難聴者の生活

難聴者の日々の生活から、人工内耳など難聴者のコミュニケーション、聴覚障害者の制度改革について語る。

社会福祉士と介護福祉士の違い なるほどお。

2010年10月31日 02時50分17秒 | 社会福祉の学習
社会福祉士と介護福祉士の違いについて、いろいろ説明しているサイトがあるが、これが分かりやすい。

間接的援助をするのが社会福祉士、直接的援助をするのが介護福祉士。
http://www.kaigo-hukushishi.net/08_shakai.html

難聴者の介護福祉士は何人かいる。
来年には集まりたい。


ラビット 記

障害者 解雇の荒波 難聴者も孤塁を守る闘いに。

2010年10月30日 22時06分17秒 | 就労
ヨミウリオンラインに障害者が次々に解雇されているというニュースが出ていた。
障害者自立支援法の廃止と新法の制定を求めた大フォーラムの翌日のニュースだ。

大フォーラムに参加できなかったのも職場の立場を守るのにその日は職場に居なければならないと判断したからだ。勤続30年の難聴者すらそのくらい不安を感じさせるのだ。
自分の持ち場で大フォーラムに連帯して闘ったと思っている。


ラビット 記
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障害者 解雇の荒波
「明日から来なくていい」 「うちの会社もぎりぎり」
 わずかに改善したものの、依然厳しい水準で推移する完全失業率や有効求人倍率。中でも障害者雇用は厳しい波に翻弄(ほんろう)されている。 2008年度に解雇された障害者は07年度の約1・8倍の2774人。今年度も8月までの5か月で1173人と、02年度以来のハイペースに。慣れ親しん だ職を失えば、再就職が難しいのが実情だ。 

98人面接 採用4人
名古屋市障害者雇用支援センター(名古屋市熱田区)には昨秋以降、失職した障害者からの相談が相次ぐ・・・
http://www.yomiuri.co.jp/national/yuragu/yuragu091030.htm

「介護とは」 テキスト284p 難聴者専門介護職に

2010年10月30日 17時35分42秒 | 社会福祉の学習
「介護とは、高齢者及び障害者等で日常生活を営むのに支障がある人々が、自立した生活を営み、自己実現が図れるように、対人援助、身体的・社会的・文化的生活援助、生活環境の整備を専門的知識と技術を用いて行う包括的日常生活援助である。」(介護福祉士受験ワークブック2011、NHK学園)

ふーむ、包括的に支援する内容が社会福祉士とだいぶ違う。
難聴者専門に介護支援する職業になる可能性がある。
難聴者・中途失聴者対象の手話講習会の運営なども含まれるのではないか。難聴者協会の例会等に助言することも。


ラビット 記

障害者自立支援法廃止に1万人のニュースが

2010年10月30日 16時03分25秒 | 障がい者制度改革
ニュースの受け止め方はまちまちだが、ネットでもマスコミでも、大フォーラムのことが報道されている。


ラビット 記
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障害者が介助サービスを受ける際、原則1割の自己負担が必要な障害者自立支援法の廃止と、障害者自身の声を反映した新法の制定を求めて、障害者やその支援者ら約1万人が29日、東京・日比谷公園と厚労省前で集会を行った。新法施行までの間の支援も訴え。
(C)日テレNEWS24
2010/10/29 23:43:00


NHKのサイト (動画付)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20101029/k10014915081000.html


ラビット 記

目指す会の大フォーラムの速報!

2010年10月29日 21時28分24秒 | 障がい者制度改革
大フォーラムに1万人が結集したということだ。

これはすごい、参加できなかった自分も職場の差別に対峙していたので同じ気持ちになれる。

ステージ上の左の白い枠は要約筆記のスクリーンだ。東聴連の事務局長が考案、設置して、東京の登録要約筆記者の会の会員が担当している。

障害者が議論しながら一つの方向性を見いだしていくというのは団体、組織の規模を問わず重要だ。
また参加できなかった仲間への思いを馳せることも大事だ。


ラビット 記

━━━MEZASU━━━━━━━━━━━
◆障害者自立支援法訴訟の基本合意の完全実現をめざす会◆
   ニュース 2010.10.29 第63号(通巻171)
   http://www.normanet.ne.jp/~ictjd/suit/
━━━━━━━━━━━━MEZASU━━━

◆(1)10・29全国大フォーラム1万人がつどいました!

