくてもかまわないということだった。
こう、はっきり言われると驚く。


ラビット 記




アメリカ大統領選挙の情報保障

2008年08月30日 23時19分16秒 | バリアフリー
200883023239.jpgアメリカ大統領選挙が民主党も共和党も副大統領が選出され、大詰めになってきた。

民主党の大統領候補選出のニュースを見ていたら、オバマ候補のスピーチをしている下壇の方に手を動かしている手話通訳がちらっと見えた。スピーチのリアルタイムキャプションは見えない。
集会の行われている現場の情報保障はどうなっているのだろう。会場のどこかにキャプションの表示されるところがあるのだろうか。

テレビで放送されれば、その映像には字幕はついているだろう。どちらの陣営も寄付や潤沢に集まり、それは主に頻繁に流されるテレビのCM制作費に使われ、選挙の度に放送事業者が大儲けをする仕組みになっている。

日本の政党は、共産党を除き、みな政党助成金に頼っている。何だかなあ。


ラビット 記




ゲリラ豪雨と人工内耳?

2008年08月30日 22時21分42秒 | 生活
080829-豪雨調布074914.jpg080829-豪雨多摩川072114.jpg8月29の早朝、東京の多摩地域を襲ったゲリラ豪雨は多くの被害を出した。

しかし、寝ている間は人工内耳も補聴器も外してしまい。轟くような雷鳴も聞こえない。起きた時には雨も上がりつつあり、空も明るくなっていたので気が付かなかった。
テレビを付けると勤務先や居住地の市で被害がいっぱいだ。

祖母に聞くと、3時頃イナビカリで目が覚めたという。フラッシュベルは知っているが自然のフラッシュで目が覚めたことはない。
勤務先近くに住む上司に聞くと広報車が出ていないようだが、有線放送はある。

障害者の権利条約の合理的配慮は、行政や社会の側が対応するが自然災害はどうか、広報車の広報を聞こえない人にも伝わるようにするのは合理歴配慮の対象だが、イナビカリを伝えるのは合理的配慮の対象ではない。


ラビット 記





デジタル放送テレビと人工内耳

2008年08月30日 22時20分51秒 | 人工内耳
080830-aiwa212014.jpg080830-シアター211743.jpg8月11日に、人工内耳のマッピングをし直してもらって、20日間が経過した。
日々、新しい聞こえを感じる。

昨日の雨の時には、路面に落ちる雨音に気が付いた。ピチャピチャと聞こえた。傘に落ちる雨はパッパッと聞こえる。

地上デジタル放送テレビで歌番組を見ながら人工内耳の聞こえを確認していた。ふと思いついてホームシアターのスピーカーシステムのスイッチを入れてみた。
補聴器の時には分からなかったが、テレビの歌番で、観客の拍手が初めて聞こえた。
コーラスの中で何か異質の音がメロディまでは分からないが聞こえる。画面を見たら一人の歌手がハーモニカを吹いていた。
演奏されている楽器もまだどの楽器かは分からないが、今までよりいろいろな音色が聞こえる。

補聴器が不十分な状態の中で、これだけ聞こえるようになったのは前進だ。


ラビット 記






13:05事務所に到着 災害時の難聴者の「ライフライン」

2008年08月30日 14時48分07秒 | 生活

多摩川0830.jpg2008年08月30日

今日は、会社の災害時の帰宅訓練の日だった。
昨年は、自宅から勤務先の事務所を目指したが、炎遜の中2時間歩いてN駅までだった。

今年は、バスでN駅まで行き、N駅から事務所を目指した。T川は一昨日来の豪雨のため、水がごうごう流れている。
川沿いを一人で歩く。空の端は黒い雲が見える。


多摩川083002.jpg
歩いている時は一人だが、勤務先や協会事務所、自宅との連絡は携帯がないと出来ない。電池が切れたら終わりだ。人工内耳も補聴器も電池が切れたら終わりだ。なんとか、自家発電や充電できる方法を考えないと綱渡り的な「ライフライン」になる。


ラビット 記




人工内耳の電池。

2008年08月29日 18時04分05秒 | 人工内耳
Zenipower.jpg
batteryforCI.jpg

人工内耳のようにら電池についても話を聞いてきた。
同じような高出力型の電池であっても、電圧が許容値内でも出力電流値が安定していないと電池寿命が短く、聞こえ方が安定しないということだった。

人工内耳はBTEDでは使ってこなかったが、ZenIiPowerを紹介してもらって使ったが4日間と2時間使えた。一日16時間使ったとして約66時間。

S用に買った東芝のPR44P(675P)を比較のためにいま人工内耳のBTEに用いたが、3日間と半分くらい。50から54時間くらいか。
人工内耳の電池の性能については、愛媛大学教育学部高橋教授が調査されているとのことだ。


