難聴者の生活

難聴者の日々の生活から、人工内耳など難聴者のコミュニケーション、聴覚障害者の制度改革について語る。

6/24、10:00am、成田空港結団式

2012年06月24日 10時36分15秒 | 障害年金問題
成田空港に着いた。着いてすぐ変圧器を購入。散髪は9時からでもう時間がない。しかもQBハウスのようなものはなく、何とかサロンというので料金も高そう。

集合場所はKカウンターらしい(案内はもらっていない)ので行ってみた。事務局員が耳マークの旗を持って立っていた。
先着の要約筆記者と話していたら、参加者が集まってきた。
総勢33人。

9時に集合、チェックインの手続きの後、結団式。
メンバーの紹介の後、団長はいないようだ。

ラビット 記

6/24,7:02日暮里からスカイライナー3号に乗車。

2012年06月24日 07時25分27秒 | 障害年金問題
山手線の7号車に乗ると、京成線に乗り換えのエスカレーターの前に着く。
京成乗り場では乗車券はPASMOで処理できるがスカイライナー券は現金とのこと、発車時間の迫っている時には焦る。
トランクを持って乗り換えする場合は時間に余裕を持っておいた方がいい。乗り換え案内のようにさっさとはいかない。

天気は薄曇り。
京成スカイライナーはほとんど横揺れがないので快適だ。

デジカメの蓋をしておかなかったので、バッテリーなくなってしまった。充電池はトランクの中だ。到着後まで写真が撮れない。

ラビット 記
※車内で要約筆記事業についてまとめよう。

障害者総合支援法案、参議院厚労委通過!

2012年06月20日 06時39分21秒 | 障害年金問題
障害者総合支援法は、政府の審議機関の障害者の意見を無視した点で、納得できない。
この法案の評価は部分をとらえて、打算的に行うべきではない。
必ず、大きな矛盾が出てくる。


ラビット 記
※しらっとしていないで、責任をとるべきだろう!
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◆1◆ 6.19参議院厚労委員会 総合支援法案採択。350名の怒り!
明日本会議15:30  緊急行動Ver5  国会へ!

参議院厚労委員会は、6月19日(火)13時30分から総合支援法案の趣旨説明(4分)と質疑を行い、わずか3時間で採択しました
(民・自・公賛成、みんな・共・社反対)。

これは21日の国会最終日にむけて、政権与党の成果(法案成立数)が極めて少なく、三党が合意している法案の可決成立の動きが加速しているためです。
基本合意を破るな、骨格提言に基づいた徹底審議を求める声があふれているにもかかわらず、なりふりかまわず成立をはかる動きです。
参議院本会議は明日20日(水)15:30~となりました。

しかし、一方で、原発再稼働反対、消費税増税反対、
TPPや「新システム」反対の世論は急速に大きく高まっています。
極めて緊迫した国会情勢が続いています。
私たちはあきらめません。決して負けません。
あらゆる力と知恵とつながりをあわせて、国会へ!

6月20日(水)10時~12時 参議院前路上大集会(同時中継予定)
       14:30~   路上集会+参議院本会議傍聴
       18時~19時  訴訟団記者会見(同時中継)

<めざす会web> 雨でない限りインターネット生中継
http://www.normanet.ne.jp/~ictjd/suit/index.html

◆2◆ 参議院厚労委員会中継録画
6.19参議院厚生労働委員会(6時間9分ですが、障害者関連は後半の約3時間)
http://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/index.php 
 審議中継カレンダー=6月19日
 審議中継=厚生労働委員会

○地域社会における共生の実現に向けて新たな障害保健福祉施策を
講ずるための関係法律の整備に関する法律案
http://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/kousei/gian/180/pdf/t031800681800.pdf

○附帯決議(PDF添付)

<印象に残った質疑>
○民主党・大島議員:応益負担は1割残ってるじゃないかといわれれば残っているが、その理念は低所得者で少しでも負担しなければならない人が使ったものの1割ですむように、上限の一割だ

○自民党・衛藤議員:障害者政策委員会の人選は公平・中立な立場のものか?
 つなぎ法や総合支援法に反対運動展開している人も多く含まれている、どう考えているか! 
差別禁止、合理的配慮はもっと上での議論ふまえるべき
 
○共産党・田村議員:障害支援区分は三党修正案で2014年4月施行とされたが、障害者・家族の意見を聞くとなっていない。どうやって意見を反映するのか!
 自立支援医療の自己負担はまったく変わっていない!

