難聴者の生活

難聴者の日々の生活から、人工内耳など難聴者のコミュニケーション、聴覚障害者の制度改革について語る。

障害者差別解消促進法案、内閣府HPにアップされました。

2013年05月01日 02時04分36秒 | 障がい者制度改革
4月26日、障害者差別解消法案が閣議決定されました。
法案概要、法案要綱、法律案及び理由などがアップされました。
http://www.cao.go.jp/houan/183/index.html 

ラビット 記
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第三章行政機関等及び事業者における障害を理由とする差別を解消するための措置

(行政機関等における障害を理由とする差別の禁止)
第七条行政機関等は、その事務又は事業を行うに当たり、障害を理由として障害者でない者と不当な差別的取扱いをすることにより、障害者の権利利益を侵害してはならない。

2 行政機関等は、その事務又は事業を行うに当たり、障害者から現に社会的障壁の除去を必要としている 旨の意思の表明があった場合において、その実施に伴う負担が過重でないときは、障害者の権利利益を侵害することとならないよう、当該障害者の性別、年齢及び障害の状態に応じて、社会的障壁の除去の実施について必要かつ合理的な配慮をしなければならない。

(事業者における障害を理由とする差別の禁止)
第八条事業者は、その事業を行うに当たり、障害を理由として障害者でない者と不当な差別的取扱いをすることにより、障害者の権利利益を侵害してはならない。

2 事業者は、その事業を行うに当たり、障害者から現に社会的障壁の除去を必要としている旨の意思の表明があった場合において、その実施に伴う負担が過重でないときは、障害者の権利利益を侵害することとならないよう、当該障害者の性別、年齢及び障害の状態に応じて、社会的障壁の除去の実施について必要かつ合理的な配慮をするように努めなければならない。

(事業者のための対応指針)
第十一条主務大臣は、基本方針に即して、第八条に規定する事項に関し、事業者が適切に対応するために必要な指針(以下「対応指針」という。)を定めるものとする。
2 第九条第二項から第四項までの規定は、対応指針について準用する。
(報告の徴収並びに助言、指導及び勧告)
第十二条主務大臣は、第八条の規定の施行に関し、特に必要があると認めるときは、対応指針に定める事項について、当該事業者に対し、報告を求め、又は助言、指導若しくは勧告をすることができる

(事業主による措置に関する特例)
第十三条行政機関等及び事業者が事業主としての立場で労働者に対して行う障害を理由とする差別を解消するための措置については、障害者の雇用の促進等に関する法律(昭和三十五年法律第百二十三号)の定めるところによる。

障害者総合支援法の意思疎通支援事業は今年度の実施が必須。

2013年04月04日 19時47分14秒 | 障がい者制度改革
4月1日から施行された障害者総合支援法。
コミュニケーション支援から意思疎通支援事業に変わった。これは市町村の役割と都道府県の役割が明確になった他、国が示した全国共通の仕組みとして都道府県と市町村の実施すべき実施要綱案まで提示したり、通訳者の派遣の範囲も幅広くされている。
余りに大きく変わったので、今年度からの施行は無理で、来年度からと考える向きもあるが、行政的には今年度からの施行は必須だ。

理由は、従来までのメニュー事業の奉仕員派遣事業とも違って、法律上必須事業となっているからだ。これまでも要約筆記者派遣事業は市町村の必須事業だが実施率は50%台にとどまっていた。
しかし、意思疎通支援事業は市町村が実施できない時は都道府県が実施するとなっているので、実施は避けられない。

また、障害者基本法で手話が言語と位置づけられ、意思疎通を仲介するものの養成、派遣をしなければならないと義務付けられている。さらに、障害者差別禁止法の上程と施行が閣議決定されている。いかにグレードダウンした形であっても国や地方公共団体の実施は避けられない。

障害者総合支援法を国会で成立した時に、衆参両院で付帯決議で、手話が言語とされたことを踏まえたコミュニケーション支援事業の拡大、個人利用以外の広域的な派遣、複数の居住地の聴覚障害者の集まる場への派遣が決議されている。

