難聴者の生活

難聴者の日々の生活から、人工内耳など難聴者のコミュニケーション、聴覚障害者の制度改革について語る。

ヒロインが中途失聴者(難聴者)の小説

2006年04月29日 14時42分15秒 | 生活
中途失聴の方を身内にもつ小説家がヒロインが中途失聴者の小説を書くという。その中で、リアルな体験を生かしたいとのことで、アンケートを募っている。
オレンジデイズで、中途失聴の女性がヒロインだったが、中途失聴者としてはコミュニケーション方法や心理状況の描写にはかなり無理があった。本当の中途失聴、難聴者の気持ちや実態が社会に出ることは障害の理解につながる。
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身内に中途失聴者がいる小説家が、当事者からの意見も聞ききちんとした裏付けのもとに、恋愛小説を書きたいということから依頼がありました。アンケート内容は、しっかりしています。
年齢を問わず、いろいろな中途失聴・難聴者にお願いしたいそうです。
連休あけぐらいまでに回収したいとのこと。もし、お時間がありでしたら直接編集者の連絡先に回答を送ってあげてください。もし、アドレスが出てしまうのが困るという方は、一旦こちらに送信していただければ開かずに転送することも可能です。その場合は、件名にその旨お書きください。どうぞよろしくお願いします。
もちろん、お問い合わせのあった方のアドレスは本件以外に使用しません。
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特定非営利活動法人
東京都中途失聴・難聴者協会
事務局 
info@tonancyo.org
FAX 03-5919-2563
TEL 03-5919-2421

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アンケートの締め切りは、5月7日位まで。
アンケートにご協力いただける方は
東京都中途失聴・難聴者協会事務局へ
info@tonancyo.org

ラビット


難聴者と聞こえる人のコミュニケーション

2006年04月28日 23時27分58秒 | 生活
聞こえる人でもスムーズにコミュニケーションしているわけではない。。
コミュニケーションが上手な人そうでない人がいる。
当たり前のことかもしれないが、聞こえる人は誰とも話ができて何でも聞こえるのでコミュニケーションには何の問題もないと思っていたので、気が付かなかった。

やはり、自分の都合が悪くなってくると誰でも自己防衛する。自分の立場を理解してくれる人など都合の良い人を優先して話をする。しかも個別に話をするのだ(難聴者はその対象には入っていないが)。
難聴の私が見ていてもコミュニケーションすべき人、キーマンと話していないので、人間関係はぶつぶつに切れて、聞こえてくる話が正反対になる。
これは、問題解決のコミュニケーション方法としてはあまりよくない。問題が正確に同じように伝わりにくいからだ。聞こえる人が良いコミュニケーションをするとは限らない。

難聴者は自分の都合ではなく、障害のために、コミュニケーションがうまく取れずに人間関係は切れてしまっている。
職場でも家庭でも、その人間関係の中に自分の身の置き所がないので、不安がちになり精神的に苦しい。

ラビット 記





難聴者の聞き間違い

2006年04月28日 16時24分45秒 | 生活
060427_1454~001.jpg出張の前に早めの昼食をとることにした。
上司が「サンジェリーで」と言ったと聞こえたが、駅の近くにそんな店あったかな、まあ探せばわかるかと思い聞かなかった。
ATMで用を済ませて、店を探したがない。「サンジェ○」という郊外型レストランかと思い近くに行ったが「ガ○ト」という違う店だった。
電話がかかって来て、「サンデラ」という。場所を聞くとATMの近くの「マ○ダヤ」という蕎麦屋だった。

何でそんな聞き間違いをしたのかわからない。大抵は言われるだろう言葉を類推するのだが、年輩の方のお昼のファストフードと言えば蕎麦だが思い付かなかった。

出張先の会議は社長に対する説明で緊張した。説明は上手くいったが他の部長の質問が分からなかった。自分が作成した表なので、どの言葉を言われても補聴器と口元を見て、どの部分かは分かる。
しかし、内容が分からなかった。聞かれることはその業務が必要かどうかということか誰がやるかのどっちかだ。そう考えて聞いたが違っていた。印字のずれで文字が見えなかったのだ。

