難聴者の生活

難聴者の日々の生活から、人工内耳など難聴者のコミュニケーション、聴覚障害者の制度改革について語る。

テレビの字幕と広告スポンサー 

2008年03月30日 18時11分39秒 | 生活
080329_2243~001.jpg080329_2242~002.jpg昨日はテレビでハリーポッターの映画をやっていた。

テレビにはもちろん字幕が付いていて、前に見たのを思い出して、手に汗を握ってしまった。まだ若い頃のハリーがかわいい。

番組のCMは自動車から食品、トイレタリー、化粧品会社などビッグネームばかりだが、みな字幕がない。

聞こえない人はテレビに字幕があるのが普通の感覚になっている。番組の途中でCMになるとプツンと音が切れたみたいで、テレビを見る集中力、注意が途切れてしまう。


1997年に放送法が改正され、字幕放送普及行政の指針が出た時に、私たちは「字幕放送普及ハガキ1万枚大作戦」と称して、テレビ番組のスポンサーに字幕放送を付けてもらうために、ハガキを出す運動を展開した。

テレビを見ていて、字幕がないとCMの商品やサービスをを会社に字幕を付けてほしいとハガキを出したのだ。どこに出すのかというと、商品にはたいてい消費者相談室とかの連絡先が書いてあるのでそこに出すのだ。
製品に関心を持ってくれてありがとうとお礼を言ってくれる企業もあれば、テレビ局の問題と言ってくる企業、検討しますとか、いろいろな反響があった。

スポンサーの集まりの広告主協会とCMを作る広告業協会にも出向いて、字幕放送の普及の要望書を出して理解を求めた。それぞれの理事会で承認され加盟企業に送られている。

こうした運動を字幕を制作し放送していた文字放送会社には特に相談していなかったが怒られてしまった。スポンサーの力は絶対だったのだ。

CMか、今朝の新聞に公共広告機構の全面広告が載っていたなあ。


ラビット 記



聴覚障害者の医師国家試験合格 おめでとうございます。

2008年03月30日 15時42分38秒 | 就労

桜並木2.jpg
竹澤公美子さん、医師国家試験合格、おめでとうございます。
同じ聴覚障害者として、連帯の祝意を表したいと思います。

いろいろ、新聞やマスコミの取材を受けて、戸惑われているでしょう。マスコミには伝わらない分からない貴女の思いや悩みがあると思います。

やはり、良い医師になるには、様々な場面でコミュニケーションをどうするかが問題になります。
研修期間中もそうですし、医師になったら、診療と研修と両方に取り組まなくてはならないです。
同僚、先輩の医師はもちろん看護師や職員、様々なスタッフとのコミュニケーションが発生します。この時に、どうコミュニケーションを確保するかが課題で しょう。
補聴器でも人工内耳でも、「聞く」だけでは絶対に不足します。確実な情報伝達として、文字によるコミュニケーションが不可欠と思います。
字幕と要約筆記の違いを理解されて、文字情報の活用を広げて欲しいと思います。

欠格条項をなくす運動をした時は、いずれ聴覚障害者の医師が誕生したら、新しい運動の課題になると話し合っていましたが、もう、その時期が来たのですね。

聴覚障害を持つ医師も、聴覚障害者として社会から差別を受けることは許されません。病院に雇用されれば、働く権利があります。
2001年の欠格条項を持つ法律の改正には、200万名を越える差別法令撤廃の署名と45の都県レベルの自治体の決議がありました。
貴女は、法改正後も聴覚障害を持つ医学生として、学業の合間に様々な場で問題を訴えておられました。

私たちは患者側に立って、病院のバリアフリー、安心して診察を受ける権利の運動はしていますが、病院の中の医師のコミュニケーションの問題はまだ取り組んだこと はありません。
私たちに今出来ることは、文字による通訳のあり方を理解した要約筆記者、字幕制作者を養成することです。

医師免許の申請をされて、厚生労働省が免許をどう判断するか、注目されます。障害者権利条約の批准を前に、聴覚障害者の就労問題も含めて、厚生労働省で情報・コミュニケーション支援のあり方に関わる施策を始めています。

医師も含めて就労環境の整備やコミュケーション支援のあり方も進んだ科学技術を 使うとか、時代に合わせて考えて行く必要があります。

聴覚障害者だから、耳鼻科の医師にならなくてはいけないということはないですね。もし、聞こえない人のことを考えて頂けるなら、産科でも小児科でも、外 科でも聞こえない人には必要な医師です。同じように妊娠も出産もしますし、病気にもなりますから。

これかも一緒に学んだ仲間、今学んでいる学生、社会の聴覚障害者たちと連帯して、頑張っていきましょう。心から応援します。


ラビット 記
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聴覚障害ハンディ乗り越え 医師国家試験に初の合格
朝日新聞
「自分が何で難聴になったのか知りたい」。中学3年の時、医者になり、研究していこうと決めた。手話は覚えず、相手の唇の動きで言葉を読み取る。 ...
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200803280142.html

