難聴者の生活

難聴者の日々の生活から、人工内耳など難聴者のコミュニケーション、聴覚障害者の制度改革について語る。

今日の「おっ!」 人工内耳が聞こえなくなっちゃった。

2011年09月30日 11時13分29秒 | 日記(つぶやき)

朝出勤したら、人工内耳が聞こえなくなった。電池が切れたかを思って交換したが聞こえない。
人工内耳を見ると汗びっしょりだ。

ちょっと涼しくなったので汗防止のカバーを外していたのだがこの陽気で汗をかいて人工内耳のマイク部分が水滴で詰まっていた。

全部バラバラにして、上司に人工内耳が汗が乾くまで1時間ほど聞こえませんと言った。
口を読むと「今は聞こえないということか」。

しばらくして付けてみると復活した。出張の途中でガーゼの指キャップを購入してはめた。
やれやれだ。
気温が27度まで上がっている。

ラビット 記

今日の「ん?」。聞こえる人が・・・ 

2011年09月29日 20時22分28秒 | 日記(つぶやき)
○聞こえる人が「今日は久しぶりにたくさん話が出来て良かった」という場合、情報交換出来たという他に、声を出して会話することも含まれているのではないか。

○聞こえる人は隣の電話の内容を自分も電話しながら分かるみたいだ。電話した内容にクレームが付いた。拡声機能を使っているからか?いやこっちの声が大きいだけか。

ラビット 記

被災地の難聴児、聴覚障害学生に支援事業が

2011年09月29日 18時20分29秒 | 東北地方太平洋沖地震
先ほど、東日本大震災聴覚障害者救援中央本部MLで、日本財団の補助事業として、実施されることが案内された。

支援の担い手は、誰を想定しているのだろうか。
ろう学校の教員や聴覚障害児教育課程の学生なども対象なのだろうか。
難聴者協会の役員のなかには高校教諭OBなどもいる。
幅広い支援を組織しなければならないだろう。

ラビット 記
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東日本大震災救援中央本部協力団体MLより

関東聴覚障害学生サポートセンターが、岩手、宮城、福島の各県の小中高に通う難聴児、および大学に通う聴覚障害学生、またその支援者を対象とした活動を開始することになりました。

この活動は、
・被災したことで情報保障を十分に受けられなくなった聴覚障害学生や地域の教育機関に通う難聴児への情報保障支援、情報保障コーディネート、遠隔地通訳の提供
・被災地の聴覚障害学生や支援者の心の支援のためのグループワークの実施
・必要に応じて、学生を対象にした心のケアの専門家の派遣
・聴覚障害学生の被災状況についての実態把握
・長期的支援のための情報保障のニーズのアセスメントと緊急マニュアル作り等を内容とし、日本財団ROADプロジェクト「東北地方太平洋沖地震 災害にかかる支援活動助成」への申請が採択され実施します。

なお、準備として支援者の研修会が下記の通り開催いたします。
「被災聴覚障害児・学生の状況に関する講演会」
日時:平成23年10月15日(土)9時~16時
日程:午前9時半~12時:「サイコロジカルファーストエイド」
  甲斐更紗氏 立命館大学衣笠総合研究機構
   午後13時半~16時:「被災地の聴覚障害児・学生の情報保障の現状につい
て」
 松崎丈氏 宮城教育大学准教授
会場:日本財団会議室
対象者:被災地での情報保障活動や学生支援に興味を持っている方
参加費:無料

関東聴覚障害学生サポートセンターから、
東日本大震災聴覚障害者支援中央本部・メンタル班の活動、また日本聴覚障害ソーシャルワーカー協会の聴覚サポートなかまの現地での活動では対象になりにくい学生・生徒に対しての支援事業であり、必要に応じて「なかま」との連携も検討しているとの説明がありました。