障害者制度改革をすすめるため、自立支援法廃止と新法づくりを確かなものとするため、
日比谷に10000人がつどい、大きな声を上げました!

○10・29全国大フォーラムのホームページが大幅更新され、
 本日の様子を速報しています。ぜひ、ご覧ください。
 http://www.normanet.ne.jp/~ictjd/101029.html
 
◆オープニング
  天国かじごく http://www.youtube.com/watch?v=0GrWlmAnQ1U
  ミニコンサート・佐藤潤さん
◆主催者・来賓・連帯あいさつ
  政府(厚生労働省 岡本充功政務官)
   http://www.youtube.com/watch?v=LtLyqxnnTB0
  反貧困ネットワーク 湯浅誠事務局長
   その1 http://www.youtube.com/watch?v=U7b5oqPu9Fc
   その2 http://www.youtube.com/watch?v=cRrbbKrazqk
  障害者自立支援法訴訟の基本合意の完全実現をめざす会 竹下義樹弁護団長
   http://www.youtube.com/watch?v=UbEZ72RpR3I
◆全国大フォーラムアピール(word添付)

◆期待トーク&政党コメント -障害者制度改革に期待 私たちの声を反映させよう
  1.障がい者制度改革推進会議・総合福祉部会 ―経過報告
    制度改革推進会議 東室長
  2.各団体からの意見発表
    全日本ろうあ連盟(小中栄一さん)
    全国大行動実行委員会(横山晃久さん)
    日本障害者協議会(太田修平さん)
    日本難病・疾病団体協議会(繊維筋痛症友の会 橋本裕子さん)
    全国「精神病」者集団(関口明彦さん)
    障害乳幼児の療育に応益負担を持ち込ませない会
    大阪(大阪障害フォーラム〈ODF〉 楠敏雄さん)
    沖縄(ピープルファーストハイビスカス 大川創さん)
  3.特別ゲスト―各党議員からの発言
    民主党(梅村聡参議院議員)
    日本共産党(高橋千鶴子衆議院議員)
    社民党(福島みずほ参議院議員)
    新党日本(田中康夫衆議院議員)

○10.29写真アルバム(速報です)
http://picasaweb.google.com/sonobe.hideo/20101029?authkey=Gv1sRgCOqi6tDX7s_5zgE&feat=directlink


◆(2)主催者あいさつ 全日本ろうあ連盟 石野富志三郎(要約)

主催者を代表して、お礼を申し上げます。
昨日は激しい雨で、今日の雨を心配していましたが、雨もやみよかったです。
今日は全国から結集していただきありがとうございます。
「今こそ進めよう!障害者制度改革 自立支援法と」のスローガンを掲げて、
三本の矢を束ねて、たやすく折ることができないという言葉通り。
昨年は、この壇上で、みなさんの前で、長妻厚生労働大臣が、障害者自立支援法を廃止し、
新法をつくると明言されました。
障害者運動史に残るフォーラムになりました。
障がい者制度改革推進会議は、第一次意見書をまとめて、菅首相に提出し、
6月27日に閣議決定された。

しかし、障害者自立支援法は、現行の枠組みに固執している状況がある。
廃止と新法を待ちきれず、障害当事者が心中をしたということもあります。
このままでは、新法制定はできません。みなさんのもっと大きな運動、パワーが必要です。

今年、聴覚障害者団体6団体が結集して、
障害者権利条約に基づく新法を求めて決起集会を行いました。
新法制定を一刻も早く行いたいというのは、みなさん同じ思いだと思います。
新法に向けた動きをすべての国民に訴えていきましょう。
私たちの運動パワーを訴えていきましょう。


◆(3)「期待トーク&政党コメント」でのコーディネータのまとめ

○尾上DPI事務局長:
大切な課題が出されました。すべてが、権利条約にもとづく、制度改革への大きな期待し、
地域で自分たちもがんばっている取り組みがあった。
毎年続けているが、障害種別、団体の枠を超え、立場を超えてつながってきたことが、
制度改革に結実しようとしていることが確認できた。
推進会議の動きをおもしろく思っていない、これまでの政策をつくってきた人もいる。
国会には魔物が住んでいるといわれる。
推進会議の動きを尊重していくという発言もありました。
私たちの声抜きには、制度改革は進まない。その大切さをあらためて感じました。