○みんな・川田議員:裁判上の和解に対して行政がこれに違反した法律をつくった。原告はどのような思いにいると受けとめているのか?
 「原告団には、定期協議を実施の他、法案のとりまとめにしても直接原告団にお会いして説明を行っている」(小宮山大臣)

○社民党・福島議員:原告・五十嵐、家平、中村さんからの手紙朗読。
 大臣はどう聞くか?
 「基本合意、骨格提言は重いもの財政上などいろいろなことから、総合的に判断して、段階的にしか実現できないことをご理解いただきたい。今回、もりこめるものはもりこんだ」(小宮山大臣)
 骨格提言実現の工程表作成を!

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◆障害者自立支援法訴訟の基本合意の完全実現をめざす会◆
ニュース 2012.6.19 第252号(通巻360)
http://www.normanet.ne.jp/~ictjd/suit/
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松竹・歌舞伎座は磁気ループを設置して下さい。

2012年06月12日 05時02分32秒 | 障害年金問題
松竹・歌舞伎座は現在改築中だが、東京都中途失聴・難聴者協会は観劇用に磁気ループを設置するよう要望書を提出し、幾度と交渉してきた。
しかし、先日の松竹側の回答は航空機の座席のように前の関の裏にモニターを設置して、文字が表示される装置を付けるということだ。
観客の大多数は高齢者で難聴者が多いのではないか。

高齢難聴者は多くは低下した聞こえを音量を大きくして補おうとする。
テレビで字幕放送があっても、映像にかぶさった字幕を読みとるのは難しいのだ。高齢者は自動車の運転免許更新の際の動体視力検査は能力が低下していることが知られている。つまり背景が始終動いていたりパッパッと変わる字幕を読み切れないのだ。
我が家の84歳の義母もプロ野球と大相撲以外はテレビは聞こえないので新聞を読んでいる。

松竹・歌舞伎座はこうした高齢難聴者の聞こえの特徴を理解して、補聴器を使う難聴者や高齢難聴者のために磁気ループを設置して、受信機の貸し出しを行うべきだ。
聞こえのバリアフリーに配慮した歌舞伎座のオープンを願う。

ラビット 記
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歌舞伎鑑賞教室 - 東京都中途失聴・難聴者協会
特定非営利活動法人 東京都中途失聴・難聴者協会様.
平成 24 年 5 月.
国立劇場の歌舞伎鑑賞教室は、初心者の方に日本の伝統芸能に親しんでいただくことを目的に企画された公演で、各教育機関のご支援のもと、平成22年度には累計入場者数が 500 ...
http://www.tonancyo.org/chirasi/120624kabuki.pdf

今年の全要研集会は滋賀県

2012年04月08日 12時45分05秒 | 障害年金問題
昨年の東京集会は、東日本大震災の3ヶ月後に開催された。
難聴者自身がコミュニケーションを見つめ直す企画、災害対策を見直す企画、厚生労働省の要約筆記者養成事業の実施要項と養成カリキュラムの通知についてなど盛りだくさんの企画だった。

今年は要約筆記者認定全国統一試験事業の行われたこと、制度改革の今後を考える企画など重要なものがある。
全要研の組織、事業改革の前進にかかる企画もある。。

ラビット 記
※写真は家の前の桜。
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第30回全国要約筆記問題研究集会 in 滋賀(関西)
要約筆記事業の今後を考える.
~養成・認定・派遣、地域での取り組みの未来形~.
要約筆記者養成カリキュラムが出て一年。各地の要約筆記事業は、迷いつ. つも前を 向いて動き出している。
認定試験の導入や移行、研修等を実施してきた地域の事例に 学ぶ。