聴覚障害者、医師に合格=滋賀
時事通信
耳が聞こえない聴覚障害を持ち滋賀医大(大津市)を卒業する竹澤公美子さん(25)が28日、医師国家試験に合格した。2001年に医師法が改正され、聴覚障害者らも ...
http://book.jiji.com/kyouin/cgi-bin/edu.cgi?20080328-8

聴覚ハンデ越え医師試験合格…滋賀医大の竹澤さん
読売新聞
28日に合格発表された医師国家試験で、今春、滋賀医科大を卒業した、聴覚に障害を持つ竹澤公美子さん(25)(大津市)が合格した。大学によると、
2001年の医師 ...
http://osaka.yomiuri.co.jp/news/20080329p201.htm

聴覚障害をものともせず医師国家試験に合格 竹澤公美子さん
MSN産経ニュース - 2008年3月28日
インターネットの速報で合格を知ったときには「間違いないのかな」と少し考えたと笑う。親戚(しんせき)中が大喜びだというが、「合格はスタートではなく通過点。 ...
http://sankei.jp.msn.com/life/trend/080328/trd0803282254013-n1.htm

お見事! 医師国家試験に合格 大津の女性、聴覚障害で全国初
京都新聞 - 2008年3月28日
今春、滋賀医大を卒業した聴覚障害がある竹澤公美子さん(25)=大津市=が28日、医師国家試験に合格した。同医大によると、2001年の医師法改正
で視聴覚障害などの ...
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008032800237&genre=G1&area=S00





ソフトバンクの白い犬?! CMに字幕を。

2008年03月29日 19時22分34秒 | 生活
080329_1721~001.jpg080329_1733~001.jpgJR中央線に乗ったら新型車両だった。ドアの上にモニターが二面あり、右側は駅などの案内、左側がスポンサー企業の提供する画面。
テレビでも見るCMもある。しかし、同じではない。CMに字幕があるのだ。

若い新入社員が朝起床して、駆け出すCMがあるが、字幕が付いている。
道路で取ったドリンクを飲んでいるシーンに「ゴクッ」という字幕が出ていた。観客も「頑張れ」と言っている。
そうかあ、そういうことかあとうなづいてしまった。

乗りあわせたろう者に聞くと、「ソフトバンクの犬はワンと言っていると思っていた。電車のCMに字幕が付いているのを見たら、あの犬はしゃべっている。お父さんらしい」、「新しいCMでは白い犬は学校の先生で子供にいろいろ教えていると子どもが言っていた。」と言う。
こちらも白い犬がいるなあ、黒人が何で出ているのかなあと思っているだけだった。


ネットで見ると、2007年度のCM好感度調査でトップだとある。それだけ人気のCMでも聞こえない人、高齢で聞きにくくなっている人、数百万人単位で届いていない。
「CMは、電通のCMプランナー、澤本嘉光さんらのチームが制作した」そうだが、ぜひ、字幕を付けて欲しい。http://www.j-cast.com/2007/12/07014303.html


テレビのCMは電車には字幕が付いている。電車の中では音声が出せないからだ。訴及力のあるCMに字幕が付けばさらにアップするだろう。


ラビット 記



補聴器適合検査結果  難聴者よ銃を取れ?

2008年03月29日 13時25分17秒 | 生活
080328_1804~001.jpg「両耳で90デシベルで30%。いつも装用していた右耳だけで検査すると100デシベルで40%。
先生がっかりしていた。
子音がほとんどききとれないので母音のみつなぎあわせて読話で補っているらしい。
両耳でも4000ヘルツからスケールアウトでした。」

【補聴器装用の自己評価】
まあ、それだけの聴力で良くコミュニケーション出来ていると誉めたい。

補聴器を左耳に付けてまだ3ヶ月。50年以上も左耳で聞いたことがなくて、やっと3ヶ月なのだからまだまだだ。

正面に座った人と周囲の雑音があっても会話が出来て、左右の音の方向が分かり、それだけではなくて右と左ですれちがった人たちの言語が違うのもわかり、音楽も今以上に楽しめ、テレビもはっきり聞こえるようになったのだから、言うことはないです。

両耳装用の効果でQOLが確実に上がっていることに自信を持ちなよ。

【聴能開発と今後の選択】
自分で左右の補聴器を付け変えてみたのにはちょっとビックリしたが、同じような聞こえだったから、補聴器のデジタルとアナログの違いではないことがわかったと言っていたがそれは左耳の聴能がまだ開発されていないからだと思う。

多分、これだけの難聴の聴能開発には限界があるかも知れないが、右耳だって電話が出来るようになったように今よりもっと向上するはずだよ。
ただ加齢すれば聴力は低下するので、その時は人工内耳を検討すれば良いのではないかな。
そのためにも今の補聴器を使い続ける、どのように聞こえるかに注意しながら聴くのが良いだろう。

【聴能開発プログラムとエンパワメント】
補聴器適合検査の結果にがっかりしたという医師にはもっとしっかりしてよと言わなくてはね。

だいたい、補聴器を付けてはいしばらく使って下さいだけで、どういう時にどういう聞き方をすれば良いのか、何を聞いて「頑張る」のかも指導していないのではないか。

それは医師の仕事ではないと言うなら、聴能聴訓練の出来るオージオロジストや言語聴覚士に任せるとかすべきだよ。
医師やオージオロジスト、補聴器装用技能のある人たちの連携システムがその病院にはないと言うことになる。