その会議は議論が白熱し、私にはポイントがわからないまま終わった。議論の中で、会議のポイントが事前の準備した内容と違ってきてしまったからだ。何が議論の焦点か聞けばよいが、分かったところで所属業務の問題だけに、上司の考えもあり、自分だけの意見は言えないので聞けない。残念だ。

職場にはメールもグループウェアもあるので、文字による連絡はたくさんある。しかし、生きたコミュニケーションには文字はなかなかない。日頃のコミュニケーションがあって文字によるコミュニケーションが成り立つのではないか。
昨夜、同僚から前に退職した人の理由を聞いたが多分文字にはならない、できない情報なので口頭で話したのだろう。そういう情報は多い。それが伝聞でまた違って伝わっていくのだが。

難聴者は毎日コミュニケーション不全の連続で、ストレスが残る毎日が続く。

ラビット 記





要約筆記事業の法定化

2006年04月25日 13時06分10秒 | 福祉サービス
障害者自立支援法で、コミュニケーション支援事業は大きく変わる。
ひとつは、法律で定められた事業となったことだ。
これまでの要約筆記奉仕員事業は、都道府県障害者社会参加総合推進事業、市町村障害者社会参加促進事業に基づいて実施されてきたが厚生労働省の「通知」だった。

二つ目は、市町村が実施しなければならない事業になったことだ。
政令指定都市を含む全ての市町村の必須事業とされたので、予算化しなければならない。しかも要約筆記者派遣事業を含めた障害福祉計画の策定を義務付けられている。
上記のように法律ではないので任意事業だったのだ。

三つ目は、要約筆記事業は奉仕員事業ではなく、要約筆記「者」事業として実施されることだ。
要約筆記が意思の仲介をする「通訳」という専門性を持つことをあらわしていることに他ならない。

ラビット 記







どんさんのコメントに対して 要約筆記者事業と要約筆記奉仕員事業

2006年04月25日 02時33分35秒 | 福祉サービス
どんさんのコメントの県の行政の説明に対して

県の担当者の説明では、要約筆記は要約筆記奉仕員事業として実施されるようになっていますが、それは正確ではありません。
要約筆記事業は、地域生活支援事業のコミュニケーション支援事業として実施されます。
自立支援法第77条第1項2号で、市町村が手話通訳等の「等」の中に入っている「要約筆記」を行う要約筆記者派遣事業を実施します。
都道府県は、第78条第2項の要約筆記者養成事業を実施します。つまり、専門性のある通訳である要約筆記事業は、奉仕員事業ではなく手話通訳事業同様の位置づけになるということです。
このことはすでに、昨年から厚生労働省の会議資料でも明らかになっています。
http://www.wam.go.jp/wamappl/bb15GS60.nsf/0/028568e2710cbeff492571250004bf69/$FILE/6-1.pdf
要約筆記者は要約筆記者養成・研修事業で実施されるべきものですが、これまで明らかになったコミュニケーション支援事業の実施要項では手話通訳者養成・研修事業はありますが、「要約筆記者養成・研修事業」はまだ記載されていません。
http://www.wam.go.jp/wamappl/bb15GS60.nsf/0/028568e2710cbeff492571250004bf69/$FILE/6-2_2.pdf
それは、要約筆記者養成、派遣事業の実施要項がまだできていないからです。
全難聴は、全要研等の委員とともに、要約筆記通訳者養成カリキュラム通訳課程を作成し、4月10日に報告し、21日に説明しました。
今後、これをもとに要約筆記者事業の実施要項が通知されます。

一方、奉仕員事業は、障害者の社会参加の啓発などを目的にした事業として、継続されます。そのことを明確にするために、名称の変更が予定されています。
ただ、厚生労働省が3/21に全難聴と全要研の合同学習会でも、4/21日の厚生労働省担当官が、名称を変えるがまだ決めていないので現行の名称を掲げていると説明しています。
要約筆記を行う人は、これからは要約筆記者になります。奉仕員ではありません。