第30回全国要約筆記問題研究集会 in 滋賀(関西) ~参加申込みのご案内~https://conv.toptour.co.jp/2012/3501_shiga/youyaku30/yoko.pdf

第30回全国要約筆記問題研究集会in滋賀 - 福岡県聴覚障害者センター
DPI日本会議の尾上浩二氏・崔栄繁氏が、わかりやすく解説。 【第2分科会】 運動論Ⅱ
「要約筆記事業の今後を考える」
~養成・認定・派遣、地域での取り組みの未来形~
要約筆記者養成カリキュラムが出て一年。各地の要約筆記事業は、 迷いつつも前を 向い ...
http://blog.goo.ne.jp/fukuchosho/e/38fdeffd3cc97adcafbdbb7a4a9f3903

昨日、業務引き継ぎ終わる。

2012年03月24日 07時49分21秒 | 障害年金問題
昨日、業務引継書を元に、上司と同僚に業務内容を説明した。
これで、在職した仕事はけじめが付けられた。
その後、人事異動の内示が発表されて、後任が分かった。
これで、33年間と1ヶ月の企業人生も終えることが出来る。

難聴者として、企業の中で業務を遂行するのは並大抵のことではない。
電話やミーティング、会議、立ち話、飲み会などコミュニケーション不全の状況は業務にも自身のモチベーションや精神状態にも大きく影響する。
求められる職責が果たせないと見られれば昇格どころか降格やライン離脱もある。

難聴の進行の度合いにより、補聴器と指向性マイクの併用、ワイヤレスマイクの利用、手話通訳、要約筆記の利用などして来たが、いずれも限界を感じ、4年前人工内耳の装用に踏み切った。
結果的に、聞こえていた側の補聴器が使えなくなったので、反対側の人工内耳装用はタイミング的にも良い結果となった。

2006年から3年間、要約筆記をあらゆる会議に付けて、執務していた時が一番仕事にやりがいを感じていた時だった。しかし、コストダウンの対象に要約筆記者の派遣費が対象になり、これに抗することが出来ずになくなってしまった。
これを難聴者の日頃の努力や個人的な性格により、通訳や聴覚補償が左右されるとすればそれは「強い」難聴者、「要領のいい」難聴者だけがその恩恵にあずかることになる。

企業人生で、難聴者の就労の実態とその保障制度の方向を見据えた活動が必要なことが分かったのがもう一つの収穫だ。

ラビット 記

「障害者自立支援機器等開発促進事業」成果の一般公開

2012年02月28日 12時38分25秒 | 障害年金問題
「障害者自立支援機器等開発促進事業」における開発成果の一般公開の案内があった。

ラビット 記
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(以下案内文)平素よりお世話になっております。
厚生労働省障害保健福祉部 福祉工学専門官の森と申します。
障害者の方々を支援する機器の開発や普及促進を担当しております。

今年度も、当方で実施しております「障害者自立支援機器等開発促進事業」における開発成果の一般公開を下記の通り開催致します。
ご連絡が間際になり申し訳ありませんが、より多くの方々にご覧頂きたく、ご案内申し上げます。


日時:平成24年3月7日(水) 11:00~15:00
場所:厚生労働本省(中央合同庁舎第5号館) 2階 講堂
http://www.mhlw.go.jp/kouseiroudoushou/shozaiannai/
 
(参考)平成23年度開発テーマ一覧
http://www.mhlw.go.jp/bunya/shougaihoken/cyousajigyou/dl/110704-02.pdf
 ─────
 外部の方の見学につきましては事前に登録をお願いしております。
 別紙をご覧頂き、電子メール、FAXまたは葉書にてお申し込み下さい。
 準備の都合上、締切は3月6日(火)17時必着とさせて頂きます。
 ─────
この事業は、障害者のニーズを反映した使いやすく適切な価格の支援機器やその技術開発に取り組む企業を支援するものです。
今回、展示やデモンストレーションが行われる機器は、実用的製品化を目指してモニター評価などを経ながら開発が進められてきたものです。
実際の機器等を見て体験して頂き、ご意見やアドバイスなど頂けますと幸いです。
また、ご関心のある方々がおられましたらご案内頂けますと幸甚に存じます。