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東日本大震災聴覚障害者救援中央本部
 事務総括G 秋間・石原・杉田・杉石
〒162-0801
東京都新宿区山吹町130 SKビル8F
(財)全日本ろうあ連盟内
   TEL 03-3268-8847
   FAX 03-3267-3445
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おっ、聞こえるってこういうことだったのかあ。

2011年09月28日 11時12分43秒 | 日記(つぶやき)
いま本社で業務引き継ぎ、終わり。
気難しい女性にもちゃんと話が出来たのは自分でもびっくり。
何でかなと考えたが人工内耳で自分が話せていることが確認できたのが大きい。つまり自分が言葉をきちんと発声できていて、何を話しているか、何を伝えているかが分かったからだ。

相手の声もちゃんと聞き取れた。
「自動にするってどういうこと?」
「それなら計算式を入れるってことでしょ!」
「だから前から言ってるじゃん♪」

「?」「!」「♪」では表せないニュアンスも分かって、それに合わせた言葉を返すことが出来た。

そっかあ、聞こえるってこういうことかあ。聞こえるのはいいなあと思った。
他にもちょっと気難しいと思っていた総務の女性とも普通に話が出来た。その人の机に「上機嫌」という紙が貼ってあって、これいいねというとVサインを返してくれた。
フロアーの皆さんにスマイルを返して出てきた。


ラビット 記
※本社を出たところ、秋晴れ。

JDF主催10.28大フォーラム開催

2011年09月28日 07時34分18秒 | 障がい者制度改革
これまでDPI大行動、JD、全日本ろうあ連盟の主催で開かれてきたが、今年は総合福祉法部会の骨格案を国に認めさせるには、55人の委員が結集した力を見せないと難しいということからJDFの主催になった。

ラビット 記
※写真は、このようなお菓子に茶化されている首相では制度改革は期待できない。自らの運動で勝ち取らねば。
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◆1◆ <速報>今年の10・28大フォーラムは、
    JDF(日本障害フォーラム)が主催することが決定しました!
    みんなの障害者総合福祉法をなんとしても実現するため、
    日本の障害者団体は大団結してとりくみます。
    
9月21日、JDF(日本障害フォーラム)幹事会は、
総合福祉部会の骨格提言の完全実現に向けた大フォーラムを、
10月28日に、日比谷野外音楽堂で行うことを決定しました。
太田修平JD理事がフォーラム担当に任命されました。
太田さんは、もちろん私たちめざす会事務局長であり、
この間の大フォーラム実行委員会事務局長です。

総合福祉部会の骨格提言にもとづく総合福祉法実現にむけ、
10・28大フォーラムを大きな節目としながら、
つづく各地での地域フォーラムを大きく成功させ、
福祉法原案作成、国会提案と審議、そして成立まで
の障害者団体こぞっての大運動が求められます。

この間の大フォーラムを主催してきたJD、大行動、ろうあ連盟
でつくる実行委員会は、それぞれJDF加盟団体として
全力でこの大運動にとりくむことを確認しています。

しかし、正直、10・28まで時間はありません。
いそぎ準備はすすめられますが、めざす会のみなさんには、
ぜひ、10・28大フォーラムを大きく位置づけ、その成功にご協力ください。

10・28 JDF大フォーラム(仮)
主催 JDF(日本障害フォーラム)
   http://www.normanet.ne.jp/~jdf/about.html
日時 2011年10月28日(金)正午開会(開場11時)
会場 日比谷野外音楽堂
詳細 近日中にお知らせします
(めざす会ニュースより)

野田内閣は障害者制度改革を着実に進めよ。

2011年09月27日 08時33分38秒 | 障がい者制度改革
本日は、衆議院第一議員会館で「聴覚障害者制度改革推進中央本部の全国集会」だ。
署名116万筆を衆参議長、内閣府に届ける。

ラビット 記
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◆1◆ 第35回制度改革推進会議 9月26日
総合福祉部会骨格提言の報告と議論