○藤井JD常務理事
法ができて5回目です。
今年の10.29は、あのときの思いだけではありません。
あと一月ほどで、推進会議の議論の方向が、障害者基本法に関しては決まってきます。
臨時国会は12月3日までと言われています。改正案を出すとも、出さないとも言っていない。
この改正法案は、根っこを残すもにとなるものです。
これを国会に提出させてはいけない。
自立支援法廃止、新法づくりにいい環境をつくることが今年の集会の意義。
8人の報告者の話も、一番信用できるのは運動であるということ。
本当の権利、本当の新法は獲得してこそ、本物になる。
運動というのは、あきらめない、ひとかたまり、これが基本。
団結の基本は、自分の関係している部分だけではなく、他の障害に思いをはせよう、
ちがった意見に耳を傾けよう、共通点を探ること、これが団結の基本であると思います。
運動が大切であるということを確認していきたい。


▽▲▽編集後記
奇跡です。自立支援法施行からは5回目となる大集会ですが一度も雨は降っていません。
地下鉄の駅員さんもデモを誘導する警察官もスムーズにこの集会を支えてくれてます。
「あつまる力、結集力に敬意を表します」と反貧困の湯浅さん。
多くの困難な人びととつながりながら「すべての人の社会」をめざしたいと思います。
参加されたみなさんには、体は冷え切っているかと思います。暖かくしてお休みください。

CM=最新刊・藤井克徳『見えないけれど観えるもの』(やどかり出版)
情勢をみるするどい視点、哲学と上質なエッセイがほどよく好評です。
会場で入手できなかった方は、以下にご一報を(^_-)
 http://www.kyosaren.or.jp/

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障害者自立支援法訴訟の基本合意の完全実現をめざす会メールニュースです。
事務局には syouri_mezasukai@nginet.or.jp  にメールください。

朋あり、遠方より来たる。また愉しからずや。

2010年10月29日 20時27分07秒 | 日記(つぶやき)
大フォーラムに参加した朋と久しぶりに飲み交わした。

気の置けない仲というのは何ものにも代え難い。30年来の仲だ。
難聴者の手話の学ぶ意味から母親の介護までいろいろ話し合った。
なるほど世代間の価値観の共通性、難聴者としてのアイデンティティ、手話のコミュニケーターなど共通性は多い。

彼が社会福祉を学んだ1960年代半ばというのはまだ障害者は隔離する時代だ。
いま社会福祉を学ぶ我との不思議な連帯感を感じた。

仕事を辞めた後の喪失感とか母親の死去後の喪失感に何年も苦しんだのはひとごとではない。


ラビット 記


これは家の側の居酒屋だが同じチェーン。
注文は各テーブルに置かれた無線端末のカラーの写真を見ながらタッチパネルで行う。
難聴者にはいちいち聞き返さないので楽だ。
ボタンを押してから数分も立たないうちにお代わりが来たのは驚いた。

今日は大フォーラム、空が少し明るい!!

2010年10月29日 08時44分22秒 | 障がい者制度改革
今日は大フォーラムだ。
昨日の寒さと雨で仲間がどうなるかと心配したが雨は降らないようだ。

各地から集まってくる障害者の仲間たちは、いても立ってもいられない気持ちで参加する。
参加できない仲間も大勢いる。
まだこの集会に参加することと自分の問題がつながらない仲間もいる。

聞こえない仲間が全国で連帯している。


ラビット 記
ーーーーーーーーーーーー
◆(3)天はわれわれの味方 本日29日、「曇時々晴れ」に!
   10・29大フォーラムを大成功させよう!

歴史の扉を蹴破るために、ぜひ、多くのみなさんの参加で
もう一回り二回りの声かけで、フォーラムを大成功させましょう!

○天気予報は「曇時々晴(最高気温17度)降水確率10%」です。
○最新情報は http://www.normanet.ne.jp/~ictjd/101029.html
○国会へのデモ行進の先頭集団に訴訟団の隊列が入ります!
 (一部情報が混乱してごめんなさい)
 訴訟団は野音会場参加者含め全員国会へのデモ隊の先頭集団に入ります!
 集合は14時30分、霞門(かすみもん)です
 (銀座方面には訴訟団は入りません)


▽▲▽編集後記
28日の東京は10度。冷たい雨でしたが、議員会館は熱気あふれてました。
新しくなった会館は高級ホテルの雰囲気ですが、参加者はわたしたち(^_-)
大集会と議員要請は2005年から数えると何度目になるでしょうか。
自立支援法廃止大臣約束、基本合意締結、勝利的和解、総合福祉部会スタートと
私たちの運動は確かに情勢を切り拓いてきました。
でも、「一部改正法案」など逆流もあります。
「あきらめない!」「ひとかたまり!」を胸に刻んで、
今日は、いよいよ10・29大フォーラムです!

