難聴者の生活

難聴者の日々の生活から、人工内耳など難聴者のコミュニケーション、聴覚障害者の制度改革について語る。

ミネアポリス空港に到着!

2018年06月21日 14時21分28秒 | 2018全米難聴者大会ミネアポリス
‪ミネアポリス着陸です。6月21日13時37分、定刻どおりです。

ツアー全体の行動予定です。
到着日の21日木曜はホテル投宿後夕方から大会開会パーティでアメリカ家電市オーナーシャピロ氏の聴覚障害者と最新の支援技術に関する講演、パーティ後にちょっと軽く飲みに行きたい。

明日22日金曜AMは補聴器会社スターキー・ラボの見学(同社の送迎・ランチ付!)、PMは分科会、夜全米注目のろう歌手マンディ・ハーヴィさんのライブ。

23日土曜に夜ウエストサイドストーリーミュージカルのバリアフリー鑑賞です。‬

24日日曜はツインシティ(ミネアポリスとセントポール)観光。

25日月曜出国。26日帰国。

これ以外は、大会全体会、分科会のプログラムを見て参加します。大会アプリのインストール必須。日本語字幕が配信されています。

空港で英語のアナウンスを聞いていると少しずつ聞き取れるような気がします。

ミネアポリスに今日出発します。

2018年06月20日 19時50分25秒 | 2018全米難聴者大会ミネアポリス
今日から、ミネソタ州ミネアポリスの全米難聴者大会スタディツアーです。
最近の米国の難聴者施策から最新の情報技術、医学情報、ミュージカル「ウエストサイドストーリー」のバリアフリー観劇、動画が2億回のビューに達したろう歌手のライブ、全米最大の補聴器メーカーのラボの見学まで盛りだくさんのツアーになります。

一年前の21日、羽田空港から飛び立ちました。
今回のツアーの様子はここで逐一見られます。
https://m.facebook.com/HLAAJPN/‬

全米難聴者大会ミネアポリスで盲ろう者支援の報告

2018年06月20日 12時40分05秒 | 2018全米難聴者大会ミネアポリス
全米難聴者大会の開催されるミネソタ州は様々な聴覚障害者のリソースがあります。
ろう者のメンタルケア、メンタルヘルスのセンターや就労支援センター、難聴者自立センター、電話リレーサービスその他のサービス提供事業者、盲ろう者支援センターもあります。

https://www.facebook.com/1072500412844552/posts/1768814373213149/


全米難聴者大会HLAA2018で ミュージカル観劇の情報保障訴訟勝訴の報告

2018年06月15日 02時24分15秒 | 2018全米難聴者大会ミネアポリス
【全米難聴者大会スタディツアー2018 in ミネアポリス】

米国で劇場を相手に、ミュージカル観劇における配慮を求めて訴訟を起こした難聴者がいます。字幕なしにはミュージカルを楽しむことができず、このことはADA(障害を持つアメリカ人法)の第3章「サービスや施設を平等に楽しむことができる」に違反しているとの訴えです。

2016年に始まった訴訟ですが、この度やっと判決がおり、めでたく勝訴したそうです。
最初は地道に要望を出していたが通らず、最終的に訴訟に踏み切ったということですが、こうした草の根活動があって初めて法律が意味を持ってくるのだと思いました。

原告のティナさんは成人中途失聴者協会(ALDA)の役員で、全米難聴者協会(HLAA)の会員でもあります。劇場のアクセシビリティ関連で積極的な活動をしており、6月の大会でも3つの分科会でプレゼンします。お会いできるといいな!
https://stlrecord.com/stories/511408403-fox-ordered-to-make-accommodations-for-hearing-impaired


全米難聴者大会HLAA2018 ミネアポリスのJAZZクラブに行こう!

2018年06月15日 02時17分57秒 | 2018全米難聴者大会ミネアポリス
【全米難聴者大会スタディツアー2018 in ミネアポリス】
ミネアポリスで最も有名なジャズ・ハウス「ダコタ・ジャズ・クラブ」。オトナな雰囲気です。ホテルから徒歩3分なので、一度行きたいですね。
車で10分ほど行くと「ジャズMN」があります。こちらはジャズ・オーケストラだそうです。
<ダコタ・ジャズ・クラブ>
http://www.dakotacooks.com
<ジャズMN>
http://www.jazzmn.org


全米難聴者大会HLAA2018のプログラムはPDFとアプリから

2018年06月15日 01時52分54秒 | 2018全米難聴者大会ミネアポリス
全米難聴者大会スタディツアー2018 in ミネアポリス】

大会のプログラムが公開されています!