冒頭、東室長は
・骨格提言は総合福祉部会に検討を依頼していたもの。
 18回の会合で8月30日にまとめる。55名のまとめた重みを受け止め、
 報告を受け議論したい
そして、17時半過ぎに、政務三役(蓮訪大臣、中塚副大臣、園田政務官)
に骨格提言を手渡しました。

○主な議論は、傍聴者個人メモ(添付word)参照(省略)

■資料1 障害者総合福祉法の骨格に関する総合福祉部会の提言
■資料2 障害者総合福祉法の骨格に関する総合福祉部会の提言(概要)
 http://www8.cao.go.jp/shougai/suishin/kaikaku/s_kaigi/k_35/index.html

◆2◆ 『障害者自立支援法違憲訴訟 立ち上がった当事者たち』
(訴訟記録)出版記念シンポ 12月8日に開催します

全国弁護団が編集した同書がいよい10月末に生活書院から出版されます。
12日の全体会議で確認され24日の第18回全国弁護団会議にて決定しました。
ぜひ、ご予定ください(^_-)

日程:12月8日(木)15時~19時
会場:戸山サンライズ
主催:障害者自立支援法違憲訴訟全国弁護団
第一部 シンポ 15時~16:50  参加費:無料
  執筆者らが報告&ディスカッション
  ・書籍刊行することの意義、弁護士に問われたもの
  ・障害者運動と弁護士活動の協力、訴訟運動の意義と今後の展望
第二部 懇親パーティー 17時~19時 参加費:一人4000円

◆3◆ 今年の秋は みんな一緒!
10・28JDF大フォーラム 日比谷野音で開催

みんなの障害者総合福祉法をなんとしても実現するため、
日本の障害者団体は大団結してとりくみます。
企画内容など詳細は10月初旬にお知らせします。
近日中にホームページも発表されます。

◆4◆ イベント続々!
○めざす会近畿ブロック学習会
 10月1日(土)13:30~16:30/大阪市中央会館
 第1部:講演 藤岡毅(障害者自立支援法訴訟全国弁護団事務局長)
 「障害者総合福祉法への展望…骨格提言と基本合意は…私たちの思いを届けるために」
 第2部:各地(元原告)からの発言 「総合福祉法に向けての私の願い」
 
○京都 障害者自立支援法に異議あり!応益負担に反対する実行委員会
 10月2日(日)13:30~ 京都市役所前で街頭演説会。14:30~ パレード

○2011ストップ・ザ応益負担兵庫集会
 10月13日(木) 11:00~集会 12:00~パレード 15:00~県知事・県議会要請
集会会場=東遊園地(神戸三宮・神戸市役所南)

▽▲▽編集後記
内閣府がつくった「障害者総合福祉法の骨格に関する総合福祉部会の提言(概要)」は、
カラーでコンパクトにまとまっています。このベースには「はじめに」で強調される
「骨格提言の基礎となった2つの指針」があります。
それは「障害者権利条約」と「基本合意文書」です。骨格提言、学んで広げましょう

--
━━━MEZASU━━━━━━━━━━━━━
◆障害者自立支援法訴訟の基本合意の完全実現をめざす会◆
ニュース 2011.9.26 第144号(通巻252)
 http://www.normanet.ne.jp/~ictjd/suit/
━━━━━━━━━━━━━━MEZASU━━━
障害者自立支援法訴訟の基本合意の完全実現をめざす会メールニュースです。
事務局には syouri_mezasukai@nginet.or.jp  にメールください。

NHKは値下げの原資を使って緊急災害時の字幕・手話放送を実施して下さい。#nhk #字幕

2011年09月27日 03時26分42秒 | 放送・通信
NHKが受信料6600億円の10%、660億円を減資として値下げと災害対策に充てるということだ。
それならば、高コストを理由にして来た緊急時の聴覚障害者向け字幕放送と手話放送の実施に充てるべきだ。