要約筆記者が難聴者の社会参加の支援のために、要約筆記以外の活動をしてきましたが、それは要約筆記という通訳の活動とは別のものです。その活動を担う人は今後も養成されるということです。ただし、市町村、都道府県ともメニュー事業という選択事業です。
難聴者の社会参加を促進し理解を深める幅広い活動をされるので、その名もずばり「難聴者等支援員」が全難聴から提案されています。

社会参加促進事業(市町村は第77条第三項、都道府県は第78条第2項のその他の事業)ですが、県の担当者の説明のとおり、任意事業です。必須事業でないこと、事業別になっていない総合予算であることを考えると予算的にはかなり厳しいものがあります。

ラビット 記




障害者自立支援法と全難聴の要約筆記に関する助成事業

2006年04月23日 22時07分42秒 | 福祉サービス
060422_0952~001.jpg060422_1307~001.jpg全難聴の2005年度の二つの要約筆記に関する助成事業の報告書が発行された
ひとつは、通訳としての要約筆記者を養成するカリキュラムとテキストを作成する事業だ。
もうひとつは、要約筆記者の認定に関わる事業。
いずれも障害者自立支援法で要約筆記事業が実施されることに対応するものだ。

今年に入ってあちこちで、障害者自立支援法と要約筆記事業の学習会が開かれている。いずれも、会場がいっぱいになるなど、関心が高い。情報提供施設などの要約筆記者等の現任研修で、要約筆記事業の学習が続いているのが特徴だ。京都府、富山県、横浜市、富山県など。

しかし、現在国が決めたこととまだ明らかになっていないことの理解が十分ではないようだ。

要約筆記は身体障害者福祉法で通訳として位置付けられ、障害者自立支援法で予算の根拠が示された。
これは要約筆記事業が社会福祉サービスとして実施されることに他ならない。
要約筆記奉仕員事業が要約筆記者事業に転換されるので、当然ボランティアを養成するのと考えも方法も全く異なる。
しかし、要約筆記関係者はまだ奉仕員事業の延長のイメージを持っている。
聴覚障害者に関わる新しい支援サービスが誕生した位のイメージが必要だ。

ラビット 記

写真は、金沢駅前のツツミ門、石川県のノートテイク




空港のバリアフリー(2)

2006年04月23日 13時40分33秒 | 生活
060422_0708~001.jpg060422_0719~001.jpg羽田空港の搭乗ゲートは待ち合い席の両サイドにある。
待っている人は大きなガラス越しに空港の風景かテレビを見ているが、搭乗開始や変更の案内放送を文字で見るものがない。

搭乗手続きの手荷物検査も、聴覚障害者にとっては、補聴器や電池類が検査機に引っかかるわりあいが高いが、その時に警備担当者に何か言われるのが良く分からない。
先日、ひっかった際に言われたのは「靴を脱いでください」だった。他に言われたのは、「もう一度ゲートを通ってください」とか「飲み物をお持ちですか」、「搭乗券をもう一度見せてください」だった。相手の口元を見て、判断した。
最初から難聴であることを示した方が返って、コミュニケーションがスムーズかもしれない。スーパーのレジに行くと、「袋が不要のお客様はこのカードを商品の上に載せてください」とあるので、耳マークもあるし、何かカードを荷物と一緒に出した方が良いだろう。

国会で交通バリアフリー法とハートビル法の審議にもっと聴覚者視点を入れないといけない。

ラビット 記




NHKに「聴覚障害を持つ医療従事者の会」が

2006年04月21日 23時30分04秒 | 生活
「聴覚障害を持つ医療従事者の会」の方から、情報提供を受けました。
ラビット 記


NHK教育テレビの『ろうを生きる 難聴を生きる』で、「聴覚障害を持つ医療従事者の会」と同会の本がとりあげられて放送されます!
http://www.nhk.or.jp/fukushi/chokaku/605.html

放送予定は、
本放送: 5/20(土) 20:30~20:45
再放送: 5/21(日) 6:45~7:00
再々放送: 5/28(日) 6:45~7:00
です。
当会の薬剤師と放射線技師が出演します。ぜひご覧ください!