その医師の責任ではないにしても、ただ補聴器を買わされる難聴者はどうなるのか?今でも補聴器店に診てもらっているお婆さん、若い女性の不安そうな顔や戸惑いの表情が忘れられない。
つくづく「本邦ニ生マレタル不幸ナリ」だと痛感する。

エンパワメントに結びつく成人用聴能開発プログラムは日本にあるのかしら。
アメリカのLACEのようなプログラムが諸外国にはあるだろうし外国の補聴器メーカーも持っているのではないか。


【デジタル補聴器の故障の原因】
それより、気になるのは最初使ったデジタル補聴器が2回も突然聞こえなくなって、今のアナログに変えた原因があいまいなままなのは重要な問題だよ。

たまたまその補聴器が故障したのか、デジタル補聴器にあり得るトラブルなのかをはっきりさせないと安心して使えないし、修理費用の負担問題や修理期間の代替補聴器はどうするのかという問題もある。
障害者自立支援法の補助を受けて購入したことや大学病院の補聴器外来と補聴器適合検査を受けて購入したのだし、医師やメーカーにも報告して、調査を依頼して下さい。
大学病院も補聴器店名を伝えて。


ラビット 記 



テレビのCMの字幕 難聴の消費者

2008年03月28日 09時02分01秒 | 放送・通信
080324_0856~001.jpgテレビの視聴に支障があるという意味ならかなり大きな数字になる。

テレビのCMに字幕がないが、これだけの人口をマーケットの対象と見られていない。

広告代理店もスポンサーも字幕放送があるから大勢の難聴者が字幕を見ているのに、CMに字幕がないことが、かなり購買意欲をそいでいることに気がつくべきだろう。

きれいな女優が出てきて、ポーズを決めても、かわいい犬が出てきても何を訴求しているのか印象は薄い。バックに流れる音続が聞こえる人の印象を強めても、字幕のないCMは映像はき超えない人には記族に残らない。

テレビ放送は高齢者がスイッチを入れるだけで簡単に見られるメディアだが、CMに大金を投じているスポンサーにすればもったいないものだ。
番組の数十秒のCMに数百万円かけているのか数千万円かけているのか知らないが、字幕制作はそんなにかからないだろう。

ディレクターが多分若い人で高齢者のことを良く知らないとか、字幕は画面を汚すとか画面の構成を考えているかも知れない。

この字幕は字幕放送ではなく、映画の字幕のように携帯で見ている地デジの字幕のイメージを考えたい。
今は地デジのワンセグで字幕を見ている人も多いので、「字幕」風に表示すればと思う。映画の縦書きの字幕風でも良いのでは。
黒のバックに白か。シアンの文字はしゃれている。
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筑波技術大学のテクノレポート(デジ研報告書にもある)でテレビの視聴に困る人が50%前後もいるので、高齢者だけで1350万人はいることになる。
http://maroon.way-nifty.com/welfare/files/digital_jimaku_housou_shishin.pdf


ラビット 記



難聴者数とデジタル放送への要求

2008年03月28日 08時41分05秒 | 放送・通信
080325_0026~001.jpg080325_0028~001.jpg放送のバリアフリーの必要のある難聴者の確定した数は必要だろうか。

聞こえに支障のある人が、テレビが聞こえるかどうかは見ている環境にも違うし、何を見ているかにもよる。
家族が会話していればテレビは分からないし、ニュースのアナウンサーが話しているのは分かるが、ドラマの出演者は分からないとかいろいろだろう。

テレビの視聴に支障があるという意味ならかなり大きな数字になる。
高齢者人口が2700万人を超えており、後期高齢者が1000万人を越えていることも統計で出ている。
http://www.stat.go.jp/data/topics/topi241.htm

これに、筑波技術大学のテクノレポート(デジ研報告書にもある)でテレビの視聴に困る人が50%前後もいるので、1350万人はいることになる。
http://maroon.way-nifty.com/welfare/files/digital_jimaku_housou_shishin.pdf

良く言われる難聴者人口の600万人というのは阪神大震災の起きた1995年の前年の朝日新聞社説10月10日付け「難聴化社会対策を急ごう」に載っている数字で、平成6年の全国社会福祉協議会の「補聴器普及および音環境に関する調査研究報告書」にも載っている。
http://www.jsa.or.jp/stdz/instac/committe/barrier-free/bf-7-2.htm

http://blogs.dion.ne.jp/rabit/archives/4263698.html

しかしこれも平成6年の数字だ。翌年平成7年の高齢者人口は1800万人で、それから900万人も増えているので、また難聴者の多くが高齢者が占めていることからも、今の難聴者人口が600万人以上であることは容易に推定できるだろう。

3月24日に、厚生労働省が平成18年度身体障害者実態調査の結果を発表したが、聴覚障害者数は34万人。
すべての障害を対象に約9500人を対象に調査して4500人程度からの回答による推計で聴覚障害者34万人。母集団が小さいため、毎回聴覚障害者数が数千人単位で増減する。