ラビット 記
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http://www.asahi.com/national/update/0910/TKY201109100188.html

NHK受信料6%値下げ案 12年度から、会長ら提示へ
 NHKの松本正之会長ら執行部は10日、受信料を約6%値下げするなどの還元策を盛り込んだ来年度から3カ年の次期経営計画案をまとめた。東日本大震災を受けた災害対策などに多額の設備投資が必要で、現行の経営計画で示した「10%還元」を全額値下げで行うことは困難と判断した。13日の経営委員会(数土文夫委員長)に提案する。
 経営計画は執行部が原案を作成し、経営委員会が議決する。ただ、経営委側は「10%還元問題は、10%値下げが議論の出発点」としており、値下げ幅を巡っては曲折も予想される。
 執行部原案では、受信料収入の10%相当額(2010年度で約660億円)を原資とし、東日本大震災級の大規模災害時に放送機能を維持できる設備投資や、低所得世帯への受信料減免措置の拡充などによって視聴者への還元を図り、残りを値下げにあてる。

障害厚生年金として再裁定を求める。

2011年09月25日 19時19分18秒 | 障害年金問題
2年前に、人工内耳を装用した際のカルテを元に障害厚生年金の申請をしたが受け付けられず、「20歳前の障害」として、国民年金の障害基礎年金の1級の受給者として裁定された。

20歳前の難聴者であっても、就労中に急激に聴力が低下した場合、それを新たな障害として、被保険期間中の障害として、障害厚生年金として申請できると考えた。

なぜなら、45歳まで補聴器を使って修学し、入社してからも業務をこなしており、これは症状の安定していたことになり、厚生年金制度の定める障害の程度にも該当していなかった。
然るに、会議を進めるには手話通訳が必要となり、同僚との会話にも困るようになり、課長職の職制を解かれてしまった。その後職場異動があったが派遣社員との会議に要約筆記を依頼しなければ業務がこなせず、目の前の話していることも理解が困難な程度まで聴力が低下した。平成9年12月に障害者手帳の等級が2級に改訂された。
そのため、人工内耳による聴力の復活を図り、平成19年7月の人工内耳適応の判断のために病院で受診した。

ポイントは、「現在の難聴状態」の初診日は20歳前のある日ではなく、平成9年12月の障害者手帳改訂時でもなく、平成19年7月の受診した時となること。
急激に失聴して医者に行かなかったのは難聴の治療は不可能なことを理解しており、補聴器の更新や手話通訳、要約筆記などの福祉サービスの利用で対応していたからだ。

ポイントの二つ目は、20歳前からの難聴は症状が安定しており、症状が固定化してからの障害は新たな障害と言えること。

ラビット 記
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再裁定の申立書

申立の内容  障害厚生年金受給者として裁定すべきであること。

理    由 平成21年5月27日に申請し、障害基礎年金受給者として裁定されたのは、いわゆる「20歳前」に障害を負ったものとして、事後重症扱いとされたからです。
 最初、年金事務所に障害厚生年金の申請に行ったが、20歳前の障害の有無を問われ、該当しないので市役所国民年金課で申請の手続きをするように言われた。この時は聴覚障害の複雑さ、事後重症とならない別の聴覚障害が起こりうることの理解も説明もなかったので、そのまま手続きをしてしまいました。
 しかし、幼少の頃から難聴でしたが、昭和54年3月27歳で就職してから補聴器を装用しながら就業しており、年金法の障害等級には該当していませんでした。平成9年12月に45歳の時に身体障害者手帳2級に認定されたがこの頃に聴力が急激に低下しました。その頃には会議に手話通訳を依頼しなくてはならず、部下との意思疎通に事欠くようになり、ラインから降りることになりました。
 勤務先が精米工場であり、騒音下で仕事をしていたこと、製造部製造課長として勤務していたことのストレスが、聴力を急激に失うことになった要因と思います。
 45歳の時の初診の証明はできません。その時は医師にかかっていないからです。平成19年7月に人工内耳適応の診断で受診した時が初診日です。
 以上のことから、初めて障害の1級、2級に該当したことによる請求として申請します。
 

