難聴者の生活

難聴者の日々の生活から、人工内耳など難聴者のコミュニケーション、聴覚障害者の制度改革について語る。

難聴者、難聴児の「自己イメージ」

2007年05月31日 12時34分32秒 | エンパワメント

調布の花1サンフランシスコの風さんから、「セルフエスティーム」について、メールを頂きました。
F先生は、日本の耳鼻科医師で難聴者、難聴児のセルフエスティームについて、探求されている方です。

ラビット 記
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セルフエスティームについて、エスティームだけを手元の英英辞書で調べると、「尊重・敬慕の念」とあります。
わたしがラビットさん宛に出した2006年9月21日付けブログでは、「自己イメージ」としました。もっと突っ込んでいえば、どれだけ自分ついて納得がいっているか、健全な自己像をいだいているか、といったところです(やっぱり曖昧?)。
これは狭い意味での、あるものごと(例えば学科や特技)に対する自信とは異なり、人生のあらゆる局面に際して流れている一貫した自分に対する人間としての総合評価のことです。

ですが、F先生ご指摘のとおり、人間の発達過程や居住環境で変わりますね。まわりの社会に大きく左右されます。障害者でなくても青少年は自己評価がまだ定まっていないことが多いですし、同じ人間で
も抑圧的、否定的な場所にいればセルフエスティームは下方へ揺らぎます。

アイデンティティはセルフエスティームを形作るひとつひとつの要素のような気がします。日本人、女、中年、難聴者、云々、これらはみなわたしのアイデンティティですが、セルフエスティームのように善悪・
高低関係なく自分を形成している要素のことですね。セルフエスティームを健全なレベルに保つには、いかに自分のアイデンティティを正しく把握しているかが前提条件でしょうね。




いよいよ聴覚障害者向け個人タクシー配車がFAXで

2007年05月28日 18時58分08秒 | 生活

個人タクシーメール可能に1いよいよ、6月1日より、個人タクシーが東京都内23区と武蔵野、三鷹地区で聴覚障害者向け無線配車サービスが始まる。
東京都個人タクシー協同組合と日個連東京都営業協同組合だ。



個人タクシーメール可能に2東京都中途失聴・難聴者協会が昨年12月にそれぞれ要望していたものだ。
協会では、組合の理事会でも聴覚障害者のコミュニケーションはどういう問題があるか説明した。
いろいろな聴覚障害者、難聴者がいることから、呼び出して車に乗った時の運転手と利用者のコミュニケーションに問題が発生することを理解して頂き、筆談用紙を各車に配備してもらうことにした。

最初は、いろいろなトラブルがあるかもしれない。しかし、それを一つ一つ解決する中で、聴覚障害者も利用の方法を学んでいくだろう。

ラビット 記





難聴者等のエンパワメント「精神対話士」

2007年05月28日 07時21分13秒 | エンパワメント

藤色の花NPO法人「みやぎ・せんだ い中途失聴・難聴者協会の太田透さん、裕理子さんが、「精神対話士」の資格を取ったというニュースがあった。
裕理子さんは事務局長だ。
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/miyagi/news/20070527ddlk04040165000c.html


赤い花「精神対話士」というのは、上記毎日新聞の記事によれば、「子供から高齢者まで悩みを抱える人の話し相手になることで心のケアを行う」人のことで、「93年に精神科医らが設立した財団法人「メンタルケア協会」(東京都)が養成・認定している。精神科医や臨床心理士のように治療は行わず、対話によって精神的な支援をするのが特徴。家族関係や病気、学校や職場のいじめなどで、孤独や心の疲れを感じている人の元へ派遣され、主に話を聴くことで相手の気持ちを和らげたり、希望を持ってもらうことを目指す」。

難聴者のエンパワメントを進めるための一つの方策になると思う。
また、セルフエスティームという観点から、難聴者、難聴児の問題を把握しようとする医師がいる。
「セルフエスティームはよりよい生き方を学ぼうとする上での基礎となる重要な自己意識であり、また生き方を学ぶ中で徐々に高められてもいく認識である」。
http://ww5.tiki.ne.jp/~yoshilin/self_es.html