「医療現場で働く聞こえない人々-社会参加を阻む欠格条項
聴覚障害を持つ医療従事者の会編」
http://chousyouiryou.hp.infoseek.co.jp/ourbook.html






聴覚障害者対象の「電車内での緊急情報提供実験」

2006年04月21日 08時32分17秒 | 生活
情報提供をうけました。
ありがとうございます。

ラビットさんへ。

NTTサイバーソリューション研究所は、本日、
聴覚障害者対象の「電車内での緊急情報提供実験」を公開しました。
もう、ご覧になりましたか?

【電車内での手話による緊急情報実験】
http://www.super-space.jp/

1つ1つ画面(文字情報+手話動画)を見て
アンケート方式で答えていくものです。

文字情報は「文章」と「箇条書き」の2種類があります。


難聴者の孤立のメカニズム(2)

2006年04月20日 22時13分00秒 | 生活
060414_0818~001.jpg出張先は小さな事業所であり、そこの業務の一部を引き受けることになってそのための打ち合わせである。
打ち合わせ場所は休憩室のような狭いスペースで声が反響して聞きにくい。打ち合わせの始まる前の雑談を聞いていたが補聴器のみではやはり聞きにくい。おもむろにかばんから、補聴システムを取り出して接続した。
部屋の反響音がやや抑えられるが、指向性マイクは万能ではない。いろいろな角度から話されるとマイクの向いていない声の明瞭度は落ちる。
打ち合わせでは時間や回数を聞いたが、やはり聞取りは難しい。二種類目の聞取り用紙を配布してあったので、先方に直接記入してもらった。

ひととおり打ち合わせたところで、隣の上司に他に何かないか聞かれた。隣はマイクを向けていないので聞こえなかったので、何度もこちらの問題か先方の問題かを確認した。勤務先ではこの上司についで数人しかいないくらい古い顔になっているので少し位は聞こえなくても厚かましく聞き返せるが、若かったら大変厳しいだろう

会議後は、先方の所長が上司に雑談を持ちかけたが、内容がわからない。日焼けした方なので多分ゴルフの話だろうと想像していたら、上司が「町内野球をしています」という。それで先ほどの話は「良い顔色してますね。何かスポーツをしているのでしょう。」だったのだろうと思われる。難聴者が会話に加わるには想像力が求められる。
雑談は相手と共通項を持つために持ち出されるのだろうが、ここで仮に自分が野球をしていたとしてもそのことを言ったかはわからない。言えば、どのくらいやっているかとかポジションはどこかと聞かれる。答えられればよいが、経験的には話さない方が良いという判断だ。
かくして難聴者は沈黙するしかない。人と深い交わりが持てないフラストレーションをため込むことになる。

ラビット 記




難聴者の職場の孤立のメカニズム

2006年04月19日 20時24分15秒 | 生活
060417_0818~001.jpg上司と出張した。電車と特急、タクシーを乗り継いで二時間半。途中から同僚が合流した。二人とも私が難聴で対面でも会話がままならないことを良く理解している。
途中まで、上司は私には世間話的にしか話しかけない。体験的に私に話が聞こえていないことを知っているからだ。わたしも曖昧な返事をしたり、勘違いな返事しかできないので、返ってくる答えが予測できる話をする。いきおい、家族や勤務先のエピソード的な内容になる。電車中では本を取り出していた。
出張先で同僚と合流すると上司はずーっと話をしている。遅い食事の間したがどこで何を食べるかは聞かれない。
注文したものが出てくる間耳を傾け、口元を見ていると仕事の話でどこどこの誰がどうしているという話だった。こうなると日頃からコミュニケーションが成立していないのでこの種の話はお手上げだ。
話が途切れたのをみて、今朝初めて新人研修で配属された人のことを話した。二人がそれを話題にした会話が始まったがそれから先にはいれない。ボールを投げるだけになってしまう。
現地までタクシーで15分。車内の会話は無理なので助手席にみずから座った。車内の中で同僚ので携帯にかかってきた電話の端ばしが聞こえる。振り返って「○○が原因か」などと聞いたらそうかもしれないと言う。
たまに聞こえる時に断片的に返事をするので、かえって難聴の理解を混乱させているかも知れない。どういう時に聞こえていないかを説明は難しい。