65歳以上の聴覚障害者数は67.6%にも達する。年齢と等級のクロス集計は見ていないが高齢の難聴者が多いことは推定される。


実際の生活で難聴者は40~50dBから支障が出る。世界保健機構WHOは41dBから聴覚障害としているが、日本は70dBからだ。非常に狭い範囲しかみていない。

これだけの難聴者がいるので難聴者組織はどこも高齢者が多い。しかし組織数は非常に少ない。世界各国も同様だ。

難聴は、見て分からない他に自分の難聴が与えている情報・コミュニケーションの影響が分からない、社会の理解の遅れのため愁訴しにくい、適切なコミュニケーション方法が取れない(自分は話せるが相手の声が分からない場合は意外と難しい)などの理由のため、難聴者が顕在しにくく、集団の中のコミュニケーション自体が困難だ


また、高齢者団体に組織されても難聴になると団体活動から阻害されてしまい、難聴者組織の存在も知らずに孤立化したままになりやすい。


ラビット 記



ろう者にとっての電話

2008年03月27日 11時30分57秒 | 放送・通信
080325_0026~001.jpg080325_0028~001.jpg最近、ろう者と話す機会が続いたが、共通して、「電話」が一番強い関心ごとであることがわかった。

一人は、アメリカの大学で研究をしたろう者で、情報・コミュニケーション支援で一番求めるのは何か聞いたら即座に電話と挙げた。
アメリカでは電話リレーサービスが普及し、音声と文字による会話が「普通」に出来る。留学中は研究にも生活面でも電話リレーサービスを駆使していたのが帰国後出来なくなってしまったのだから、そのストレスは分かる。

もう一人は、聴覚障害者の相談支援に関わるろう者で、人工内耳について相談を受けているらしい。
人工内耳の機器のことや効果を聞かれたが電話が出来るなら奨めるという。相談している子供ではなく、自分の問題になってしまっているがあちこちに相談支援や支援の連携のためには電話が不可欠なのだろう。

中途失聴・難聴者は電話が出来る場合もできない場合もある。出来ない場合に電話リレーサービスは不可欠だ。


聴覚障害者は社会の中で活発に活動しようとすると、電話社会の壁に阻まれる。
これは通信サービスのアクセシビリティの問題だ。情報アクセシビリティのJISは制定されたがサービスは対象外になっている。JISは工業製品を対象にした規格だからという理由だった。

情報通信機器のアクセシビリティの検討をした情報通信アクセス協議会でも全難聴は、Webや個々の機器がアクセスフリーになっても、このシステムやサービスのアクセシビリティが確保されなければ十分でないことを繰り返し強調した。

その結果、通信機器のJISの付属文書にはシステムとサービスが課題であることが記述されている。
日本が主義した通信アクセシビリティのガイドラインはITUの規格となったがそれには電話リレーサービスが含まれている。


我々の次の課題は「電話」キャリアの責任を果たすように求めることは間違いない。


ラビット 記



デジタル放送の技術革新は進む アクセシビリティ保障も進めてほしい

2008年03月26日 22時49分23秒 | 放送・通信
080324_0845~001.jpg080324_0852~001.jpgデジタル放送への切り替えが来年に控えたアメリカでは、デジタルコンテンツを同じように扱うテレビや携帯が販売されている。

我が国もアメリカが最大のテレビ輸出国なので対応はおこたりない。もちろん、アクセシビリティの保障もあるだろう。
しかし、国内向けには非対応の機種を販売しかねない。
電話機メーカーはかつてアメリカには補聴器対応の機種を輸出し、国内には非対応のを販売していた。
テレビもアメリカには字幕放送対応が義務つけられたテレビを輸出していたが、日本では文字放送対応と非対応のテレビを販売し、結果的に高い文字放送対応テレビは淘汰されてしまった。

経済原則がアクセシビリティの原則、権利を優先するのだ。ルール無き資本主義の弊害だ。

●日本のテレビ電波の空いたところを携帯キャリアなどが入るらしいが参入コストはどうなのか?電波は国民の財産だ。
一部の企業にただ同然では使われないように監視するとともに高齢化社会対策、社会のユニバーサルデザイン化に充てるべきだ。

●地上デジタル放送番組とインターネットのサイトがシームレスに見られるPCは注目だ。
Wiiのようにテレビ受信機とインターネットに特化したボードコンピュータの合体したものが増えていくだろう。

●ワンセグ放送は、すでに展示会で微弱電波による地上デジタルテレビワンセグ放送をして商品やサービスの開発に使われている。
これもワンセグテレビの見られる携帯の普及がある


ラビット 記
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グーグル、米政府にTV放送用「ホワイトスペース」の開放求める
日本経済新聞
一方、テレビ局は、テレビ番組への干渉が発生し、政府が義務づけている2009年のアナログからデジタル放送への切り替えに支障をきたすことを懸念し、ホワイトスペースの ...
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/media/djCBO2487.html