ろう者の人工内耳の効果

2011年09月25日 17時57分34秒 | 人工内耳
電車の中でろう者と乗り合わせて、人工内耳の話になった。仲間のろう者が人工内耳をしたけれど結局聞こえるようにはならなかったということだった。
昨日のコミュニケーション教室にもろう者が人工内耳を希望していた。医者からは断られたということだ。

難聴者や中途失聴者が人工内耳を装用した場合、脳にそれまでの聞こえていた体験による神経網があるので、それを手がかりに言語を理解している。右の補聴器で聞いていて左の人工内耳で聞いても同じところを参照していると思う。

ろう者の場合、脳に音声による言葉を解読する神経網が出来ていない。赤ん坊と同じだ。
赤ん坊は細胞分裂が活発で神経網も急速に発達するが、成人の場合シナプスが成長するのも時間がかかるので音声言語を言葉として聞くまでに時間がかかるのではないか。

赤ん坊の場合、言語聴覚士も母親も付きっきりで言葉を聞かせるが、成人の場合は就労していたり日常生活の中で赤ん坊のように言葉のシャワーを浴びているわけではない。
またろうの成人は手話で言語が完成しているので脳の中で人工内耳の音の信号は異質の信号、雑音となって受け付けられないのではないかと仮説をたててみた。

ラビット 記
※9/22、渋谷駅頭でストリートシンガーが演奏していた。

障害者基本法の発効したもとでの視聴覚障害者向け放送のあり方

2011年09月25日 08時49分45秒 | 放送・通信
2006年の総務省の視聴覚障害者向け放送に関する会議が「意見交換会」であり、当事者組織が委員となって検討する場ではなかった。その後発足した「デジタル放送時代の視聴覚障害者向け放送に関する研究会」で、障害者放送協議会放送・通信バリアフリー委員会として視聴覚障害者団体が意見を出しあい、バリアフリーな放送の義務化、モニタリング機関の設置、解説放送の目標の大幅な引き上げ、手話放送の義務化などを要望した。

来年度で現行指針の見直しの時期を迎えるので今年度中に、ガイドライン見直しの研究会が設置されるはずだがまだ通知はない。
総務省はすべてを用意してから研究会を開催しようとしている。事前に各団体に放送に対するニーズ、課題をヒアリングしてから開催すべきだと意見を伝えたがこれも実施されないまま、官製研究会になりかねない。
障害者基本法が成立した今、当事者主体の研究会として運営すべきだ。

全難聴は、障害者権利条約の成立をふまえて、2007年3月字幕放送等の義務化の意見を提出している。
http://bit.ly/rmkice

ラビット 記
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デジタル放送時代の視聴覚障害者向け放送に関する意見交換会
2006-08-12 10:49:38 | 福祉サービス
総務省は、8月21日に、視聴覚障害者団体の代表を集めて、デジタル放送時代の視聴覚障害者向け放送に関する意見交換会を実施する。

(1)字幕放送等を巡る背景・取組等についての報告
(2)今年始めに行われた視聴覚障害者向け放送に関する調査の報告
(3)地上デジタル放送における視聴覚障害者向け放送の可能性の報告
がある。
2時間の会議で3つも報告があって、実質的な審議は出来ない。出席者が視聴覚障害者団体だけなのか、放送事業者、テレビメーカー、電波産業会なども参加するのか分からないが、この種のテーマは通常は検討委員会が設けられるが「意見交換会」になったのは何故だろう。

障害者向け放送問題の解決には、行政や放送事業者、メーカーなどの協議会、検討会に、当事者を加えた恒常的な組織が必要である。欧州ECでは、TV for Allのスローガンの下、そうした組織が運営されていると聞いている。
視聴覚障害者向け放送の実施状況の調査や放送番組のモニター、字幕・手話等の評価などは当事者が加わって進められることが必要だ。
http://blog.goo.ne.jp/hearingrabbit/e/6300efeeabacff5f27ece34eb156de64

Welove署名、目標の120万に後6万!