このため、厚生労働省は昨年6月から局長通知で、意思疎通支援事業の内容を知らせ、障害保健福祉主管課長会議を10月、今年2月と2回も開いた他、昨年12月には事業の詳細を全国に通知をしている。3月27日には、都道府県と市町村が共通に実施すべきものとして、実施要綱案(モデル要綱案)まで示しているのだ。
25年度の地域生活支援事業の予算は10億円アップの458億円だが従来の経費をカットし、さらに必須事業を優先的に補助するとしている。

ここまでして、来年度から施行はあり得ないだろう。

ラビット 記

1・7大集会の様子がホームページで大更新![めざす会News] めざす会280号(通巻388)

2013年01月08日 22時36分49秒 | 障がい者制度改革
◆1◆ 1・7大集会の様子がめざす会ホームページで大更新!
昨日の750名がつどい、あきらめない運動の決意を固め合った大集会のようすがめざす会のホームページに掲載されました(^_-)
 意見書要旨 word版
 読みやすい「意見書」のあらすじ word版
 意見書 word版
 運動方針 わたしたちのさしあたって目標と、これからのとりくみ word版
 集会アピール word版
も掲載されています。
http://www.normanet.ne.jp/~ictjd/suit/index.html

また、新たな本格的な写真集を以下で掲載しています。
各地のニュースでご利用の際には、「写真提供=めざす会」としてください
○写真集 2013.1.7
https://picasaweb.google.com/109946892644834996323/201301072?authuser=0&authkey=Gv1sRgCLXR1Z_6q5SgrwE&feat=directlink

○インターネット中継録画(しばらく間見ることができます)
集会の様子や記者会見の模様が再生可能です。
参加できなかった方は必見です。参加した方もさらに学べます(^_-)
http://www.nginet.or.jp/mezasutv.html

◆2◆ 各紙の報道から
○毎日新聞 1.7
障害者自立支援法:廃止求める元原告、約束順守求め意見書 
http://mainichi.jp/select/news/20130108k0000m040088000c.html

○東京新聞 1.8
「国は合意守れ」 障害者自立支援法 違憲訴訟団が集会
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/20130108/CK2013010802000109.html

○赤旗 1.8
自立支援法違憲訴訟 「基本合意」輝く運動へ
 締結3年 障害者らが集会(1面)
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik12/2013-01-08/2013010801_02_1.html

障害者当たり前の生活を(社会面) 画像ファイル添付

○webマガジン福祉広場 1.8
http://www.fukushi-hiroba.com/magazine/index.html

▽▲▽編集後記
話題の大河ドラマの名文句ですが、自立支援法と基本合意の関係でも言えそうです
「ならぬことはならぬのです!」(^_-) ホームページご活用を
--
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◆障害者自立支援法訴訟の基本合意の完全実現をめざす会◆
ニュース 2013.1.8 第280号(通巻388)
http://www.normanet.ne.jp/~ictjd/suit/
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障害者自立支援法訴訟の基本合意の完全実現をめざす会メールニュースです。
事務局には syouri_mezasukai@nginet.or.jp  にメールください。

750名がつどう!基本合意締結3年、これからのたたかい!1・7集会[めざす会News] めざす会279号...

2013年01月08日 00時42分10秒 | 障がい者制度改革
◆1◆ 速報!全国から750名が結集!
基本合意と骨格提言にもとづく障害者福祉法の実現をあきらめない運動を共に!
1月7日、基本合意締結3年目のこの日、1・7集会の会場となった参議院議員会館には障害者や関係者が続々と結集。
最終カウントはなんと750名!
メイン会場の講堂は人があふれ、急遽第2、第3、第4会場を設置し、インターネット生中継でつながる各地とともに情報と決意を共有しました。
国はいまだ違約状態にあり、約束を果たす義務があります。
基本合意、骨格提言にもとづく新法制定にむけた定期協議をつづけなくてはなりません。
集会後、16:30から各政党に要請行動。17:00から国(厚労省)に要請。
18:00からは記者会見でした。概要は近日中にホームページに掲載します。

○写真アルバム<速報>
 基本合意締結3年、これからのたたかい!1.7集会
https://picasaweb.google.com/109946892644834996323/20130107?authuser=0&authkey=Gv1sRgCOG6jvqr6_S5uAE&feat=directlink

○インターネット中継録画
集会の様子や記者会見の模様が再生可能です。
参加できなかった方は必見です。参加した方もさらに学べます(^_-)
http://www.nginet.or.jp/mezasutv.html