会議の時はどうだったのかは次回に。

ラビット 記




社会の聞こえない音(5)

2006年04月18日 21時47分15秒 | 生活
060410_1607~002.jpg会議中に、同僚が奇妙な仕草をするのをみた。
手のひらを耳元で後方にかざして、となりの会議室の話を聞いているのだ。
難聴者は目の前の話を聞くのに精一杯なので、本当に聞こえるのかと驚いた。

今朝出勤したら、誰もいない!?
何か連絡を受け損なったかと一瞬青くなったが、ライン長のみの会議だった。
会議室の様子は聞こえない。


ラビット 記



京王線の「筆談器」

2006年04月18日 21時04分43秒 | PHSから
060416_2312~001.jpg京王線の各駅に「筆談器」がおいてあるが、どんなタイプのか見てみたいと思い、聞いてみた
「この筆談器ってどんなものですか」
「何?」
「ここに貼ってある筆談器です」
「ああ、これです」

ちょっと使い込まれた磁気ボードだった
どういう時に使うのか機器そびれた

ラビット 記



コピー機の入れ替え 難聴者の聞き間違い

2006年04月18日 08時54分53秒 | 生活
060414_0830~001.jpg先先々週、勤務先のコピー機の入れ替えがあり、私の聞き間違いであったことがわかった
この事務機器会社の担当は声が小さい。得意先である私に対してヘリ下る意味で丁寧な口調になり、腰を落としたりするが、声をひそめるのである。
私が難聴であることがわかっても、声が小さい。営業マンとしては優秀なのだろうが私としては困ってしまう。大概の方には自分は難聴なのでと説明するのだがこの方にはなぜか言わなかった

もうひとつの対抗事務機器会社の担当が替わるという。新しい担当には私は難聴なので電話よりメールかフアックスで連絡が欲しいことを伝えた。

私はラインから外れており、決裁の権限がないので営業マンもターゲットを変えたとしたら、難聴者の孤立のメカニズムの一端かもしれない

ラビット 記




聴覚障害者に朗報! 自動車免許条件に聴力基準撤廃の方針

2006年04月13日 23時21分41秒 | 生活
13日、警察庁は、聴覚障害者が自動車免許を取得する際に、補聴器着用を条件に義務つけていたがこれを撤廃する方針を発表した。

時事通信社が10:08に配信したニュースだが、サイトではまだ掲載されていなようだ。

これは、一連の欠格条項撤廃の運動の中で、残っていた最大の課題の一つであり、警察庁は聴覚障害と安全について、調査することになっていた。
諸外国では聴力が運転免許の基準になっていないことから、全日本ろうあ連盟、全難聴などがその条件の撤廃を強く求めていた。
二年前から、警察庁の求めに応じて、アンケートや国際交通安全学会の実地運転調査に協力してきたことが、今回の結論につながったものだ。

問題は、基準の撤廃といいつつも、ワイドミラーの装着を義務付けようとしている。義務付けるのは聴覚障害者のみとすれば、これは新たな基準と鳴らないだろうか。
また、わざわざワイドミラーを持ち運ぶ人もいないだろうから、自家用車や特定の車しか乗れないことになる。最近の車は気密性が高いので、外部の音が聞こえにくいことは一般に指摘されている。聞こえない人だけに条件を課すのはおかしい。

聴覚障害者用福祉車両の開発を求める声もある
http://homepage2.nifty.com/ganesh/nakusukai6..html

来年の通常国会に道路交通法の改正が提案されると言う。国土交通省や警察庁、国会に対して働きかけが必要だ。

ラビット 記

車の耳マーク