年度末のお忙しいところ恐縮ですが、よろしくお願い申し上げます。

以上、周知のほどよろしくお願いいたします。
なお、申込は直接厚労省宛にお願いします。

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 (社)全日本難聴者・中途失聴者団体連合会
   (略称:全難聴)  事務局 

総合福祉法骨格提言実現をめざす地域フォーラム

2012年02月16日 21時43分42秒 | 障害年金問題
◆5◆ 各地のフォーラムの成功を

2月18日:愛知 鯱城ホール/主催:愛知障害者フォーラム/講師=森祐司
2月25日:富山 富山県教育文化会館/主催:富山県障害者施策推進
 フォーラム協議会/講師=藤井克徳
2月25日:東京 新宿NSビル/主催:JDF地域フォーラム実行委員会/
 講師=東俊裕・森祐司
2月26日:愛媛 調整中/講師=東俊裕
2月29日:京都(全関西集会) 京都テルサ/主催:同実行委員会/
 講師=藤井克徳

◆みんなの手でつくろう!障害者総合福祉法を! 全関西集会
 日時:2月29日(水)
 時間:13:30~16:00(13:00開場)16:30~17:30(京都駅までデモ行進)
 場所:京都テルサ(京都府民総合交流プラザ)
 資料代:500円 ※手話通訳、要約筆記、点字資料あり  申込み:不要
 主催:「2/29 総合福祉法を求める 全関西集会 実行委員会」
 連絡先:大阪障害フォーラム(ODF)事務局
     〔障大連〕TEL 06-6779-8126 FAX 06-6779-8109
http://dpi.cocolog-nifty.com/mailmg/2012/20120214kyouto_zenkansai.do

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◆障害者自立支援法訴訟の基本合意の完全実現をめざす会◆
ニュース 2012.2.16 第185号(通巻293)
http://www.normanet.ne.jp/~ictjd/suit/
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障害者自立支援法訴訟の基本合意の完全実現をめざす会メールニュースです。
事務局には syouri_mezasukai@nginet.or.jp  にメールください。

コミュニケーションの保障とコミュニケーション支援

2012年02月16日 12時49分20秒 | 障害年金問題
コミュニケーションの保障を権利として求めるとは言うが、 コミュニケーション支援の権利を求めるとは言わないのはなぜか。

コミュニケーションには障害者権利条約や障害者基本法のようにあらゆる形、手段が保障されることを求めているが、聴覚に障害を持つ人たちの問題で言えば、手話通訳、要約筆記のように人的資源によるサービス、これをコミュニケーション支援と言っているが、この他に補聴器や磁気ループを使って自らの機能を補償する場合もあるからだ。環境整備もある。

東京は雪だよ。お昼に外に出たら、ちらほらと。
写真は通勤途中の多摩川。

ラビット 記

声明 障害者総合福祉法骨格提言の実現を今こそ求める

2012年02月15日 22時00分46秒 | 障害年金問題
2012年2月14日
声明 障害者総合福祉法骨格提言の実現を今こそ求める

聴覚障害者制度改革推進中央本部 本部長 石野富志三郎
構成団体 財団法人全日本ろうあ連盟
     社団法人全日本難聴者・中途失聴者団体連合会
     社会福祉法人全国盲ろう者協会
     一般社団法人全国手話通訳問題研究会
     一般社団法人日本手話通訳士協会
     特定非営利活動法人全国要約筆記問題研究会


 2月8日の総合福祉部会資料において「厚生労働省案」が公表されました。私たち聴覚障害・盲ろう当事者及び支援者6団体で構成している聴覚障害者制度改革推進中央本部は、同案についてまったく同意できません。