参加者は現地で印刷物をもらえますよ。検索やお知らせの機能がある公式アプリと、全体を見られる紙ベースの冊子をうまく使いわけましょう。会場の見取り図などは冊子の方が見やすいですね。英語のオンパレードだけど自動翻訳をうまく使おう。

ここ↓↓からダウンロード
https://www.hearingloss.org/wp-content/uploads/HLAA2018_Program_Guide.pdf

アプリは大会には公式アプリがあります!アプリのダウンロードはApp StoreやGoogle Playから。HLAA2018で検索してください。
ツアーに参加される方はダウンロードしておいて下さい!
このアプリで講演や分科会のスケジュールの他、演者の経歴、会場、プレゼン資料を見ることが出来ます。また参加予定のイベントを、自分の予定として登録しておくこともできます。分科会は全部で60あります。どの分科会に参加するか今から予定を立てておこう!



「難聴者の医療アクセス権」 全米難聴者大会HLAA2018の分科会より

2018年06月15日 01時44分59秒 | 2018全米難聴者大会ミネアポリス
【全米難聴者大会スタディツアー2018 in ミネアポリス】
医療機関での難聴者の権利を取り上げた分科会は、今年は6つもあります。約60ある分科会のうちの1割にあたるこのトピック、学校でも職場でもなく病院なのですね。

「医者が言ってることがわからないのよ:医療機関における平等なアクセシビリティの権利 」の分科会では、コミュニケーションに関する患者の権利と医療従事者の義務について、ADAに沿って講義が行われるようです。たっぷり時間を取った2部構成の分科会、掘り下げたお話が期待できます。

演者のレイチェルさんは、障害者の権利を専門としている弁護士です。
https://www.facebook.com/WomensMarchChicago/videos/1350781055026689/

全米難聴者大会2018ミネアポリスの分科会ー航空機(フライト)アクセス法

2018年06月15日 01時38分14秒 | 2018全米難聴者大会ミネアポリス
【全米難聴者大会スタディツアー2018 in ミネアポリス】
今年は難聴者の旅行に関する分科会が2つあります。その中のひとつ、ライアン・ジョバンニ(Ryan Di Giovanni )さんの分科会では、国内外の飛行機での旅における難聴者の権利について、ADAや障害者権利条約、航空会社アクセス法(ACAA: Air Carrier Access Act)に沿ってディスカッションするそうです。

航空会社アクセス法(ACAA)はアメリカの法律で、障害に対する差別を禁じ、必要であれば旅客ひとりひとりに個別に情報を伝えることを義務付けているそうです。ただし当事者が自分で障害を申し出た場合のみということで、この辺はアメリカらしいですね。

ライアンさんはギャローデット大学を卒業後、コンチネンタル航空に入社、現在はデルタ航空に勤務しているそうです。
https://www.transportation.gov/airconsumer/passengers-disabilities


全米難聴者大会2018ミネアポリスのバリアフリー観劇

2018年06月15日 01時27分11秒 | 2018全米難聴者大会ミネアポリス
【全米難聴者大会スタディツアー2018 in ミネアポリス】

到着日の夕方から、全米アクセス賞の授賞式があります。ここでは受賞団体であるシュバート・オーガニゼーションのカイル・ライトさんが、団体を代表して授賞式に出席されます。

シュバート・オーガニゼーションとは、ブロードウエイの主な劇場20か所以上を所有する全米最大の劇場運営団体です。この団体が字幕配信アプリを使って、NYの劇場でミュージカルの字幕配信を開始しており、そのことが今回の受賞に至ったようです。授賞式のほか分科会もあり、カイルさんが劇場のアクセシビリティについてプレゼンします。
詳細はここ↓
https://www.facebook.com/HLAAJPN/posts/1638271509600770

ちなみにそのアプリ「GalaPro」が先日日本でも紹介されていました。そのうち日本に入ってくるのかな?大会の展示会場でもブースが設けられるので、いろいろ質問できますね。
紹介記事↓
https://ideasforgood.jp/2018/06/12/galapro/

全米難聴者大会の参加のおすすめ(言葉の問題とチャレンジ)

2018年05月27日 04時40分36秒 | 2018全米難聴者大会ミネアポリス
全米難聴者大会と関連施設ツアーをご検討いただいている皆さん、

言葉の問題も心配されているかと思います。それは参加を考える上でいちばんの問題ではありません。私たちが英語を話せない、聞けないとしても、それはアメリカ人も同じです。コミュニケーションの基本はしっかりしたアイコンタクトとスマイルですよ。

それと私たち、難聴者、ろう者が新しい場所に行ったりする時はまずよく見ることが大事ですね。日頃から視覚情報をたよりに生活、仕事をされていると思います。空港に着いた時からその雰囲気、空気を感じてください。広い街、行き交う人々、カフェの店員さん。
昨年のソルトレイクシティの大会の時は、早朝ホテルを出てグーグルマップで見つけた近所のピザ店で指差しながら注文したピザの美味しかったこと、ウェルカムパーティでウェスタンスタイルになって、ダンスをしたり、アトラクションを楽しみました。