2011年09月24日 12時32分01秒 | 障がい者制度改革
今朝の中央本部からの連絡だとWelove署名は100万を越え、目標の120万筆にあと6万筆と言うことだ。
連盟事務所は今日休日出勤で署名数を確定する作業を突貫で行っている。
情報・コミュニケーション法の整備を求める声が具体化したことは大きい。法整備の方向、内容については9・27全国集会後、秋からの集中論議になる。

ラビット 記
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聴覚障害者制度改革推進中央本部
委員各位
おはようございます。
現在も事務局に集まった署名は114万筆を超えました。

あと、目標の120万筆まで6万筆です。
●9月27日の集会の場でも 署名用紙を受け付けることにいたします。

構成団体の支部事務所・役員・お知り合いの方等でまだ署名用紙をお持ちの方は、
集会参加者に預けるなどしてお持ちください。
また、明日の日曜日、一人でも多くの方の署名を集めて下さい。
署名用紙は10名記名でなくても1名・2名の署名でも大丈夫です。

あと3日間、これが最後の頑張りです。
皆様のご協力を何卒よろしくお願い致します。
財団法人全日本ろうあ連盟事務局 石原
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平成23年9月22日
報道関係者各位
聴覚障害者制度改革推進中央本部
本部長 石野 富志三郎
学習会「みんなで創ろう! 情報・コミュニケーション法を」開催のお知らせ
および内閣府への署名提出の取材のお願い
 聴覚障害者制度改革推進中央本部では、2010年8月21日に埼玉にて決起集会を開催してから約1年、「We Love コミュニケーション」パンフの普及活動および情報・コミュニケーション保障の法整備を求める署名活動を全国各地で展開してきました。
 この1年は激動の年でした。東日本大震災が起こり、被災地における聴覚障害者を取り巻く情報やコミュニケーションの保障が十分でないことから被害がさらに大きくなっていることが明らかになりました。また、政府の「障がい者制度改革推進会議」で障害当事者、関係者が議論を重ねてきた「障害者基本法一部改正案」が国会で成立し8月5日に公布されました。
 改正障害者基本法には、「言語(手話を含む)」と「情報の取得」等が明記され、手話による自由なコミュニケーションを求めてきた私たちの願いは一歩前進しました。
 しかし、私たちの生活において、情報やコミュニケーションをどのようにして保障するのか、その具体的な施策はこれからです。全国から集めた100万人を超える署名を国へ届けるとともに、一年間のウイ・ラブ運動の総括を行い、障害者総合福祉法(仮称)を学習し、私たちの求める情報・コミュニケーション法(仮称)をアピールする学習会を以下のとおり開催いたします。


We Love コミュニケーション
~みんなで創ろう!情報・コミュニケーション法を~
主 催:聴覚障害者制度改革推進中央本部
日 時:2011年9月27日(火)12:00~17:00
場 所:衆議院第一議員会館 B1F大会議室
≪スケジュール≫(予定)
11:00~12:00 受付
12:00~12:10 挨拶
12:10~12:30 「We Love コミュニケーション署名とパンフの運動」総括報告
12:30~13:00 改正障害者基本法と障害者総合福祉法骨格提言について
13:00~13:30 情報・コミュニケーション法(仮称)骨子案について
13:30~15:00 国会議員シンポジウム(予定)
※各政党の議員においで頂く予定
15:00~15:10 今後の運動取り組みについて15:10~15:30 閉会挨拶、国会議員要請行動の説明
15:30~17:00 国会議員要請行動

難聴者の生活の今後は?