○集会アピール(PDF)を添付します。
word版などは近日中にホームページに掲載します

◆2◆ いろいろ情報
○自立支援法 違憲訴訟団と国の和解3年
 障害あっても暮らせる新法を  赤旗 1月7日(画像を添付します)
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik12/2013-01-07/2013010713_01_1.html

○障害あっても当たり前に暮らせる社会を 「基本合意」締結3年で街頭行動
 京都新聞 1月7日
http://www.kyoto-minpo.net/archives/2013/01/07/post_9265.php

<Facebookから>
○青木佳史さん(弁護団)
今日の基本合意から3年の集会で販売していた京都発信のこのブックレット、帰りの新幹線で読みました。権利条約、基本合意、骨格提言の到達点と課題と、とってもわかりやすくまとめてあり、深く関わっている人にも、現段階の障害者福祉政策を知りたい人にも、とってもお薦めです。京都のみなさん、ありがとう。
http://www.kamogawa.co.jp/kensaku/syoseki/a/0589.html

○出川美樹さん(滋賀)
今日は「基本合意3周年 これからのたたかい1.7集会」が東京で行われました。
年始早々にもかかわらず、自立支援法違憲訴訟の元原告のみなさんをはじめ、全国から700人以上の参加者が集まったようです。この声がしっかりと届きますよう
に!
さぁ、次は1月10日(木)の「全関西集会」です。骨格提言の完全実現と障害者差別禁止法の制定を求める集会。滋賀からは100人以上が参加できるように、最後まで呼びかけます^^

○松本美津男さん(京都)
ネット中継見ました。大成功ですね。途中で700名の参加と言われてましたが、もっと増えてるかもしれませんね。

▽▲▽編集後記
今日の集会、とてもこころが暖かくなる、気持ちのいい集会でした(^_-)
以下は、元原告・石井さんのシュプレヒコール!
○国は基本合意をまもれ! ○骨格提言を尊重した総合福祉法をつくれ!
○定期協議を開催せよ! ○私たちは連帯して運動するぞ!
○あきらめないぞ! ○みんな、いっしょだぞ! ○がんばるぞ!
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◆障害者自立支援法訴訟の基本合意の完全実現をめざす会◆
ニュース 2013.1.7 第279号(通巻387)http://www.normanet.ne.jp/~ictjd/suit/
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障害者自立支援法訴訟の基本合意の完全実現をめざす会メールニュースです。
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「1月7日は、基本合意を締結して3年目です。」

2013年01月06日 22時56分32秒 | 障がい者制度改革
◆1◆ 基本合意と骨格提言にもとづく、
障害者福祉法の実現を求めつづけます!

年が明けました。
明日、1月7日は、基本合意を締結して3年目です。
政府はいまだ違約状態にあり、約束を果たす義務があります
基本合意、骨格提言にもとづく新法制定にむけた定期協議をつづけなくてはなりません。

ぜひ、参議院議員会館での基本合意締結3年、これからのたたかい!1.7集会を大成功させましょう!

事務局には年末年始も参加希望が続々ととどいており、
集計するとすごい数の参加者がつどいます。
急遽、第3、第4会場も調整し、配布資料も大幅に増やして現在印刷中です!
(ほんとに求められている集会なんだと、嬉しい大作業です(^_-))

予報では明日の東京は晴れ(3~8度)、。かなり冷え込みます。
みなさん健康に気をつけて、明日、お会いしましょう(^_-)

なお、参議院議員会館の入口では、スタッフが11時30分をめどに「入場許可証」を配布します。セキュリティチェック後、ロビーで受けとってください。

◆2◆ 基本合意締結3年、これからのたたかい!1.7集会

国が約束(締結、調印)した基本合意です。
障害者団体がこぞってまとめあげた骨格提言です。
しっかり、守ってもらいましょう! 運動は、絶対にあきらめません!
名称=基本合意締結3年、これからのたたかい!1.7集会
日時=2013年1月7日(月)
受付12:30~(参議院議員会館講堂)
開始13:00~16:00
会場=参議院議員会館講堂 +101会議室、B109会議室、他
内容=
主催者あいさつ:竹下義樹全国弁護団長/連帯あいさつ
情勢報告1「基本合意、推進会議~政策委員会の焦点」
藤井克徳めざす会世話人
情勢報告2「違憲訴訟の到達点と課題」
藤岡毅弁護団事務局長
「弁護団意見書」解説:谷口太規弁護団弁護士
運動方針案/フロアートーク
集会アピール/シュプレヒコール
閉会あいさつ:三澤了めざす会共同代表世話人
*オープニングスライドショー
 インターネット中継予定
http://www.nginet.or.jp/mezasutv.html