増田和夫が徹底チェック~三菱新BDレコーダー「DVR-BZ200」を検証(前編)
日経トレンディネット
本機は500GBのHDDとデジタル3波ダブルチューナー/地上アナログチューナーを搭載し、HDDにデジタル放送の2番組同時録画が可能だ。BD/DVDドライブはBD4倍速記録で単層/二 ...
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/pickup/20080324/1008405/


[DJ] Googleのワイヤレス計画、次は「ホワイトスペース」の開放求める
ITmedia
放送信号への干渉を引き起こしたり、政府の命令による来年のデジタル放送移行で問題が起きるのではないかと懸念している。
だがGoogleは書簡の中で、FCCに「スペクトル ...
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0803/25/news041.html


地デジ放送の一層の普及PR
北日本放送
地上デジタル放送の一層の普及に向けたキャンペーンが25日、JR富山駅前で行われました。
このキャンペーンは総務省北陸総合通信局が中心となって、北陸3県の主 ...
http://www2.knb.ne.jp/news/20080325_15151.htm


九州大学、地デジ放送設備導入
日本経済新聞
九州大学は伊都キャンパス(福岡市西区)内に次世代のシステムネットワーク技術開発や情報発信のために、地上デジタル放送の専用放送設備を導入した。 ...
http://www.nikkei.co.jp/news/retto/20080324c6c2402a24.html


クイックサン、地上デジタル対応のデスクトップPC
AV Watch
特徴は、同社が開発した地上デジタル放送やインターネットなどをシームレスに視聴/操作できる統合アプリケーション「ROBRO-ZERO」を搭載したこと。 ...
http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20080324/quixun.htm


日本テレビ、巨人戦の放送時間をワンセグのみ延長
日本経済新聞
日本テレビ放送網は24日、携帯機器向け地上デジタル放送「ワンセグ」のみで、巨人戦中継の一部試合の放送時間を延長すると発表した。テレビ業界で初めて通常の地上波と ...
http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20080324AT1D2406Q24032008.html




NHKの平成20年度予算審議報道は放送バリアフリー?

2008年03月26日 13時28分54秒 | 放送・通信
080324_2346~002.jpg080324_2349~001.jpg24日の夜衆議院のNHKは平成20年度の予算審議の様子を放送していた。

しかし、録画放送なのに字幕放送がなかった。
障害者向け番組や放送の充実を図るはずではないか。

NHKには、障害者向け放送のいっそうの拡充のためには、以下を要望したい。
1)障害者向け番組の要員は削減せず増員、予算増額を図ること

2)障害者当事者団体との連携体制を自ら作ること

3)総務省の「普及の指針」にない手話放送拡充の計画と目標を持つこと

4)字幕放送拡充の北京オリンピックの字幕放送、解説放送、手話放送を実施すること。
(開会式は総合チャンネルの他に教育チャンネルを使って字幕、解説、手話放送を実施すること、2チャンネル同時中継が実現したら嬉しい)。

私たちの要求は、当面は「目で聞くテレビ」の保障だが、基本はデジタル放送自体がアクセシブルなものになることだ。
地上デジタル放送の規格を決める際にもデジタル放送受信機の規格を決める際にも障害者当事者団体のニーズを聞いたり確認しなかったのが、今回のデジタル放送のアクセシビリティの問題の元だ。


ラビット



米国政府の情報アクセシビリティ調達基準の改定原案公表へ

2008年03月23日 08時03分21秒 | 放送・通信
071201_2146~001.jpg071226_2003~001.jpgアメリカ政府の情報アクセシビリティ調達基準の改定原案が公表されるようだ。

日本の情報アクセシビリティのJIS原案作成の中心になった山田肇教授が米国の募集した改訂諮問委員会の委員に入っている。
2001年の調達基準は、米国の国内委員だけで検討されたので、日本メーカー等に情報が届かず、日本製品の基準対応が間に合わずに輸出が出来なかったと言う。
今回は、山田委員がこれらのJIS等の情報を提供したので、それにおおむね沿った基準案になるとのことだ。

多分、全米難聴者協会も委員になっていると思うが、難聴者団体の関与が気になる。
もう一つは、放送受信機も情報アクセシビリティの対象になっているだろうか。字幕放送受信回路を持たないテレビは連邦政府は購入しないので対象に含まれているはずだ。
デジタル放送もアメリカは日本より早く導入されるので、確認したい。これで日本にも放送受信機のアクセシビリティのガイドラインの策定を求めているからだ。


ラビット 記
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【緊急寄稿】米国政府の情報アクセシビリティ調達基準、4月に原案公表へ
考え方に大きな変化、製品別分類から機能別分類へ
文:山田 肇=東洋大学経済学部教授

米国政府の情報アクセシビリティ調達基準の改訂原案が、まもなく(2008年4月3日)公表となる見通しだ。欧州でも情報アクセシビリティを公共調達の
要件にしようという動きがあり、そうなれば世界で基準をそろえていこうという潮流へと発展していくことも考えられる。日本にとっても、とりわけ製品を輸
出する企業、情報バリアフリーやユニバーサルデザイン施策を推進する行政機関の関係者には、米国の新基準の原案は重要な情報となるだろう。米国の改訂原
案作りに参加した東洋大学経済学部の山田肇教授による緊急寄稿をお届けする(編集部)。
http://www.itproexpo.jp/article/COLUMN/20080223/294545/?ST=govtech