ラビット 記


人工内耳と併用する補聴器の選定

2008年08月29日 18時00分24秒 | 人工内耳
080823-121135.jpg人工内耳のマップを変えてから、いろいろ聞こえるようになってきた。
医師によれば、まだ調整の途中で緊急避難的なものなので、慣れるに従ってダイナミックレンジを少しずつ広げて、言葉の聞き分けに必要な高い音が聞こえるようにしていくとのことだ。

右耳の補聴器S(機種名)は、最初の調整しかしていないので、人工内耳で多少聞こえる今となってはうるさい。
前は補聴器の聞き取りに、人工内耳の聞こえがうるさくて困ったが、今は逆に
人工内耳の聞こえに補聴器がじゃましている用にも感じる。

補聴器の機種を相談するために、大阪のNPO法人の聞こえ相談室に行ってきた。前から評判は良いが聞いたことのないス社のD(機種名)とDV(機種名)が試聴出来た。
Dはオ社のSと少し似た感じだったが、200ヘルツ以下の低音の出力が出来るというDVは聴いてみたところ、とても柔らかくてとても自然に聞こえて、びっくりした。

ス社(メーカー名)の補聴器はあまり店頭でも見ない。これを使ってみたい。


ラビット 記




北京オリンピックと視聴覚障害者の放送アクセシビリティは?

2008年08月27日 21時55分41秒 | 放送・通信
080813-地震五輪215646.jpg080821-ソフト214849.jpg北京オリンピックが終わった。
日本選手の活躍に声援を送っていたが、台頭する中国選手の優れた演技、実力にため息すら付いてしまった。

NHKも民放jも字幕放送に取り組んでもらったことに御礼を言いたい。
4年前のアテネオリンピックの時とは比較にならないほど多くの競技に字幕が付いた。また、字幕表示が標準機能になった地上デジタルテレビyワンセグ放送が見られる携帯が普及したことで一般の視聴者にも字幕放送が身近になったことだろう。
実際に難聴者のいる家庭で、家族と一緒に北京オリンピックを楽しんだ話も聞いた。字幕の遅れが家族には気になったようだ。それでも熱戦を伝える映像がそれを補っていた。

オリンピック字幕放送は生放送で行われた。生放送の字幕は速記タイプによる高速入力方式かリスピーク方式ががほとんどだったのだろう。
字幕も青いバックに白抜きの「青い字幕」が見やすかった。

しかし、字幕放送がなかった競技も少なくない。女子ソフトボール決勝戦は字幕はなかった。
字幕は、音声のすべてを字幕にするわけではない。中国の「加油」という声援がすごかったらしいが字幕にならないので分からなかった。翌日の新聞で日本選手に相当のプレッシャーを与えたらしいことが分かった。

北京オリンピックでは手話放送は行われたのだろうか。視覚障害者のための解説放送は行われたのだろうか。残念ながらなかったのかも知れない。
9月6日からのパラリンピックはどうだろうか。
放送事業者は障害者とともにきちんと総括が必要だ。事前の情報提供も少なすぎた。


ラビット 記
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デジタル放送に関する Google ニュース アラート

さくらや、埼玉県越谷市に総合家電店とホビー館の2店舗を同時出店
朝日新聞
大型核店舗の1つとなる「さくらや越谷レイクタウン店」は、「生活を彩る新しい洗練された都会的な売場」をコンセプトにした都市型家電店で、デジタルオーディオやカメラ、携帯電話、PC、AV機器、家電製品、インターネットやデジタル放送を取り扱うほか、修理やサポート ...

松下、1TB HDD内蔵/YouTube対応の新「VIERA PZR900」
AV Watch
BSデジタル放送(約24Mbps)を86時間、地上デジタル放送(約17Mbps)を約121時間録画できる。さらに、アクトビラビデオ・フルに対応するほか、Googleの動画共有サービス「YouTube」にも9月30日より対応するなど、ネットワーク機能「テレビでネット」を搭載する。 ...

松下、コントラスト1万:1の103型プラズマ「VIERA」
AV Watch
デジタル放送の2番組表示が可能。HDMI入力は4系統備えており、1080/24pの入力に対応。24pで撮影/収録された映像を2-3プルダウン処理せずに表示可能。プルダウン処理をした60p表示も行なえる。なお、側面に備えたHDMI 4のみ、1080iまでの入力に制限される。 ...

松下、リニアPCM音声入力対応「ラックシアター」
AV Watch
さらに、デジタル放送のEPG情報を元に、映画のときは「シネマ」に自動的にモードを切り替えるなどの「番組ぴったりサウンド」も利用できる。 また、小音量では聞こえにくい低音域の周波数特性を補正し、コンテンツ本来の臨場感を再現するという「ウィスパーモード ...





