難聴者の生活

難聴者の日々の生活から、人工内耳など難聴者のコミュニケーション、聴覚障害者の制度改革について語る。

なぜ、人工内耳で聞こえるようになるのか?

2015年05月06日 23時17分31秒 | 人工内耳
どうして聞こえないのか。人工内耳でどうして聞こえるのか。
人工内耳のコード化法と音声認識技術は共通点があるのではないかと思いました。ちょっと難しいかもしれませんがしっかり勉強しておきたい。

京都大学耳鼻科ホームページ「I. コトバの聞こえのしくみ」
1.外耳、中耳と難聴
2.内耳と難聴
3.言葉の音としての特徴と内耳の働き
4.内耳性難聴でどうしてコトバがわかりにくくなるのか
5.コトバは脳でどのように理解されるか
http://www.kuhp.kyoto-u.ac.jp/~ent/Topics/ci/ci1.html

Ⅱ. 人工内耳の原理と聞こえの回復
http://www.kuhp.kyoto-u.ac.jp/~ent/Topics/ci/ci2.html

ADAの新しい局面

2015年05月06日 22時55分37秒 | 権利
今年はADA成立25周年です。ADAは合理的配慮の考え方とか電話リレーサービスの義務化を提起した障害を持つアメリカ人法・障害者差別禁止法のモデルです。しかし、今に至るも、米国の障害者はその適応の拡大を求めて戦っています。

最近、連邦裁判所でADAの適応の拡大について重要な判決が相次いだことが報じられています。それは、インターネット、インターネットを用いたサービスは公共(施設)の場にあたり、障害者にその利用が図られるようにしなければならないというものです。

記事のタイトルの「ネットフリックスは聴覚障害者にもアクセシブルであるべきか?」の「ネットフリックス」(Netflix)というのは全世界で5700万人の利用者のいるオンラインDVDレンタルと映像配信サービスの事業者ですが、このサービスが聴覚障害者、視覚障害者、盲ろう者にも利用出来るように求められることになります。
それ以外にもFacebookのようなソーシャルネットワークサービスも対象にすべきと視覚障害者団体のリーダーは語っています。

日本ではちょうど障害者政策委員会で第三次障害者基本計画の実施状況の監視にあたり、情報アクセシビリティの「ワーキングセッション」が行われることになっているので、日本での対応も注目されます。この監視により、障害者権利条約の政府報告の元になるからです。

http://www.theatlantic.com/technology/archive/2015/04/does-the-ada-apply-to-online-spaces-too/390654/