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直前対策講座筆記試験対策スクーリング

2010年10月28日 20時19分12秒 | 日記(つぶやき)
うーむ。直前対策通信講座を受講している人を対象に、さらに筆記試験対策スクーリングの案内が来た。

10月の最後の後期スクーリングの際にも案内があったものだ。要約筆記討論集会と重なっているので申し込むかどうか1ヶ月逡巡したが受講することにした。

23000円。2日間朝から夕方までびっしりとは言え、通信講座でも○万円払っているのでこれは大きい。
郵便局で振り込んだ後、PC要約筆記派遣を依頼した。


ラビット 記

再度、大フォーラムの参加のお願いが。

2010年10月28日 19時52分05秒 | 障がい者制度改革
昨年ではない、今年6月のことだ。
障害者自立支援法「改正」案が上程され毎日国会前で障害者団体が抗議の集会を開き、衆参議員にファックスを送りつけたのは。わずか数ヶ月前のことだ。

障害者自立支援法違憲訴訟団と国が和解合意文書に調印して、障害者自立支援法に代わる総合福祉法について協議を始めた矢先に、与党が自公の「改正」法案に同調したのだ。

これは国会の審議未了で廃案になったが、また復活するのではないかと危惧されている。

聴覚障害者にとっても、障害者自立支援法はまだまだ不十分な点が多い。
・要約筆記者派遣事業等は無償で行う規定がない。
・要約筆記者養成事業の実施規定がない。
・要約筆記者養成事業が都道府県事業だが必須事業ではない。
・補聴器給付等は障害者手帳を持つ難聴者に限られ、自己負担がある。
・難聴者等の自立を支援する補聴援助システムなど日常生活用具がない。
・難聴者・中途失聴者が手話、読話等のコミュニケーション方法を習得することを支援する事業がない。

もちろん、障害の定義や雇用、就労問題、教育問題、放送・通信問題など多くの問題があり、障害者基本法、障害者差別禁止法の制定が必要となる。
またこれらの改正を得たら実施状況を監視していく機関も必要だ。


ラビット 記
ーーーーーーーーーーーーーー
障都連市橋さんから何度も連絡が入っています。
登要会が要約筆記をつけます。
是非参加してください。

JD(日本障害者協議会)の大田さんから熱烈な訴えが来ました。
大フォーラムまでアト2日、お天気も気になりますが、万善の備えをして、参加してください。参加の呼びかけをもう1回り2回り拡げてください。
今年の大フォーラムは、自立支援法を廃止し、新法を作る上で大切な時点でのフォーラムです。よろしくお願いいたします。

Subject:大フォーラム再度のお願い
BCCでみなさまにお送りしています。

昨日もメールさせていただきましたが、今年は一万人を目標に立てていますが、
まだ5000人か6000人という状況で、非常に集まりが悪い状況にあります。
これでは中身のある新法づくりは遠のいてしまいます。

今、一人一人の助け合いの力が求められています。

10.29全国大フォーラムを成功させるために、一人一人が友人・知人に呼びかけ、ネットで誘い合ってください。
よろしくお願いします。

http://www.normanet.ne.jp/~ictjd/101029.html
<http://www.normanet.ne.jp/%7Eictjd/101029.html>
29日(金)正午、日比谷野外音楽堂集合です。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
太田修平 ota@imail.plala.or.jp <mailto:ota@imail.plala.or.jp>
tel 障害連 03-5282-0016
fax 03-5282-0017
<http://canon-its.jp>

介護テキストに「要約筆記」が!