2011年09月24日 12時22分27秒 | 日記(つぶやき)
来年3月で退職することを先週末出張した本社の管理部長に伝えた。その前に入社時からの同僚にも気持ちを話した。

退職することにしたのは、収入は激減するが朝8時から18時まで勤務先に縛られていた時間が自由になるのに何ものにも代え難いからだ。
障害基礎年金と厚生年金、厚生年金基金で生活するしかない。貯金はないが借金もない。

もう一つの理由は退職する時期と制度改革の真っ最中であること、東日本大震災があったことなど、人生の変わり目と時代と社会の変わり目が重なっている中で自分の役割があるのではないかと考えたことだ。
これはもう少し整理しようと考えている。

三つ目は母との交流の時間を持つことになる。母は子供を難聴にしてしまったことを負い目に感じて生きてきたが、その子が人工内耳をして聞こえるようになったら母は認知症と軽度の難聴になってしまった。
言葉の交流がどれだけ出来るか分からないがその場にいて語りかけや傾聴は出来る。

ラビット 記
※今日の朝ご飯。チキンライスとカレーピラフの2色盛。

アイドラゴンは至急地デジ対応機に交換を。

2011年09月24日 09時24分55秒 | 放送・通信
サイマル放送が終わったので、アイドラゴンは地デジ対応のアイドラゴン3に交換しないといけない。

福祉事務所で手続きすれば、国の負担で無償交換される。
詳しくはカスタマーセンターへ。

ラビット 記
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>光ったので、CS放送をつけたら、「6時からの台風放送に手話をつけるのでPIPスイッチを入れてご覧ください」という表示が出ていたのでPIPスイッチをいれて見ていましたが写メの通りテレビ放送は 写ってなくて…手話だけの映像でした。

難聴者の生活の今後。

2011年09月24日 09時24分34秒 | 日記(つぶやき)
今週はいろいろあった。

今年12月で満60歳。来年3月で定年。
2年前の定年後の再雇用意向調査では再雇用にしていたが退職するかどうかの決断を迫られた。
再雇用の希望を出すとその時点から賞与は半減されている。
このまま再雇用を迎えるのか、それとも新しい道に進むのか、逡巡した。8月には部下に持っていた大きな担当であった仕事を引き継いで心にぽっかり穴が空き、定年シンドロームになってしまった。

勤務先で定年後の人生設計を考えるセミナーに出たのが5年前か。そこで定年後の難聴者活動に邁進するために考えたのが、人工内耳の装用。もう一つが介護福祉士の資格取得。
人工内耳はセミナー後平成19年7月に初診を受けその年に手術を受けた。資格は翌年平成20年4月から受講し3年かけて今年3月に取得した。
障害基礎年金は係争中だが平成21年から受給。
そうした準備をしてきたはずなのに逡巡した。

なぜか。収入に不安があったこと。年金だけの生活になる。家族含めて難聴者3人とも年金だけで生活できるのか。
二つ目には、自分のやりたいことが明確になっていないこと。
社会福祉の学習中に難聴者問題の再構築を目指そうとしたり、難聴者へのエンパワメントを実践しようと考えていたが具体的な計画はまだだった。
三つ目に、コミュニケーションへの不安。
補聴器に比べれば段違いに聞こえるようになったが新しい仕事をするにしても一から人間関係を構築することに対する不安が日増しに強くなっていた。

ラビット 記

パワポが開けない、保存できないとかうるさい。

2011年09月24日 02時07分27秒 | 日記(つぶやき)
パワーポイントを作った同居人がUSBに保存できないとかスライド一覧から普通の表示に戻せないとかうるさい。
そんなにたくさんスライドを作っても2時間で説明しきれない、1枚のスライドに文字が多すぎる、聞こえない人に見せたら文字を追うのに追われて話を聞けない。
あれこれ「助言」しても聞く耳を持たない。何ごとも経験しないとわからないか。

ラビット 記