JR東海エキスプレス 大ハプニングが

2008年03月23日 07時59分39秒 | 生活
080323_0636~001.jpg080323_0639~001.jpg今日は要約筆記に関わる研修会の講義で新幹線に乗ることにしていた。

いざ駅に着くと発車まで20分ある。一本手前ののぞみに変更しようとして窓口へJR東海エキスプレスカードを出した。
駅員が予約は明日になっていると言う。ええー、PHSで予約メールを確認すると明日だ。
今日に変更を依頼すると、ケータイから変更して下さいと。PHS(WX310K)はwebを見るのは良いが入力操作などが不便だ。

あれこれいじっていたが、予約の画面が出ない。出発時間は迫るしし、補聴器ではっきり聞こえないので焦った。筆談ボードを出して書いていると間に合わない。あと6分。
カウンターで、後でエキスプレスの予約は後でキャンセルするので、新規購入を頼んだ。後5分。
ご事情がご事情なので、エキスプレスのキャンセルもしてあげますと。あと3分。エー、ありがたいが間に合わないぞ。後2分。
エスカレーターを駆け上がる。

たまたま20分早く着いたから良いようなもののいつものようにギリギリで着くと間に合わないところだった。


ラビット 記
写真のN700系の車両は充電が出来る。PHSの操作で減った分を充電する。





長男の大学修了 働く喜びと権利

2008年03月23日 05時55分04秒 | 生活
080321_0300~001.jpg080302_2010~001.jpg明日が長男の大学院の修了式だ。

これまでいろいろなことを学んだのだから、それを社会に活かすために働くことになる。

知的生産活動や労働の本質は社会発展の貢献への喜びだ。
個人の労働が社会全体の発展と個人幸福追及権の実現となる社会はいまだない。
それどころか、労働の価値再生産、生活そのものが保障されず、それを救う制度、社会保障制度も瓦解しつつある状況だ。
ワーキングプア、非正規雇用者と言われる人たちは、仲間と連帯の輪を広げながら、ユニオンを作り、法制度を学び、雇用を守ろうとしている。名ばかり管理者も実名で告発するという厳しい道を切り拓く人たちがいる。

障害者は、基本的人権と自由の獲得のために戦ってきた。障害者の権利条約を盾に、人権無視の動きを押し返そうとしている。

新しい業務の習得、労働者としての規律を学ぶ中で、社会の矛盾にも気がついて欲しい。

父より


ラビット 記



国際難聴者会議の報告者のお願い

2008年03月22日 17時36分36秒 | 就労
080321_2153~002.jpg080225_1410~001.jpgPさん。
今晩は。指導者養成講習会以後、ご無沙汰しています。お元気ですか。

先日、国際部の会議が開かれ、国際難聴者会議のワークショップの準備が議題になりました。
私の方から部長に、参加したいといっておられたPさんを発表者に推薦しました。
日本の中途失聴・難聴者の就労問題を報告するのは、年齢層別にしたいと思っています。一人は主に制度の説明を、もう一人は実際に必要なサポートなどを話す、Pさんにはご自分のあるいは若い人たちの就労の問題を報告してほしいと思っています。

先進国である日本が、聴覚障害者の就労サポートではまったく後進国であることを報告すれば大きな反響を呼ぶでしょうし、
欧米といえどもまだまだ難聴者に対する施策は十分でないはずです。

国連の障害者の権利条約の批准もあり、日本政府もどのような施策を出すか検討しているところですから、我が国の難聴者等の就労の実態を報告することは大きな意義があります。

いま日本ではワーキングプアが大問題になり非正規雇用労働者が正社員になったり名ばかり管理職の残業代の支払いが国会でも取りあげられています。
私はこのワーキングプアの人たちの中に中途失聴・難聴者が相当いるのではないか、彼らは正社員になれるのだろうか、難聴を理由に採用拒否の差別を受けたり自ら諦めていないかと危惧しています。

また今は会社で雇用されていても、不十分な対応を理由に会議に要約筆記の派遣を認めない、会議そのものに出席させない、ちょっとした聞き違いにも声を荒げて叱責する、きちんとしたサポートなしに昇格させない、昇給を遅らせるといった差別、パワーハラスメントが日常的に行われているのではないかと思います。

今年になって、難聴の自治体の公務員が、幾ら説明しても電話を取らないのは努力する意思が足りないと電話を強要される、皆が行く選挙実務の応援から外される、後ろを歩く度に椅子を蹴とばす、手話通訳団体の役員もしていた上司が手話もろくにしない、筆談もしない、異動になっても引き継ぎもしないという驚くべき差別、人権侵害を受けている方に会いました。
国連障害者の十年から27年、障害者権利条約が批准の準備がされている現代に大都会のど真ん中で信じられないことが起きています。