2010年10月28日 00時15分20秒 | 要約筆記
形態別介護技術の聴覚障害者の介護の項に、要約筆記が出ていた。

「公的場面や講演などで話されている内容を聴覚障害者に要約筆記し、障害を持たない人とのコミュニケーションの仲介を行う人を要約筆記奉仕員という。都道府県などに登録されている。」

ふーむ、するとこのテキストを読んだ人は要約筆記を知っていることになる。何万人か何千人かが読んでるのだろう。
「筆談」もある。乱暴な字はわかりにくいだけでなく利用者の自尊心を傷つけるので注意と書いてあるぞ。


ラビット 記

マクドと介護福祉士受験の学習

2010年10月27日 22時21分51秒 | 日記(つぶやき)
退社後は介護福祉士受験の学習時間。
22時まではドトールかその他の店。22時以降は近所のスーパーか隣駅のマクドナルド。ここは24時間営業なので終電までいる。

ただこのマクドは近隣の学生が多くうるさい。補聴器と人工内耳のスイッチを切ってしまえば静かだが。
マクドの椅子の堅さにも慣れた。しかしマクドのプレミアムローストコーヒーに飽きてきた。

学習しながら普段の難聴者協会の活動の意味を再確認したり、新たな位置づけに気が付くことが多いので楽しい。しかし学習が止まってしまうのは困ったものだ。

ラビット 記

政見放送の字幕付与について総務省の委員会

2010年10月27日 08時29分58秒 | バリアフリー
政府は「障害者制度改革の基本的な方向について」を閣議決定して、政見放送の障害者の利用について、総務省が検討委員会を立ち上げて検討を開始した。

11月に2回目の委員会が開かれるようだ。

一回目の議事録は総務省の下記のWeb参照。
http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/kenkyu/teiin_kanri22/33975.html
メンバーに内閣府推進会議東失聴、関参事官も入ってるとのことだ。

聴覚に関するものは第1検討チーム。
http://www.soumu.go.jp/main_content/000080628.pdf

政見放送の字幕付与については、全難聴は6月7日付けで総務大臣、NHK、厚生労働大臣宛の要望書を提出している。
また、各政党にも早期実現の要望書を手渡した。


ラビット 記
※写真は、団地の階段。シュールなんです。

総合福祉法部会9チーム発足、障害者実態調査実施要項、大フォーラム

2010年10月26日 20時32分13秒 | 障がい者制度改革
総合福祉法部会の9チームが発足。

詳細な議論を進めるに当たり、当事者集団の力が試される。逆に行うと、このチームにメンバーを出せない障害者集団はまたもや「谷間」に置かれることになる。
下記報告にもある「失語症」者。聴覚関係では「難聴児」。
アドボカシー(代弁的機能)を果たす関係者、親などが推進会議と総合福祉法部会に注目していないとどうにもならない。

障害児者実態調査は、23年度の本調査の前のプレ調査となる。
ちょうど開いている介護テキストには「社会福祉調査法は、間接援助技術の一つであり、坂井町差の一分野である。社会調査は、統計調査や社会踏査などあるが、社会改良的目的を持つ社会踏査は、社会福祉調査の源流を形成している。」とまさにぴったしのページだった。

全難聴は、難聴者の実態をとらえるための調査方法、調査項目をヒアリングで要望している。どこまで反映されたか見てみたい。

大フォーラムは参加できない、関心も深まらないのは残念だ。


ラビット 記

━━━MEZASU━━━━━━━━━━━━
◆障害者自立支援法訴訟の基本合意の完全実現をめざす会◆
ニュース 2010.10.26 第60号(通巻168)
http://www.normanet.ne.jp/~ictjd/suit/
━━━━━━━━━━━━MEZASU━━━

◆(1)第8回総合福祉部会、9チームにわかれての検討始まる

■配布資料
 http://www.mhlw.go.jp/bunya/shougaihoken/sougoufukusi/2010/10/1026-1.html

■オンデマンド中継録画
 http://www.youtube.com/watch?v=rx0liISv1bI

○岡本政務官あいさつ
・6月の閣議決定にそって制度改革を推進していきたい。
・本日から9チームであらたな福祉制度の具体的な検討となる
・透明性、公平性のある安定的な制度設計をお願いしたい

○東室長
・事務局人事異動紹介
 内閣府:村木厚子政策統括官、
 厚労省 地域移行障害児支援室 内山室長

○佐藤部会長
・今日から全体会を行ったあと作業部会に14時~17時
・作業チームがなにかを決める位置づけではない。
 そのため傍聴者への資料配布やネット中継はしない。
・部会内容1 資料1-1紹介
○東室長:資料1-2紹介 