主催=障害者自立支援法違憲訴訟元原告団
 障害者自立支援法違憲訴訟全国弁護団
 障害者自立支援法訴訟の基本合意の完全実現をめざす会
連絡先=事務局:日本障害者協議会
    TEL:03-5287-2346 FAX:03-5287-2347
チラシ、詳細は http://www.normanet.ne.jp/~ictjd/suit/

▽▲▽編集後記
インクの匂い。輪転機がフルに回っています。でも静電気で紙はなかなかうまく運ばない。
年末年始と胃が痛むのは、新政権の危うさからか(^^;) でも、運動はあきらめません。
国が結んだ基本合意を守れ! 骨格提言の中身にあった総合的な障害者福祉法をつくれ。
私たちは基本合意の完全実現をめざし、今年も運動をつづけます。みんな一緒です!
━━━MEZASU━━━━━━━━━━━━━━━
◆障害者自立支援法訴訟の基本合意の完全実現をめざす会◆
ニュース 2013.1.6 第278号(通巻386)
http://www.normanet.ne.jp/~ictjd/suit/
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謹賀新年 2013年元旦 (1)

2013年01月02日 00時05分31秒 | 障がい者制度改革
明けましておめでとうございます。

今年は、障害者全体にとっても、難聴者・中途失聴者にとっても、大きな意味のある年になるでしょう。

障害者制度改革はどういう段階にあるか。障害者は何に依拠するのか。
障害者政策委員会が新障害者基本計画に対する意見を出した。
すでに、障害者差別禁止法の部会意見も出されている。障害者総合福祉部会の骨格提言も出されている。。
これらは、障害者権利条約の批准を目指して、障害者側の様々な意見の違いを乗り越えて、政策的一致を見いだしているということが大きな橋頭堡になる。

「障害者制度改革の推進の基本的な方向について」は閣議決定となっている。また、障害者自立支援法違憲訴訟団と国との基本合意は、立法府による行政府と訴訟団との調停であり、法的な意味を持つ。これは政権が変わろうとも意味は変えようがない。閣議決定も新政府がよほどの政策方向を変えない限り、拘束される。

障害者政策委員会は、障害者基本計画の推進状況について、調査審議できる。内閣総理大臣、関係大臣に意見を述べることが出来る。内閣総理大臣に対して、あるいは内閣総理大臣を通じて各大臣に勧告することが出来る。内閣総理大臣と関係大臣は勧告に基づいて講じた施策について報告しなければならない。
つまり障害者の多数を占める政府機関が内閣に調査権と勧告権を持つ。これは今までの政治にも障害者施策にもなかったことだ。

新政権は民意を反映していないことが打ち出す新政策が国民との摩擦を生むという矛盾をはらんでいる。障害者施策も予算面で制約されるだろうが政策的には基本的な方向は変えられない。
障害者にとっても今夏の参院選の政治的な意味は大きい。
(続く)

ラビット 記

これからのたたかいの展望は?

2012年12月21日 07時46分09秒 | 障がい者制度改革
◆1◆ 基本合意締結3年、これからのたたかい!1.7集会
国が約束(締結、調印)した基本合意です。
障害者団体がこぞってまとめあげた骨格提言です。
しっかり、守ってもらいましょう!

運動は、絶対にあきらめません!