これらについても、難聴者の自己確認がどういう問題を持っているか、その確立のために当事者と関係機関、支援者等の社会資源はどうあるべきかを整理して行くべきだ。

ラビット 記


BPOに放送アクセスモニタリング機能を

2007年05月25日 20時52分48秒 | バリアフリー
070515_1929~001.jpg070515_1927~001.jpg「あるある大事典Ⅱ」の問題を契機にした政府から放送事業者への圧力、干渉を避けるために放送番組倫理・番組向上機構BPOに、番組の虚偽の有無をチェックする機能を強化するために放送倫理検証委員会を設けた。
第一回会合が23日に開かれる予定になっている。

放送の政府からの独立を守るためには好ましいと思うが、政府が放送法改正案を出しているので後手に回っている。放送法改正案は国が行政処分を出すことが出来るようになっているのが一番問題だ。例えば政治的な問題で、その政権の恣意的な考えで検討されるだけで、実際に行政処分を出さなくても放送事業者に圧力を加えることが出来る。今の政権は、憲法改定を党是とする政党が担当し、首相が改憲を参議院選挙で民意を問うと言っているくらいだから、反対を言う意見がどこまで保障されるのか分からない。
こうした危険があるという事自体が、放送は民主主義確立のために資するという放送法の趣旨にももとる。

BPOが国から独立して、中立的な機関として機能するならば、字幕放送など放送のアクセシビティの状況をチェックする機関はここに設置出来ないか。
政府の介入ではなく、放送事業者が国民、視聴者とともに議論して、アクセシビリティの充実を図ることが今重要だと考える。

ラビット 記



ろう重複障害児者施設の運営

2007年05月25日 14時14分49秒 | 福祉サービス
070519_1403~001.jpgろう重複障害児者施設と手話通訳等派遣センターを経営する社会福祉法人の理事会、評議員会が開かれた。

経営も運営も障害者自立支援法に翻弄された一年だった。

施設は、1万5千人の大集会によって引き出した国の激変緩和措置がなければ1、2千万円以上の赤字を負うところだった。
しかしこの激変緩和措置は2年間限りだ。今年度中には新しい財源を作るか、事業のやり方を工夫しなければならない。
5月21日の朝日新聞では、介護保険に障害者福祉制度を組み入れることが困難になったことが報じられている。
http://www.asahi.com/life/update/0521/TKY200705210290.html

全国的にも障害者福祉施設の経営に対する影響は避けられない。


さつき手話通訳と要約筆記派遣事業が区市事業に移行したが区市ごとに契約内容も報告書式もまちまちで、大変な事務量だ。

要約筆記者派遣事業が委託事業と独自事業として、社会福祉法人の事業になったのは社会福祉法第2種事業に指定されているので、その意味では名実ともに一致することになる。

ラヒット 記



聞えの支援センターの役割は

2007年05月25日 13時50分59秒 | 生活
070522_1241~001.jpg新宿区の若松町の高齢者地域包括支援センターは商店街の外れのバス停の目の前にある
高齢者総合相談が中心だ

聞えの相談は聴覚障害者情報提供施設も担うが、地域生活支援事業では障害者相談支援事業が市町村の必須事業になっている。
地域単位で相談を受ける体制を構築するのは困難だ。

これをどう連携するかだが、市町村が情報提供施設と委託契約を結ぶのが一つのモデルだろう

精神的ケアの必要な症状を持つ人の愁訴から友人とのコミュニケーションの悩み、補聴器相談まで相談支援内容によりいろいろな社会資源につなぐことが大事だが、誰がそれを担うかだ。