今回のツアーは国際会議のように同時通訳を同道するツアーではありません。
大会の分科会、前大会の全てに速記者によるリアルタイムキャプションが付きます。もちろん英語ですがGoogle翻訳による日本語字幕も提供されますので、話されているテーマと表示された英語を合わせると少しずつ意味がわかります。最初はそれで良いと思います。
もっと詳しく知りたい方は分科会の資料はすべてアップロードされますし、出発前後にインターネットで発表者のフェイスブックページを見たりすれば徐々にわかります。

私がこのツアーの参加をお勧めするのは、私自身が40年前に渡米して、アメリカの障害に対する考え方、情報アクセスに対する熱意、チャレンジ精神などを強く感じたことから、私の難聴者としての人生が始まりました。難聴に対するスティグマ、劣等感、消極さ、そうしたものを払拭するきっかけとなったのです。

ぜひ、チャレンジしてください。5月いっぱいお待ちします。

【全米難聴者大会スタディツアー2018 in ミネアポリス】
全米難聴者協会(HLAA)のウエブサイトがリニューアルされました!

うれしいのは日本語への自動翻訳機能。Japaneseを選択すると、全ページが自動的に翻訳されます。翻訳の精度はそれなり(笑)ですが、全体の意味はつかむには十分ですね。
大会のページだけでなく、リソースのページも見てみて下さい。

こちらからどうぞ↓
https://www.hearingloss.org



全米難聴者大会2018ミネアポリスのプログラム(再)

2018年05月22日 19時19分07秒 | 2018全米難聴者大会ミネアポリス
全米難聴者大会のプログラムです。全部で30以上の全体会、分科会があります。アドボカシー、補聴技術、難聴者の生活、聴覚に関わる政策、補聴器と人工内耳、支部活動などに分かれています。

<英語版はこちら>
http://www.hearingloss.org/sites/default/files/docs/HLAA2018_Workshop_Schedule.pdf …

全米難聴者大会スタディツアーの第二次募集です。観劇、ライブ、ウォークデモなど多彩なイベントがあります。会場に日本語字幕サービスもあります。
https://eco.his-j.com/html/minneapolis/

全米難聴者大会スタディツアーのお勧め

2018年05月09日 00時36分25秒 | 2018全米難聴者大会ミネアポリス
全米難聴者大会と難聴者関連施設見学スタディツアーの参加をお勧めする理由。

一つは、アメリカが難聴者のユニバーサル社会の最先端の一端を示しているからです。障害を持つアメリカ人法ADAを背景に様々な優れたユニバーサル技術が発達しています。

二つ目に、アメリカも高齢化社会が進展しつつあり、大統領科学諮問委員会が難聴者対策を報告し国レベルの大きな課題になっています。我が国にも大きな影響を及ぼすその内容と取組みを探ります。

三つ目に、会員2万4千人の世界最大の難聴者組織が難聴者の聞こえのためにどのような活動をしているか、大会やイベントを企業とどのようにコラボしているかを視察します。

さらに、今回のスタディツアーの参加者は会社内でも社会においても情報バリアフリー活動や地域の障害者支援など様々な活動をしているアクティブな難聴者ばかりです。道中の交流でお互いに学ぶことは多いと思います。

ぜひ、ご一緒しませんか。
ツアーのウェブページはこちらです。↓↓

https://eco.his-j.com/html/minneapolis/

アメリカ最大の補聴器メーカー、スターキー本社訪問

2018年04月30日 21時17分16秒 | 2018全米難聴者大会ミネアポリス
【全米難聴者大会スタディツアー2018 in ミネアポリス】
22日(金)は補聴器メーカーのスターキー 本社に訪問します。
ミネアポリスの中心部から車で20分くらい。広大な敷地に6つの建物があり、それぞれ教育、技術、マーケティングなどに分かれているそうです。テクニカルセンターや「スターキー 聞こえの財団」もありますね。製造部門も見学させていただけるそうです。


<スターキー の本社ってどんな所?>
https://www.starkeyjp.com/…/2016/2/starkey-headquater-2016-1
<スターキー の本社ってどんな所?ーテクニカルセンター編>
https://www.starkeyjp.com/b…/2016/3/techcenter-of-starkey-hq

アメリカの難聴者大会参加と難聴者施設見学スタディツアー

2018年04月30日 21時04分41秒 | 2018全米難聴者大会ミネアポリス
【全米難聴者大会スタディツアー2018 in ミネアポリス】
今年の6月21日(木)から、米国ミネアポリスにて全米難聴者大会(HLAA)が開催されます。それに伴いスタディツアーを企画しました。シンポジウムやパーティーの他、難聴シンガーのライブやミュージカルの観劇、補聴器メーカーの視察もします。ぜひご一緒しましょう!

ツアーのウェブページはこちら↓↓
https://eco.his-j.com/html/minneapolis/

大会の情報はこちら↓↓
https://www.facebook.com/HLAAJPN