会場が確定しましたので、第二次ビラを作成しました
PDF版、一太郎版、word版の三種類を添付しました。(省略)

名称=基本合意締結3年、これからのたたかい!1.7集会
日時=2013年1月7日(月)受付12:30~ 開始13:00~16:00
会場=参議院議員会館講堂 他
内容=
●主催者あいさつ:竹下義樹全国弁護団長/連帯あいさつ
●情勢報告1「基本合意、推進会議~政策委員会の焦点」
  藤井克徳めざす会世話人
●情勢報告2「違憲訴訟の到達点と課題」
  藤岡毅弁護団事務局長
●「弁護団意見書」解説:谷口太規弁護団弁護士
●運動方針案/フロアートーク/集会アピール/シュプレヒコールなど
●閉会あいさつ:三澤了めざす会共同代表世話人
*オープニングスライドショー、インターネット中継予定
主催=
 障害者自立支援法違憲訴訟元原告団
障害者自立支援法違憲訴訟全国弁護団
 障害者自立支援法訴訟の基本合意の完全実現をめざす会
連絡先=事務局:日本障害者協議会
TEL:03-5287-2346 FAX:03-5287-2347
http://www.normanet.ne.jp/~ictjd/suit/

◆2◆ 私たちは3.11を忘れない!
東日本大震災 -障害のある私たちは訴える-
JDFが制作中 完成は13年2月です!

JDF作成の「東日本大震災 -障害のある私たちは訴える-」が
2013年2月に完成のはこびとなり、
そのプロモーションビデオが日本語と英語版で公表されました。

○日本語版
http://youtu.be/puIVyPvK9_c
○英語版
http://youtu.be/MFoztKdXyWs

私たちは3.11を忘れません!
被災地のみなさんのその後を絶対に忘れません!

◆3◆ 歴史的な総選挙です。がっちり、しっかり審判を!
12月16日投票の総選挙です。
みんなで学び合い、政治を語り合い、がっちり、しっかり審判しましょう
期日前投票も合理的に活用しましょう

○日本障害者協議会(JD)の政党アンケート
http://www.jdnet.gr.jp/report/12_11/121130.html

○障害者の地域生活確立の実現を求める全国大行動実行委員会の政党アンケート
http://www.j-il.jp/bigaction/2012syuin/12qa.html

▽▲▽編集後記
会場の入った第二次ビラです。ご活用ください
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障害者自立支援法訴訟の基本合意の完全実現をめざす会メールニュースです。
事務局には syouri_mezasukai@nginet.or.jp  にメールください。

「総合支援法で手話通訳・約筆記事業はどう変わるか?」

2012年12月21日 07時36分57秒 | 障がい者制度改革
昨夜、都内で地域ライオンズクラブの援助が21年も続けられているところで講演した。
「総合支援法で手話通訳・約筆記事業はどう変わるか?」は手話通訳者、難聴者協会会員に話すことはあったが地域のろう協会の一般会員に話したことはなかった。
来年から法律が変わるという前に、なぜ役所に通訳の派遣を依頼したら来るのか?「事業」という言葉から理解してもらわなくてはならない。
予定していた資料の大半を止め、通訳の派遣には区市による派遣事業と別の派遣があること、区市の広域派遣の「広域」、「意思疎通」、「複数」と説明するうちに、他の区で通訳を受ける場合に区の通訳の同行も都の派遣センターに登録された通訳に来てもらえるが他の県は出来ないとか、通訳の交通費を負担しなくてはならないことなど、みなが口々に話すようになった。
広域派遣は出来るようになるが地域格差が残ること、国の予算は限度があり自治体の予算の確保が課題であることを説明して終えた。

ラビット 記
※通勤車両に朝日がまぶしい。

総合支援法の意思疎通支援事業(概要)が・・

2012年12月20日 06時47分32秒 | 障がい者制度改革
厚生労働省は18日総合支援法下での意思疎通支援事業の概要を都道府県や情報提供施設等に発出した。
広域派遣の市町村間の連絡・調整を都道府県事業とすること、対象に団体等派遣とし「等」には聴覚障害者団体以外の社協やその他の団体も含まれ、複数の居住地の聴覚障害者の集まる場も含めるようだ。

年度内に自治体にガイドラインを示すとしているので、3月の省令や実施要項が出されるまでに、具体的なものを要求する必要がある。

ラビット 記

◆2◆ 基本合意締結3年、これからのたたかい!1.7集会

2012年12月18日 06時36分19秒 | 障がい者制度改革
◆2◆ 基本合意締結3年、これからのたたかい!1.7集会
全力で大成功させましょう!
私たちは基本合意の完全実現を求めます  
国が約束(締結、調印)した基本合意です。
障害者団体がこぞってまとめあげた骨格提言です。
しっかり、守ってもらいましょう! 運動は、絶対にあきらめません!