 昨年8月、障がい者制度改革推進会議第18回総合福祉部会において「障害者総合福祉法の骨格に関する総合福祉部会の提言」(以下「骨格提言」という)が取りまとめられました。骨格提言は、聴覚障害者、盲ろう者を含む当事者・関係者55人により構成される同部会が一年にわたり議論した成果です。
障がい者制度改革推進会議は、障害者の権利を保障するための障害者権利条約に基づいて設置され、権利保障ではなく自己負担を伴うサービス提供という現在のわが国の障害者施策を抜本的に改正しようと論議を進めてきました。その成果である骨格提言は十分に尊重されなければなりません。
ところが、厚生労働省案には骨格提言の内容がほとんど盛り込まれず、障害者自立支援法を一部改正する内容となっています。私たちは、障害当事者・関係者の取り組みの成果を軽視するこの案に同意することはできません。
 また、2010年1月に障害者自立支援法違憲訴訟の原告団と国(厚生労働省)との和解により締結された基本合意文書では「障害者自立支援法の廃止と新たな福祉法制の実施」等が明記されていますが、今回の厚生労働省案は、合意事項が全く反映されていません。

 そして、厚生労働省案には、私たちが強く求めているコミュニケーション支援関連の記載がまったくありません。
聴覚障害者の生活に関わる情報アクセス・コミュニケーションを権利として保障し、相談支援にかかる情報・コミュニケーションのバリアを解消すること、コミュニケーション支援及び通訳・介助支援を全国一律の仕組みとして地域格差を解消すること、手話通訳者、要約筆記者、盲ろう通訳・介助員の身分保障等、私たち聴覚障害・盲ろう者関係団体のこれまでの要求に全く応えていません。聴覚障害者の暮らしや手話通訳者等業務の改善には結びつかない内容であり、私たちを大きく失望させる内容です。

 「すべての聴覚障害者に、情報アクセス・コミュニケーションの権利を保障する法制度の実現を求める要望書」全国116万人余の署名運動、「We Love コミュニケーション」パンフ普及の取り組みが示すとおり、情報アクセス・コミュニケーションの権利保障を求める私たちの要求は、幅広い国民の理解を頂いております。

 今回の厚生労働省案は、全国の障害者をはじめ、私たちの要求にはまったく応えていない内容であることを確認し、国(厚生労働省)、国会に対して、以下のことを強く要求します。



1.新法は、障害者総合福祉法の骨格に関する提言と、障害者自立支援法違憲訴訟団の基本合意文書を尊重したものにすること。

2.聴覚障害者、盲ろう者の情報アクセス・コミュニケーションの権利を保障し、そのために必要な支援体系を構築し、情報アクセス・コミュニケーション支援を保障すること。

以 上


新しい人工内耳N5のインプレッション(4)

2012年02月12日 23時33分48秒 | 障害年金問題
新しい人工内耳N5は、電池の消耗が早い。現在は人工内耳用のボタン電池2個をケースに入れて使っているが、2日間しか持たない。フリーダムは3個で3~4日間だったからそんなものかもしれないが、あれ、電池を入れ替えたばかりなのにと思うくらい早く切れてしまったことも。
選択したプログラムによっても電池消耗の早さが違うと言われている。

N5で気づいたことは、電話する時はビーム(今はズーム)にして聞くと聞きやすい。
周囲の音がカットされるからかな。
後、フリーダムよりN5はPHSの音のでる部分をかなり前方の方に当てないとクリアに聞こえない。
コイルが先方にある感じだ。

電話する時は、自分のN5の電池を入れ替えておくだけでなく、PHSの方も充電したバッテリニーに交換するか充電しながら通話すると隣で話しているみたいによく聴こえる。
周囲が静かなところを選ぶことと、相手には大声は決して出さないこと、一定の大きさの声で話してもらうこと、テレビを消したり、人声のない静かな環境で電話してもらうこと。

ラビット 記

デジタル映画の字幕が受信できないトラブル。

2012年02月11日 14時31分02秒 | 障害年金問題
デジタル上映の映画の字幕データはどのように受信するのかな。映画のデータと別に送られる?
字幕データをデコードできなかった?
勝手に受信したりデコード出来ないようになっていると思うけれど。

ラビット 記
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◆シネマシティ邦画字幕版NEWS 2/11号◆
お詫び
2/11、2/12に上映を予定しておりました『ALWAYS 三丁目の夕日'64』ですが、日本語字幕が表示されない、というトラブルが発生いたしました。 
よって誠に勝手ながら、両日とも字幕なしの通常上映とさせていただきます。
楽しみにお待ちくださっていたお客様には大変ご迷惑をお掛けして申し訳ございません。  