自治体や関係機関はろう者、難聴者、中途失聴者のそれぞれの持つ問題の重さを良く理解してほしい。

ラビット 記



サッカーの平山が突発性難聴に。

2007年05月25日 09時40分00秒 | 生活

調布市のコミュニティバスFC東京のFW平山相太選手が、突発性難聴と報じられている。スポーツ新聞等で大々的に取り上げられているが、早い治癒を期待するとともに、この機会に耳鳴りなどの異常を感じたら様子を見るなどしないで即病院に行き診察を受ける必要があるなどの正しい知識が広がることを願う。

http://news.goo.ne.jp/article/sponichi/sports/kfuln20070523002005.html?C=S
http://news.goo.ne.jp/article/sponichi/sports/kfuln20070524002006.html?fr=rk


ラビット 記
写真は調布市を走るFC東京のロゴを付けたコミュニティバス。


要約筆記奉仕員養成講習会は続くが。

2007年05月25日 09時18分13秒 | 要約筆記事業
061104名古屋講座二日目.j =?US-ASCII?B?cGc=?=今年度も要約筆記奉仕員養成講習会が続く。
要約筆記奉仕員養成事業は地域生活支援事業のコミュニケーション支援事業としてではなく、社会参加促進事業のその他事業として実施されているはずだ。

一方、各市町村で派遣が始まった要約筆記者派遣事業はコミュニケーション支援事業で実施されている。
要約筆記奉仕員派遣事業は要約筆記者派遣事業に切り替わったのだ。派遣されているのは要約筆記奉仕員として登録された人々だ。

要約筆記奉仕員養成事業は、いずれ要約筆記者養成事業に切り変わる。現時点では要約筆記者養成研修事業の実施要項を国が出していないので、要約筆記奉仕員養成事業が継続しているだけだ。

国は自治体や関係団体の意見を踏まえて実施要項やカリキュラムを示すと言っていた。
しかし、要約筆記者養成事業の実施主体の県、利用者団体や要約筆記事業の事業体などが合意すれば、切り換えることは出来る。なぜなら地域の実情に合わせて実施することになっている。


現在、要約筆記奉仕員養成講習会で、「聴覚障害者の福祉」を講義する際には、対象者が奉仕員養成であっても障害者自立支援法でコミュニケーション支援事業が法定化された意味や内容を十分に説明が必要だ。
要約筆記奉仕員として養成されるが、社会福祉士がどういう仕事をする人かと同じように。要約筆記「者」がどういう役割を持つかは理解しておく必要がある。
奉仕員と要約筆記者の違いの理解は重要な学習事項だ。何故なら、講習会終了後は登録して、要約筆記者として派遣されるからだ。要約筆記者は社会福祉を目的とした社会福祉法第二種事業である行政サービスを担う。

ラヒット 記




NHK手話ニュースの「細い目」は何を表す?

2007年05月24日 09時27分44秒 | 生活
070523_2045~002.jpg070523_2045~001.jpg5月23日の手話ニュースで、木村晴美キャスターが田中清キャスターとともに担当していた。

ろうの木村キャスターとコーダの田中キャスターと明らかに手話が違う。
木村キャスターは行楽や天気などではない政治的にシリアスな話題を報道する際にも、「笑った」表情が入る、また何かを見る、観測する、注視するような際に「目を細める」。

この「笑った」表情が普通のニュースで次は明るい話題ですと言って見せる明るい表情ではないのはもちろんだ。
多分、これから新しいテーマで話しますよ、話題は別ですよというメッセージではないかと思う。最初に見せるからだ。
普通のニュースのキャスターの「それでは」という言葉や少しだけ強いはきはきした口調の代わりの表現かもしれない。

次の目を細めるのは、私たちも近視や老眼の人が良く見ようとすれば目を細めるが、この場合は違うだろう。
これは、多分話の対象に愛情や好感を持っていることを表しているのではないか。声で言えば優しい口調にあたる。

後、木村キャスターでも口型がないわけではない。昨日も「反応」とかいくつかの言葉が出ていた。


難聴者が手話を使う場合でも習得した方法や経験年数でかなり違うが、難聴者の手話が表情が乏しいと言われるのは、通常は発声しながら手話を使うのでその声に意味を持たせているので表情に表れないのだ。
難聴者の場合、手話のコミュニケーションでいろいろな意味が表情に出てくるようになるにはろう者とのコミュニケーションが欠かせないだろう。講習会などで言葉で学ぶには限界がある。