「耳のことで悩まないで!」にも、たくさんの差別を受けている体験が載っていましたね。
ネットワークで若い難聴青年の声を集めて、告発することが必要です。

ぜひご報告を引き受けてくださるように、お願いします。

発表は日本語でかまいませんし、質問等は日本語字幕で出るようにします。また、経済的にも大変だと思いますが報告者には若干参加費の補助が出ることになっています。

まだ若いうちに海外の様子を見聞することは大きな財産になります。
私も20代で初めてストックホルムで開かれた第二回国際難聴者会議に参加して以来、視野が大きく広がりました。

報告内容については、報告者、国際部、その他の関係者と一緒にメールで報告内容をお互いに意見を出し合って内容を固めていきたいと思います。


ラビット 記



浜崎あゆみさん、お元気ですか。人工内耳のあゆモデル。

2008年03月22日 05時15分16秒 | 生活
080110_0720~002.jpg080110_0721~004.jpg浜崎あゆみさんが、突発性難聴をファンに公表した後、初めてのライブで歌った。
難聴の公表後制作されたテレビのCMでは、そうしたことはもちろん感じられない。

浜崎あゆみさんに、手紙を書こう。


ラビット 記
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あゆみさん、この4ヶ月、どんな気持ちで過ごしていたのでしょうか。新しいシングルの収録、全国ツアーの準備等お忙しかったと思います。
ファンの励ましも毎日たくさんあり、日常生活や仕事のコミュニケーションで左側からの声や音が聞きにくいことがしょっちゅうでしょうから、左耳のことが気になる毎日と思います。

難聴で苦しんで来た私としては、残る右耳を大事にして欲しいと思います。また、早い時期に人工内耳やバハシステムも含めて、左耳の治療の可能性を確認して、手術を受けて欲しいと思っています。

人工内耳は、音楽を聴くには不十分と言われます。しかし、人工内耳をした音楽家、演奏家は日本には少ないですが、世界的には少なくありません。あゆみさんが、日本で初めての人工内耳やバハシステムを装用した歌手になることを期待しています。少なくとも聞こえている右耳と合わせて聞いたり、日常会話に役に立つと思います。
それは,今年でなくてもかまわないと思います。

パールホワイトの本体にピンクのアンテナにダイヤをちりばめた人工内耳のあゆモデルが発表されるかもしれませんね。

貴女が難聴を告白したことで、励まされた難聴者が大勢います。そのことに御礼を言いたくてペンを取りました。
人工内耳の友の会の全国大会、全国中途失聴・難聴者の大会にメッセージを寄せて頂ければ多くの仲間が励まされると思います。

これからも、体調に気をつけて、歌で私たちを励まして下さい。


ラビット
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あゆ難聴告白後初 ファンの前で熱唱 『ツアーでお会いしましょう』
東京中日スポーツ
突発性内耳障害の悪化で左耳がほとんど聞こえないことを発表した歌手の浜崎あゆみ(29)が16日、東京・赤坂のライブハウス「赤坂BLITZ」で、TBS系音楽 ...
http://www.tokyo-np.co.jp/tochu/article/entertainment/news/CK2008031702096060.html





聴覚障害者の情報バリアフリー体験  新周波数帯とNGNの行方

2008年03月21日 20時41分35秒 | 放送・通信
080313_1259~001.jpg080313_1303~001.jpg先週、何年かぶりで母校に行ったら、ICTによる教育とか遠隔講義の実験をやっていた。
母校は先進機関らしい。

こうした技術が聴覚障害を持つ学生のコミュニケーション支援や情報保障に使われるなら、どんなにか助かるだろう。
学生時代は難聴のため、講義はまったく聞こえなかったのが今でも悔しい。


視聴覚障害者の学ぶ大学の大沼学長から以下の案内を頂いた。
法政大学IT研究センターの公開セミナーに、聴覚障害者の情報保障として、つくば技術大学聴覚障害者情報保障支援グループの支援システムが用いられるのでぜひ参加をとある。

大学の講義やゼミに視聴覚障害者の学べる環境が整うならば、障害者欠格条項のある法律が撤廃され、障害者権利条約の政府署名がされた今大きな意義がある。

しかし、このセミナーの内容にはまったく問題がないだろうか。
ポスト2011とは地上デジタル放送に移行した後の電波をどう活用するか、次世代インターネットを「我が国の科学技術政策の政策プロモーターが展望」し、「次世代の情報通信分野におけるリーダーがポスト2011を議論」するとある。

そのデジタル放送の移行に伴い、視聴覚障害者の放送アクセスが極めて困難になるという大問題が起きている。

現在の地上デジタル放送は字幕放送のような手話放送(クローズドサインニング)が不可能であり、視覚障害者の見る解説放送はステレオ放送や5.1チャンネルサラウンドでは聞けないのだ。生放送の字幕の遅れは解消するシステムを採用する計画はない。

視聴覚障害者団体は昨年から要望を繰り返し、3月15日には「情報バリアフリーシンポジウム」を開いたりしているが、政府もここに至ってようやく事の重大さに気がついたのだ。
いや、前から知っていたのかも知れない。このシンポジウムの司会者の一人、品川萬里氏は郵政省放送行政局長の時、デジタル放送を推進してきた方だが、私たちの字幕放送シンポジウムにも挨拶に来られていたからだ。約10年前の戸山サンライズで開催した時。