○佐藤部会長
・実態調査(資料2-1、2)紹介
○平野構成員:解説
・400近い意見をもらった。
・生活のしづらさなどに関する調査(全国在宅障害児・者等実態調査)(試行調査)

 実施要領(案)
1.調査の目的
 平成23年度に実施する本調査において信頼度の高い調査結果を得るため、調査方法及
び調査項目等の有効性の検証を行うことを目的とする。
 なお、本試行調査の結果については、総合福祉部会における議論の参考とするため、同部会に提供するものとする。
2.調査の方法
  調査方法    郵送による配布、回収
  調査対象期日  平成22年11月1日現在(予定)
調査期間    平成22年11月中旬から12月中旬(予定)
3.調査の実施主体
 厚生労働科学研究「障害者の生活実態及びニーズ等を把握するための調査手法の開発に関する研究」研究班(主任研究者:平野方紹日本社会事業大学准教授)

<実態調査への主な意見>
○参考資料2を提出した。調査自体の撤回を主張した。記録としてとどめてほしい。
○モニターチェックしたが、知的の人は書けないところがある。
 「公的年金」ってわかりずらい
○丁寧なやり方をしてほしい。
○超重症児が今回の対象外になってはこまる。家族記入も加えてもらった。
 感謝したい。声なき声をつかむことがだいじだ
○ルビがついていれば理解できるという方だけではない。
 ルビがない方がわかりやすいという人もいる。
○信頼できる友人、なかまも記入できるように。
○収入の記述は、生活にどう困っているか、足らない金額を書かせたほうがいいのでは。
○難病という言葉が抜けている。対象に難病・慢性疾患など入れて欲しい。

○東室長
・推進会議では地方フォーラムやっているが、失語症の問題は議論されていない。
 失語症のみならば、身体では3、4級。しかし日常生活では、高次脳機能障害の面もあるので。

○佐藤部会長
・意見は今日中までに出してください。
・11月に試行調査、本調査は改善に
・施設入所、病院入院患者の実態調査については、第1回の関係者会議を実施、第2回はまだ調整できていない

○東室長
・次回、11月19日(金)。12月7日(火)、1月25日(火)は会場を確保している。


◆(2)いよいよ10・29大フォーラム!
太田実行委員会事務局長は次のようによびかけています

「昨年は、1万人の方が集まってくださいました。
 今年は、それを上回る参加者を目指し、
 自立支援法廃止を確かなものにしていきましょう。
 ひとえに私たちの運動にかかっているのです。
 ベストを尽くしていきましょう。
 10月29日(金)は、日比谷野外音楽堂に大集合です!」

天気予報は「曇り時々雨(気温13度~18度)」です。
デモが終わるまで雨よ降るな!
最新情報は http://www.normanet.ne.jp/~ictjd/101029.html

オープニング・ミニコンサート出演を快諾いただき、猛練習を重ねてくれていたつくば市のダウン症の青年などのロックバンド「天国かじごく」が日比谷野音との関係で今回出演できなくなりました。
日比谷野音の規約では、平日の音楽活動は認めていないとのことで、実行委員会の担当者は4回に渡り、野音管理者と話し合いましたが、実現はかないませんでした。たいへん残念です。


◆(3)10月28日(木)国会議員要請行動へ

逆流を断ち、新法制定にむけた流れを大きな確かな流れとしていくためにも、すべての国会議員に、私たちの要望や思いを直接伝えましょう!
訴訟団としても積極的にとりくみます。弁護団は27日も議員を回ります。
 12:45 参議院議員会館ホール集合
 13:00 参加者うち合わせ
 14時~16時 要請行動
訴訟団は、その後18:15から民主党PTと懇談を行います。

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障害者自立支援法訴訟の基本合意の完全実現をめざす会メールニュースです。
事務局には syouri_mezasukai@nginet.or.jp  にメールください。

中途失聴・難聴者の手話を学ぶ目的

2010年10月26日 19時47分35秒 | エンパワメント
中途失聴・難聴者が手話を学ぶ目的は何か。

実際に受講している人、指導に当たっている人々が寄せた内容を整理して、まとめてみた。

筆談・読話を補うもう一つのコミュニケーション方法を身につけること、自分自身を取り戻すこと、再び人間関係を築いて仲間を得ること、社会と関わる意欲を持つことなどがあげられた。

これは、協会内でまとめて公表していくことになる。


ラビット 記