シネマシティではすでにほぼ全作品をフィルムではなくデジタル上映で行っておりますが、字幕データのファイルをコンピュータが読み取らず表示してくれない、というトラブルです。ただ今原因を調査中でございます。

 現在これにかわる上映を検討しております。決定しましたらこのメール、HP等でお知らせいたしますので、何卒ご了承くださいますようお願い申し上げます。
 この度はご迷惑をお掛けしまして大変申し訳ございませんでした。

《日本語字幕版上映スケジュール》
『はやぶさ 遥かなる帰還』 2/11(土)12(日)
『麒麟の翼 劇場版・新参者』 2/18(土)19(日)
『日本列島 いきものたちの物語』 2/25(土)26(日)
『逆転裁判』 3/3(土)4(日)
『おかえり、はやぶさ(2D)』 3/31(土)4/1(日)4/2(月)

上映時間はこちらから
携帯http://cinemacity.co.jp/i
パソコンhttp://cinemacity.co.jp/webReservation/calendar.do

2012年2月8日総合福祉部会での発言メモ(福島智委員)

2012年02月09日 06時33分35秒 | 障害年金問題
2012年2月8日総合福祉部会での発言メモ(福島智)

 東京大学の福島智です。海外出張などで長らくご無沙汰してしまいました。申し訳ありません。およそ1年ぶりに帰国して、私は障害者制度改革をめぐる日本の状況の変化に、愕然としています。しばらく日本を離れていたことをたいへん心苦しく思いながらも、その立場を踏まえて、あえてお話しさせていただきます。

 みなさん、思い出してください。
 2009年の政権交代時の衆議院選挙で、民主党はマニフェストにおいて、「障害者自立支援法を廃止し、新たに障がい者総合福祉法を制定する」、と明言したことを。
 そして、政権交代が実現し、2009年12月には、鳩山総理を本部長とする「障がい者制度改革推進本部」が設置されたことを。
 その翌月、2010年1月には、先に提訴されていた、「自立支援法違憲訴訟」において、政府・民主党は自立支援法の問題点を認め、原告・弁護団と「和解」にむけての「基本合意」を取り交わし、当時の長妻厚生労働大臣が合意文書に署名したことを。
 みなさん、思い出してください。
 その直後に障がい者制度改革推進会議が発足したときのあの熱気を。
 そして、同年4月にはこの「総合福祉部会」が設置されたことを。
 推進会議とこの総合福祉部会で、何十人という障害者やその関係者が、いったいどれだけ膨大な時間とエネルギーを費やして、議論を重ねてきたかを。
 そうして、昨年2011年8月には、この総合福祉部会の55人の構成メンバーの総意として、総合福祉法制定にむけての「骨格提言」を策定したことを。
 多くの傍聴者があり、ネットでの配信もありました。
 私たち自身の背後に、傍聴のみなさん、そして、ネットやさまざまなメディアで私たちの議論に注目してこられた方々がいったいどれだけの数おられたことか。
 こういう背景を踏まえたとき、「総合福祉法」は、この「骨格提言」の趣旨を最大限に反映したものでなければならないのは当然の流れだと思います。
 ところが、仮に名称は「総合福祉法」であったとしても、今の厚生労働省案では、実質的に「自立支援法の一定程度の改正」といわざるを得ない内容に留まっているのではないでしょうか。
 たとえば、「障害程度区分の見直し」について。
 「法の施行後5年を目途に、障害程度区分の在り方について検討を行い、必要な措置を講ずることとする規定を設ける」とありますが、結局これは、この問題を5年間先延ばしにすると言っているだけのことではないでしょうか。
 また、「地域生活支援事業の充実」という部分について。
 「地域生活支援事業として、地域社会における障害者に対する理解を深めるための普及啓発や、ボランティア活動を支援する事業を追加する」とあります。しかし、もともと現行の「地域生活支援事業」は、「自立支援給付」の10数分の1程度の予算規模しかありません。国の責任で進めるべき事業を、個人の自発的な活動である無償の「ボランティア」で補おうというのでしょうか。
 こうした「法案」を読んで感じることは、民主党の誠意の乏しさです。これは、信義を守ること、つまり「信義則」に反することと言わねばならないでしょう。昨年8月の「骨格提言」策定以後、いったい民主党は何をなさっていたのでしょうか。