難聴者は聞こえない時に、その場の気まずさやトラブルを避けようとして、微笑えんでしまう。単純にわかった振りをしている訳ではない。これは難聴は「微笑みの障害」として国際的にも昔から指摘されていることだ。

それでも、難聴者は手話を学習する意義は大きい。

ラビット 記



難聴者に便利 電車の開閉ランプ表示

2007年05月19日 19時54分58秒 | バリアフリー
070519_1742~001.jpg070519_1713~001.jpg中央線に新しい車両が走っている
ドアの上には山手線のように、液晶ディスプレイが二つある
ドアが開いた時に開いた時に赤いランプが点灯する。いったん消えて、閉まる時にまた点灯する。

開いているドアに赤いランプが灯いたら、もうすぐに閉まるので乗らないで下さいという合図ではないか。

これは意図してかどうかわからないが、一緒に乗ったろう者が言うには聴覚障害者にとってはドアに挟まれないようにという警告になっている。

なるほど。構内放送で「まもなく閉まります」というアナウンスが聞こえない聴覚障害者には便利だ
難を言えばもう少し大きく目立つようにしてほしいが。

ラビット 記



健康雑誌の難聴者への対応

2007年05月19日 10時13分10秒 | 生活

NHKみんなの健康難聴特集
ロハスメディカル健康雑誌に「難聴」問題が取りあげられていた。NHKの「きょうの健康」はテレビでも多くの視聴者が見ているので影響力が大きい。昨年3月号に難聴問題が取りあげられていた。
「ロハスメディカル」は病院においてある広報誌だ。2007年4月号では、老人性難聴を特集していた。



http://www.lohasmedia.co.jp/index.html
http://www.lohasmedia.co.jp/medical/hospital.html

これはこれで良いと思うが、両方とも難聴はどういう障害か、どういう原因で起こるか、補聴器の種類とかに多くのページが割かれていて、何とか治療したい、直したいという方には参考になるかも知れない。ともに、耳鼻科医が執筆している。


ロハスメディカル2聞こえなくなってしまった人々には、どうコミュニケーションしたら良いのかが知りたいのだと思うが、これについての説明が不十分だ。「きょうの健康」の方では、静かなところでゆっくり、はっきりと話をしよう程度しかない。ロハスメディカルにはお互いに配慮をしようと思いやりの世界になってしまっている。
医者だけではなく、難聴当事者や高齢者介護にあたっている人々がどう対応しているかの具体的ノウハウが必要だ。

「耳のことで悩まないで!」(全難聴)や「難聴高齢者サポートハンドブック」(医療企画)はそうした人々が書いている。


ラビット 記


会社の会議での要約筆記者の対応(改題)

2007年05月16日 19時02分27秒 | 要約筆記事業

茅ヶ崎のアパート昨年の5月の説明から、受注担当者の半数以上が新しい方になったので、今日の打合せの中で、自分とのコミュニケーション方法を説明した。

要約筆記者は前回来たのと同じ方だが、私は前回はご苦労様とは言わなかった。今日の会議の内容とどういう質問や意見が出てくるかを説明していた。もう会議室に皆が集まり始めた。
私が会議の中で、自分の聞こえの状況や指文字のことを説明していると、要約筆記者がうんうんうなづいたり、反応しすぎる。私が理解して欲しいのは、受注担当者だ。普通にただ黙って聞いていれば良いのにと思う。

会議が終わったので、受注担当者も席を立ち、要約筆記者も帰ろうと資料を整理していたところに、上司が別の部下に話して、私にも話しかけてきた。要約筆記者は隣にいるのだから、ペンを出して書こうとして欲しかったが一礼して帰ってしまった。会議は終わったが派遣を依頼している時間にはまだ余裕があった。