人工内耳のボタン電池の寿命

2008年08月23日 11時41分58秒 | 人工内耳
080822-124503.jpg人工内耳のコントローラーを耳かけ式BTEに変更したのは月曜日だったか。

ボタン電池を3個直列に入れて装用する。昨日の昼前に切れた。4日間と4時間の寿命だったので、単4のアルカリやニッカド電池2本と同じくらいか、それ以上持つことになる。

ボタン電池3個で約200円。単4電池2本はその半分位するので倍か。


ラビット 記




難聴者の就労問題が国際会議で

2008年08月22日 08時46分39秒 | 就労
080822-082239.jpg080822-082251.jpg本日2008年8月22日付けの読売新聞17面に、「生き生き働ける環境ぜひ」として、難聴記者が国際難聴者会議で自身の体験を通じて、難聴者の就労問題を訴えたことが紹介されている。

記事では、難聴であることの理解不足から企業への要約筆56記者の派遣が進まないこと待遇や昇格に差があることが指摘されている。
全難聴が策定した中途失聴・難聴者の職場改善就労マニュアルの普及を通じて、「法制度の改善、企業の支援、同僚の理解」が進むことを提起している。

この会議の報告は各国の大きな反響を呼んだ。いかに難聴という障害が厳しいかをだけではなく、国際的な取り組みをも必要としていることを示している。


ラビット 記




補聴器の不具合がコミュニケーションに混乱。

2008年08月20日 12時52分18秒 | 補聴器
080820-085622.jpg昨日は、視聴していた補聴器が詰まったような感じでよく聞こえなかった。帰路、近所の補聴器店で見てもらった。
取り扱っていないメーカーなので調整は出来ないとのことだったが、補聴器内部の乾燥と電池のチェック、清掃は出来るとのことでお願いした。

すると、前と同じように聞こえるようだ。この時期、汗をかくので補聴器を濡らさないようにしなければならないが、乾燥剤のケースに入れたりしていなかった。
しかし、今朝出勤するときに、そのケースから取り出すのを忘れてしまったので、前使っていたカスタム型の補聴器をしている。これはT回路がないので、電話が不便だ。

補聴器を見てもらっている間、補聴器店員は補聴器を使っていないのにそのまま説明していた。これは、こちらは左耳の人工内耳で聞き取れていたから良かったが、難聴者への対応が心配だ。

補聴器の使用はちょっとしたことで、聞きにくくなるし、職場や日常の会話がっ困難になる。


ラビット 記



ねんきん特別便特別ダイヤルは「差別」だ!

2008年08月20日 12時41分33秒 | バリアフリー
080820-092808.jpg080820-122751.jpg全国民に配達されるという「ねんきん特別便」がなかなか来ないと思っていたら、会社の管理部から送られてきた。

厚生労働大臣舛添要一の署名入りの手紙だ。
内容を見ると間違いないようで一安心だ。

しかし、封筒の表書きに「よくわからないことがあれば、年金特別便専用ダイヤルにお電話下さい」と朱書してある。問い合わせのファックス番号の記載はない。
電話が難しい難聴者はどうやって、問い合わせるのだろうか。同僚に頼んで聞いてもらうのか。過去の職歴について知られたくないとか、個人情報を開示しなければならず、問題だ。

ファックスは、着信したことが送信した側にも分かるし、受信した側が返信も出来る。種々の理由があろうが、電話の利用が困難な人への対応が欠如している。

電話番号に加えて、ファックス番号を公表しない合理的理由がない場合、これは「合理的配慮」の欠如となり、意図しようと意図しまいと「差別」に該当する。


ラビット 記





地域福祉論のレポートと国際難聴者会議

2008年08月19日 09時00分20秒 | 社会福祉の学習
080819-地域と世界073048.jpgQさん、おはようございます。

今回は「地域福祉論」です。それと平行して書いていた原稿は先の国際難聴者会議の報告でした。

地域福祉はローカルなコミュニティの問題を取り上げます。国際会議のテーマは「グローバル・コミュニティ・オブ・コミュニケーション」、コミュニケーションのグローバル(世界的)コミュニティでした。どちらもコミュニティですね。昨夜は朝まで地域と世界の両方のコミュニティのことを考えていたわけです。

コミュニティには共同体という意味があります。その地域にともに住む人々という意味です。国際会議のテーマを難聴者のコミュニケーションの問題を世界でともに考えることと解釈したのですが、世界の難聴者は同じ問題を抱えている、難聴者の普遍的権利のために国連障害者権利条約を実効あるものにするためにともに戦おうみたいに受け止めました。
(続く)