 仮に総合福祉法の「骨格提言」の内容に全面的に沿った新法制定がすぐには実現できないのであれば、「骨格提言」のどことどこの部分なら実現できるのか。逆に、どこは実現できないのか。なぜできないのか。また、どうすれば実現できるのか。そして、いつごろまでに実現できるのか、といったことを、政府・民主党は一つ一つ丁寧に示すべきではないでしょうか。
 「骨格提言」を実現する上での最大のハードルは、厳しい財政状況を背景とした財源問題だといわれます。そして、その一方で、過去数年、こうした厳しい財政状況の下でも、障害関連予算は年々増加しているのだと指摘されます。しかしそれはニーズ増大に伴う予算の「自然増」であり、「自然増」はあくまでも「自然増」なので、実質的な「予算増」とは異なります。
 財政問題についていえば、民主党は「社会保障と税の一体改革」ということをさかんに主張していますが、その「社会保障改革」において、マニフェストに掲げていた「障害者制度改革」がどのように位置づけられているのか、まったく分かりません。

 政治的発言力が小さく、相対的に弱い立場におかれがちな障害者の問題は、無視・軽視してもよいということなのでしょうか。
 日本には法的に認定された障害者だけでも今、およそ750万人います。難病や発達障害などの方々も含めれば、1千万人を超えるでしょう。さらにご家族なども含めれば、障害のある当事者とその身近な人たちは、3千万人から4千万人、つまり、国民の3人から4人に1人が障害の当事者やそのご家族ということになります。
 こう考えると、けっして障害者問題は本来小さな問題ではないはずです。
 なにも、障害者だけを特別扱いにしてほしいというのではありません。道路を歩いたり、周囲の人と会話をしたり、トイレに行ったり、水を飲み、ごはんを食べ、酸素を呼吸する・・・、などの人間の生存のための最低限の行為、人間が尊厳をもってこの社会で生きていくうえで、絶対に必要なことが自力ではなかなか難しい人たちに対して、社会のみんなでお互いに支えあっていきましょうと要望しているだけです。
 弱い立場の人間を無視・軽視する社会は、やがて衰え、力をなくして滅びていくでしょう。
 逆に、たとえ人生でどのように困難な状態におかれ、辛い・苦しい状況におかれても、自分ひとりではないんだ、人としての尊厳をもって生きていける、社会のみんなで支えあって生きていけるんだ、ということが国民すべてに実感されれば、その安心感は、一人ひとりの生きる活力となり、それが合わさって社会全体の活性化につながるでしょう。

 民主党は、社会的に不利な立場にある人の味方であり、相対的に弱い立場におかれがちな人を応援するというメッセージを社会に発信して、そのことで3年前に政権をとったのではなかったのでしょうか。
 私たちすべての人間は、本来、おそらく人生において予期しなかった苦悩や悲しみ、辛さを体験する存在です。それは個人の力ではどうにも避けられないことです。国家と社会全体で互いに支えあうしかありません。私たち日本人は、こうした人と人との支えあいの大切さを、昨年の3月の大震災をとおして、象徴的な体験として改めて心に痛切に刻みこみました。
 民主党のみなさん、どうか政治家としての原点の志を、初心を思い出してください。
 マニフェストに掲げただけでなく、裁判所という公正な場での議論をとおして、「和解」が成立し、公式の文書に大臣が署名したことまでもが、もし、ないがしろにされてしまうのであれば、私たち国民は、いったい何を信じればよいのでしょうか。

 民主党のみなさんの、政治家としての誠意と魂にお願いします。
 政治への期待を繰り返し裏切られ、政治不信を通り越して、政治に絶望しかけている日本国民の一人としてお願いします。
 強く、お願いします。
http://t.co/V6HJNa6y