名称=基本合意締結3年、これからのたたかい!1.7集会
日時=2013年1月7日(月)受付12:30~ 開始13:00~16:00
会場=参議院議員会館講堂 他
内容=
・主催者あいさつ:竹下義樹全国弁護団長/連帯あいさつ
・情勢報告1「基本合意、推進会議~政策委員会の焦点」
  藤井克徳めざす会世話人
・情勢報告2「違憲訴訟の到達点と課題」
  藤岡毅弁護団事務局長
・「弁護団意見書」解説:谷口太規弁護団弁護士
・運動方針案/フロアートーク/集会アピール/シュプレヒコールなど
・閉会あいさつ:三澤了めざす会共同代表世話人
 *オープニングスライドショー、インターネット中継予定
主催=
・障害者自立支援法違憲訴訟元原告団
・障害者自立支援法違憲訴訟全国弁護団
・障害者自立支援法訴訟の基本合意の完全実現をめざす会
連絡先=事務局:日本障害者協議会
TEL:03-5287-2346 FAX:03-5287-2347
http://www.normanet.ne.jp/~ictjd/suit/

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◆障害者自立支援法訴訟の基本合意の完全実現をめざす会◆
ニュース 2012.12.17 第277号(通巻385)
http://www.normanet.ne.jp/~ictjd/suit/
━━━━━━━━━━━━━MEZASU━━━

▽▲▽編集後記
戦後最低で4割が棄権。自民は4割の得票で8割の議席を奪う。まさに小選挙区制のなせるわざ。総選挙結果は民主党の裏切りを許さなかった。でも、脱原発や反憲法「改正」の世論とは大きく矛盾する。自立支援法をつくった自公だけで3分の2を越える国会は、とても怖いけれど、たとえば「2倍」は東日本大震災の障害者の死亡率(一般比)だ。「99%」は、年収200万円以下の障害者だ。この生活の事実から目をそらしての政治はありえない。闘いはつづく。闘いのなかまは着実に増えている。ファイト!です(そ)

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障害者自立支援法訴訟の基本合意の完全実現をめざす会メールニュースです。
事務局には syouri_mezasukai@nginet.or.jp  にメールください。

基本合意締結3年、これからのたたかい!1.7集会

2012年12月11日 09時51分06秒 | 障がい者制度改革
◆2◆ 基本合意締結3年、これからのたたかい!1.7集会
会場は参議院議員会館講堂 他 に決定しました!

さあ、2013年、がんばっていきましょう!!
○日時=2013年1月7日(月)受付12:30~ 
開始13:00~16:00
○会場=参議院議員会館講堂 他
○内容=
・主催者あいさつ:竹下義樹全国弁護団長/連帯あいさつ
・情勢報告1「基本合意、推進会議~政策委員会の焦点」
  藤井克徳めざす会世話人
・情勢報告2「違憲訴訟の到達点と課題」
  藤岡毅弁護団事務局長
・「弁護団意見書」解説:谷口太規弁護団弁護士
・運動方針案
・フロアートーク
・集会アピール/シュプレヒコールなど
・閉会あいさつ:三澤了めざす会共同代表世話人

*オープニングスライドショー、インターネット中継を予定
○主催=障害者自立支援法違憲訴訟元原告団
・障害者自立支援法違憲訴訟全国弁護団
・障害者自立支援法訴訟の基本合意の完全実現をめざす会
○連絡先=事務局:日本障害者協議会
TEL:03-5287-2346 FAX:03-5287-2347
http://www.normanet.ne.jp/~ictjd/suit/

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◆障害者自立支援法訴訟の基本合意の完全実現をめざす会◆
ニュース 2012.12.10 第274号(通巻382)
http://www.normanet.ne.jp/~ictjd/suit/
━━━━━━━━━━━━━━MEZASU━━━


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sent from W-ZERO3

歴史的な総選挙です。がっちり、しっかり審判を!

2012年12月11日 07時46分51秒 | 障がい者制度改革
◆3◆ 歴史的な総選挙です。がっちり、しっかり審判を!