ラビット 記






難聴者の就労支援施策について(2)

2008年08月18日 19時45分42秒 | 就労
080812-あさぎ083646.jpg080724-黄色の花084515.jpg8月7日の要望書の続き。

この厚生労働省の検討会には、聴覚障害者当事者の団体が委員として入っていない。
就労施策を障害者権利条約の合理的配慮の観点から検討しようとするなら、障害者当事者を含めた検討が決定的に重要である。
議論の幅が広がり、時間もかかるかも知れないが、不十分な施策により
実施に移された時のトラブルや混乱を考えるなら、ずっと問題が少ない。

それぞれの聴覚障害者団体は他の関係団体に呼びかけて要求の集約が必要となる。


ラビット 記
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4.雇用者側の「合理的配慮」義務に対応した行政側の就労時施策として「障
害者雇用割当制度」、またそれに基づく「障害者雇用納付金制度」があります
が、就業・労働場面では「障害者介助等助成金」を雇用者側の「合理的配慮」
を補完するものとして明確に位置づけることが必要と考えます。

因みに聴覚障害の場合、現在の「障害者介助等助成金」は「手話通訳担当者の委嘱助成金」しか明文化されておらず、手話の理解の出来ない中途失聴・難聴者への配慮はありません。「障害者介助等助成金」制度は、障害者の就業時に必要な支援・配慮(例えば会議などでの要約筆記者の準備)に対応して整備・拡充すべきです。

5.就業に当たっての「合理的配慮」には、要約筆記者の派遣など人的支援に止まらず、会議室での磁気ループの設置、拡声機能のある電話機、テレビ電話の設置など補聴援助システムの整備、電話リレーサービスや遠隔コミュニケーション支援サービスの利用の確保を図ってください。

6.就業場面での「合理的配慮」は、必要なタイミングを外しては意味があり
ません。コミュニケーション支援に当たっては事後救済ではなく、即時的救済が可能となる施策を講じてください。

7.各種助成制度の申請要件は、中小企業にとってハードルが高いものです。企業規模に応じて、申請要件を緩和する措置を取ってください。

8.遅れた難聴者、中途失聴者の就労支援施策の検討のために、当事者団体、関連機関を含めた研究会を設けてください。





難聴者の就労支援施策について(1)

2008年08月18日 13時08分54秒 | 就労
080806-緑の葉085010.jpg全難聴は、8月7日、厚生労働省の「障害者権利条約への対応の在り方に関する研究会」で支援の充実に付いて、意見を述べた。

中途失聴・難聴者の就労問題について、こうした専門の研究会で意見が述べられたのは初めだ。



ラビット 記
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2008年8月7日

労働・雇用分野における障害者権利条約への対応の在り方に関する研究会
委員各位
社団法人 全日本難聴者・中途失聴者団体連合会
理事長 高岡正

中途失聴・難聴者の雇用・就労問題に関する団体意見

国連障害者権利条約が「合理的配慮の欠如は差別」であることを明記し、障害者の雇用促進と職場での合理的配慮の提供を義務付けたのは画期的なことであり、早急にわが国の労働法制・施策が障害者権利条約に整合したものに整備されることを求めます。労働法制・施策整備に当たっての団体意見を下記の通り提出しますので宜しくご検討願います。

1.施策の前提として、わが国の聴覚障害者の定義が国際的に非常に狭く、身体障害者手帳の保持者(両耳70dB以上の聴覚障害者)が極端に少ないこと、又聴覚障害者のコミュニケーション手段が非常に多様で、大多数の聴覚障害者は補聴器の使用、筆談などで日常のコミュニケーションを図っていることを理解してください。(添付資料参照)

2.採用試験、面接試験の際に応募者の希望に従った情報保障を採用者側にて準備することを義務付けてください。又、採用可否判定においてその情報保障の利用を不利益な判定材料としないで下さい。

3.コミュニケーションに課題を持つ聴覚障害者の場合は、就労後の労働環境の問題が非常に重大です。就労した後十分なコミュニケーション支援が得られず、転職・離職・昇進差別など多くの問題に直面しています。
聴覚障害者の労働実態を調査し、就労後の差別事例、業務遂行に困難な事例を集積し、就労場面での「合理的配慮」の類型化、ガイドライン作成を進めてください。又、聴覚障害者が職場での問題を相談できる部門を企業内に設置することを義務付けて下さい。
また、難聴者問題に精通した相談支援員、カウンセラー等を養成して下さい。難聴者等当事者のジョブコーチの研修にあたって、コミュニケーション支援、情報保障を担保して下さい。
ハローワーク等に要約筆記者の配置や補聴援助システムをするなど、難聴者等の相談に配慮してください。
(続く)