デジタル放送のアクセシビリティの保障のためにこうした資源が提供されても良いだろう。

もう一つの問題は、次世代インターネット網で提供されるコンテンツやサービスのアクセシビリティの保障はどうなっているかということだ。
障害者権利条約は、コミュニケーションの定義にアクセシブルな情報通信システムを含み、開発の段階から当事者の関与を求めている。しかも追加の負担なく提供されなくてはならないとある。


この問題は、避けて通れないはずだ。
「我が国の科学技術政策の政策プロモーター」と「次世代の情報通信分野におけるリーダー」がどう語るか、注目のセミナーだ。


ラビット 記
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◆◆ご案内◆◆
法政大学IT研究センターの公開セミナー「ポスト2011と今後のICTの展望」について、今回初めて、筑波技術大学の聴覚障害者情報保障支援グループ(代表:内藤一郎教授)が、本学のシステムを用いてデモンストレーションをいたします。
当日、ぜひ聴覚障害をお持ちのかたご自身にもご参加いただき、情報保障を体験していただきたく、ご案内いたします。
関係者にお声がけし誘い合わせご参加いただければ幸いに存じます。
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学長 大沼 直紀
国立大学法人 筑波技術大学
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◆◆セミナー概要◆◆
現在の地上波テレビ放送は、2011年7月にアナログ放送が終了し、地上波デジタル放送に全面移行します。これにより、VHF帯、UHF帯の合計130MHz幅が空き周波数となり、周波数資源の再活用が可能となります。一方、ネットワークを支える次世代の情報通信網の構築が今後進められようとしています。
本セミナーでは、こうした急速な情報通信分野の変化を背景として、新たなイノベーションの将来像を我が国の科学技術政策の政策プロモーターが展望するとともに、次世代の情報通信分野におけるリーダーがポスト2011を議論します。
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【1】日 時  2008年3月29日(土) 13:30~16:45
【2】場 所  法政大学 富士見校舎内 外濠校舎3階 S305教室
   下記のURLよりキャンパスマップをご参照ください。
   (キャンパスマップ上,6のビル3Fになります。)
http://www.hosei.ac.jp/hosei/campus/annai/ichigaya/campusmap.html

【3】定員・参加費 120名・無料
【4】プログラム
13:30~14:30 基調講演 「わが国の科学技術イノベーションの展望」
桑原輝隆氏(文部科学省 科学技術政策研究所 総務研究官)
14:30~14:45 コーヒーブレイク
14:45~16:45 パネルディスカッション
「新周波数資源活用とNGNの行方」
コーディネーター:木村 知義氏 (NHK「ラジオあさいちばん」アンカー)
パネリスト:
 飯塚 久夫氏(NECビックローブ(株)代表取締役執行役員社長)
 岩崎 達也氏(日本テレビ放送網(株)編成局エグゼクティブディレクター)
 小泉 純子氏(総務省 総合通信基盤局 電波部電波政策課 周波数調整官)
 村上 真一氏((株)air impress取締役・ (株)インプレスホ-ルディングス
社長室 事業開発担当マネージャー)

【5】司 会  
小川 孔輔(法政大学IT研究センター所員・経営学部教授)
品川 萬里(法政大学IT研究センター学術担当教授・日興コーディアル証券(株)顧問)

【6】主 催  法政大学
【7】後 援  財団法人マルチメディア振興センター・
       社団法人電波産業会・財団法人国際IT財団
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◆申込方法◆
下記フォーマットに必要事項をご記入の上、E-mailにて下記IT研究センターまでお申し込み下さい。(引用者:「@」を半角の@に変更してください)
□┓━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗┛申込フォーマット:送信先 it@hosei.ac.jp
法政大学IT研究センター 
公開講座「ポスト2011と今後のICTの展望」参加申込書
 1. お名前・ふりがな:
 2. 所属:  (例:○○株式会社総務部/△△大学法学部)
 3. 連絡先のEメールアドレス:
 4. 連絡先のお電話番号:
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※個人情報の扱いは厳重に管理しております。当研究センターに関連する
 イベント開催等の通知および当公開講座における講演に際しての参考を
 目的としており、それ以外の目的では使用いたしません。
※このメールへ返信せず、下記へメールをお送りください。
◆問合せ先◆
法政大学情報技術(IT)研究センター
TEL:03-3264-9935 FAX:03-3264-9287
E-mail:it@hosei.ac.jp
URL:http://www.hosei.ac.jp/hitec/


◆ライブ配信◆
当日は、インターネットによるライブ配信を実施します。次のURLからセミナーの模様を視聴することが可能です。http://live.i.hosei.ac.jp/
皆様のお越しをお待ちしております。
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国立大学法人 筑波技術大学 産業技術学部産業情報学科 内藤 一郎
〒305-8520  茨城県つくば市天久保 4-3-15
TEL & FAX:029-858-9392  e-mail:naito@a.tsukuba-tech.ac.jp
研究グループURL:http://www.tsukuba-tech.ac.jp/el/csg/
筑波技術大学は,聴覚・視覚障害者のための大学です