12月16日投票の総選挙です。
各団体が障害者施策について各党に問い合わせた内容が発表されています。
いままでなにを約束し、どうしてきたか? 選挙後どう流れるかなどみんなで学び合い、政治を語り合い、がっちり、しっかり審判しましょう
期日前投票も合理的に活用しましょう

○日本障害者協議会(JD)の政党アンケート
http://www.jdnet.gr.jp/report/12_11/121130.html

○障害者の地域生活確立の実現を求める全国大行動実行委員会の政党アンケート
http://www.j-il.jp/bigaction/2012syuin/12qa.html

▽▲▽編集後記
北海道の車いす利用の友人。今週の大雪で投票所に行くのが大変だ。
ならばと郵便投票をと選管に電話。「(郵便投票の申請は4日前まで)
今日は10日です。明後日までに申請にこられますか?」とか(^^;)
大雪の中、申請に行くならそのまま期日前投票したほうがいいと友人。
北欧の投票は、①投票所、②郵便局、③国外の大使館、④国籍のある船上、そして⑤病院、サービスハウスなどでできる。
より多くの人の意志の表明が大事なことだと徹底している。がんばれ!みんな!
━━━MEZASU━━━━━━━━━━
◆障害者自立支援法訴訟の基本合意の完全実現をめざす会◆
ニュース 2012.12.10 第274号(通巻382)
http://www.normanet.ne.jp/~ictjd/suit/
━━━━━━━━━━━MEZASU━━━

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障害者政策委員会(第4回) 意見書原案を討議

2012年12月11日 07時46分41秒 | 障がい者制度改革
◆1◆ 障害者政策委員会(第4回) 意見書原案を討議
12月10日(月)開催された政策委員会。
年内にはまとめる障害者基本計画への意見書づくりも大詰め。
17日(月)の第5回でつくりあげようというハード日程です。
添付した傍聴者個人メモのテキストファイルは、
いつものように中継録画や議事録でご確認ください。【別掲】

議事
1)開会
2)各小委員会における審議状況について(第4~第6小委員会)
3)新たな障害者基本計画に関する意見について

■資料(12.10 21:45時点でまだ掲載されていませんが、
   近々UPされる予定です)
http://www8.cao.go.jp/shougai/suishin/seisaku_iinkai/index.html#s3-4

資料1 各小委員会における審議状況について(第4~第6小委員会)
資料2 新たな障害者基本計画に関する障害者政策委員会意見(仮称)(原案)
資料3 委員提出資料
資料4 地方障害者計画の改定予定について

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障害者自立支援法訴訟の基本合意の完全実現をめざす会メールニュースです。
事務局には syouri_mezasukai@nginet.or.jp  にメールください。

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11月5日、障害者政策委員会が開催されました。

2012年11月22日 20時14分11秒 | 障がい者制度改革
◆1◆11.5障害者政策委員会が開催されました

11月5日(月)の政策委員会は、
・差別禁止部会の意見について
・各小委員会における審議状況について(第1~第3小委員会)
・新たな障害者基本計画の総論及び推進体制部分について

■資料
http://www8.cao.go.jp/shougai/suishin/seisaku_iinkai/k_3/index.html

資料1 障害を理由とする差別の禁止に関する法制についての
    差別禁止部会意見(概要)
資料2 障害を理由とする差別の禁止に関する法制についての
    差別禁止部会意見(平成24年9月14日差別禁止部会)
資料3 各小委員会における審議状況について(第1~第3小委員会)
資料4 新たな障害者基本計画に関する障害者政策委員会意見(仮称)
    (骨子案)(総論及び推進体制部分)
資料5 委員提出資料

○傍聴した発達保障研究センター(JD加盟)の品川文雄さんからの
 感想のメールを紹介します
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印象的場面をメモしました。

1)教育小委員会報告後、文部科学省は、
「委員の意見の大勢は」とした報告に対して、「意見は出たが、小委員会の結論でない」「障害者基本法第16条第1項の趣旨をふまえ施策を推進する」(インクルーシブ教育推進)
「16条第2項の趣旨をふまえ施策を推進する」(就学相談等)と述べました。
これには多くの委員から異論が出されましたが、文科省の発言直後ではなかったため、文科省はそこにはいませんでした。
文科省は持論を押し通したかたちです。