※コメントのやり取りから、タイトルを「難聴者とのコミュニケーション方法の説明」から変更しました。

ラビット 記
写真は、茅ヶ崎市の借家(アパート)
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茅ヶ崎の借家
受注担当者の皆様へ

 ○○とのコミュニケーションについて

 ○○は難聴(なんちょう)です。出生直後の抗生物質の注射が元で、聴神経の細胞が減少したために、聞きにくくなっています。

 特徴は、小さい声が聞こえないと言うのもありますが、音(オン)の弁別が出来ないのです。タバコが「たまご」に聞こえたり、滋賀県か千葉県といった似たオンの区別が出来ないため、補聴器で拡声しても頭の中に???が浮かぶだけです。
 それで、近くでお話して頂くか、それも補聴器をしている右側がグッドです。

 数字は聞き間違えやすいので、空文字(そらもじ)を使って頂くと助かります。1から5までは指の数で大丈夫です。6から9までは指先で空中に自分から見える形で書いてください。
 内線電話は「20」から「24」に保留してください。指は、Vサインを折り曲げると「20」を表します。その次に「1」を表すと「21」です。

 さらに、メモしてもらうと確実です。メールは社内メールですと他の人に見られないので安心です。そう、一つだけ手話を覚えてください。「メール」です。親指と人差し指で、つぶれた輪を形作って下さい。指文字の「メ」です。自分から相手のほうに動かしてください。

 いろいろ、ご不便をおかけしますが、頑張りますのでよろしくお願いします。



「パソコンに残ったログから」!?

2007年05月16日 13時35分17秒 | 要約筆記事業

辻堂東海岸むぎのみ「パソコンに残ったログから」として、手話・要約筆記奉仕員研修会で、山形市健康福祉部生活福祉課障害福祉係長が講演した内容をパソコン要約筆記のログからホームページに公開しているのを見た。
http://yamamiti.hp.infoseek.co.jp/volunteer/sochiseido.htm

研修会に参加したパソコン要約筆記者が情報保障のためか、練習のためか分からないが入力したログ(記録)の内容を紹介しているらしいが、仰天した。

いつの研修だか不明だが、パソコン要約筆記は「通訳」として伝えるので、記録ではないし、通常はログは残さない設定で始めるはずだ。ましてや残ってしまったログを見て、公開するなんて考えられない。

ラビット 記




老人の集まりの「聞こえ」の理解は?

2007年05月15日 20時49分05秒 | 生活
070515_1933~001.jpg070515_1932~001.jpg超高齢化社会を反映して、高齢者の集まり、あるいは高齢者を含む集まりはこれからも増えるだろう。


高齢者は必然的に聴力が低下するがそうした人々が引け目を感じることなく、そのグループの一員でいられるような理解や配慮が必要だ
しかし、会話の中で聞こえなかった人に「だからあ、ご飯よ!ご・は・ん!」なんて、大きな声で言ったり、「ああ、もう仕方ないなあ」などと顔をしかめたりすればその人は恥ずかしく感じ、いたたまれなくなってしまう。


どういうふうに接すれば良いのか社会は知っているのだろうか。家族は、家を支えてきたおじいちゃん、おばあちゃんが耳が遠くなってきたら、どう接するのか尊厳を持って長生きして欲しいはずだ。

ご高名な日野原先生もまだまだご壮健で補聴器を使われていらっしゃらないようだが、聞こえは確実に衰えていらっしゃるのではないか。だとしたら周囲はどのように接しているのか?

まさか、大先生に恥をかかせまいと話に相づちを合わせているようなことはないと思うが、高齢難聴者のコミュニケーションについて、しっかり対応したノウハウやスキルを高齢者施設や関係機関は持っているのだろうか。
そうしたノウハウをどこで教えているのかしら。

「耳のことで悩まないで」(全難聴)
http://www.syusenplanning.com/school/event/books.html
申し込み先は→http://www.tonancyo.org/cgi-bin/C-006/shop/goods/gd_1.html

「難聴高齢者サポートハンドブック」(日本医療企画)
http://www.jmp.co.jp/care/440.html


ラビット 記