2)第3小委員会報告(P21)では、留意点があり、
「裁判所の取組事項については行政が策定する障害者基本計画に盛り込むことは、なじまないものである」と書いてありました。
法務省から「裁判所は司法、三権分立の観点から盛り込めない」
趣旨の発言がありました。
これに対し、委員から強い反対意見がありました。
藤井委員からは「それならば障害者基本法第29条も司法なのだから、別個につくるということか?」という意見などありました。
問題点があるのだから、こういう問題がある、と提起してもいいのではという意見もありました。

3)最後に「もめた」のは、障害者差別禁止部会の意見の扱いです。
「政策委員会として報告を受け、大きな反対意見もなかったのだから、政策委員会としての意見として良いのでは」の意見に対し、「政策委員会で報告を受けた」にとどめるような発言があり、もめました。
結果、政策委員会としての意見とはならなかったようです。
なんだかよく分からないことが多すぎます。

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◆障害者自立支援法訴訟の基本合意の完全実現をめざす会◆
  ニュース 2012.11.5 第269号(通巻377)
  http://www.normanet.ne.jp/~ictjd/suit/
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藤井克徳さん、国連機関からチャンピオン賞受賞!

2012年11月22日 20時13分59秒 | 障がい者制度改革
◆2◆藤井克徳さん、国連機関からチャンピオン賞受賞!
http://www.asahi.com/national/update/1102/TKY201211020001.html

○めざす会世話人の藤井克徳さんからのメールです
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 このたびの国連・ESCAP(アジア太平洋経済社会委員会)からの「チャンピオン賞」の受賞に当たり、みなさんから心あたたまる祝辞をいただきました。厚くお礼申しあげます。

 ご承知のとおり、アジア太平洋地域の障害のある人の暮らしぶりは厳しい状況にあり、これを少しでも好転させようとEscapは二次にわたり「アジア太平洋障害者の十年」(1993年、2003年~2012年)を設定してきました。
深刻な状況がほとんど変わっていない中にあて、ESCAPは第三次目の十年を設定することとしました。そのベースに据えられるのが、今般のESCAP閣僚級会議で取りまとめられた「インチョン戦略―障害者権利条約の推進」
です。ESCAPの魂胆は、「藤井は、他のチャンピオンと力を合わせてインチョン戦略の前半期ぐらいは力を尽くすように」だと思います。

 なお、気になるのが「チャンピオン」という呼称です。調べたところ、チャンピオンの意味には「代弁者」とか「擁護者」も含まれ、ESCAPの関係者に伺いましたら、やはり「権利擁護の推進者」が真にと言っていました。「障害
者運動の推進者」と解してもいいとも言っていました。
私なりに納得しました。同時に、本賞が放つエネルギーが障害のある人の暮らしぶりの好転につながらなければ何の意味もないということではないでしょうか。
私の場合は、当面は「自立支援法問題」の解決に向けてさらに力を入れることかと思います。それにしても、「チャンピオン賞」について的確な邦訳はないでしょうか。

 授賞セレモニーは「インチョン戦略」を採択する閣僚級会議の前段で行われました。10人の受賞者が1分間スピーチを行いました。
以下に、私のスピーチを掲載します(朝日新聞にはその一部が載っていましたが、少しニュアンスが違っていました)。

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 ぶれない、こびない、あきらめない、これが私の信条です。
今後とも変わることはないと思います。権利条約推進の新たな十年にあたり、次の二点にこだわっていく所存です。

 一つは、自分の意思を表明できにくい人の声に耳を傾けることです。
なぜならば、そこにこそ事の本質が潜んでいるからです。
今一つは、CSO(市民社会の団体、NGOの類似用語)の一体感と存在感をアジア太平洋域内で最大限に高めていくことです。

 10年後の今日、なるほどあの顔ぶれにチャンピオン賞を贈ってよかった、私自身もそう言ってもらえるよう努めていきます。
本当の「おめでとう」は何年後かに言ってもらえれば結構です。
ありがとうございました。

※「インチョン戦略」については、最終的には来年ESCAP総会で決議されて効力を発することになります。ただし、今般のインチョンでのESCAP閣僚級会議での採択内容に変更が加えられることはないとのことです。
採択された「インチョン戦略」ならびに「閣僚宣言」は、間もなく邦訳されると思います。JDFのホームページからご覧ください。
                2012年11月4日 藤井克徳

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