ご近所の朝
『初霜や 擦り集めて ふっと吹く』
(はつしもや こすりあつめて ふっとふく)
『ヂグザグと 踏み割り進む 初氷』
(ぢぐざぐと ふみわりすすむ はつごおり)
『凩と 聞いただけでも 身震いす』
(こがらしと きいただけでも みぶるいす)
『小春日や 日当たり良好 背を丸く』
(こはるびや ひあたりりょうこう せをまるく)
『愛ゆえに ポインセチアは 紅い色』
(あいゆえに ぽいんせちあは あかいいろ)
『この月は すべて決算 十二月』
(このつきは すべてけっさん じゅうにがつ)
『一流の 証なるかや 第九人』
(いちりゅうの あかしなるかや だいくびと)
『品ありや 第九を唄う 大口は』
(ひんありや だいくをうたう おおぐちは)
『年賀状 辞退の便り 一段と』
(ねんがじょう じたいのたより いちだんと)

『影法師 濃ければ温し 冬日向』
(かげぼうし こければぬくし ふゆひなた)
『しみじみと 振り返り見る 冬の影』
(しみじみと ふりかえりみる ふゆのかげ)

『虚空なる 明鏡止水 冬心』
(こくうなる めいきょうしすい ふゆごころ)
『冬の日は くれないの色 相応しく』
(ふゆのひは くれないのいろ ふさわしく)
『冴え冴えと オリオン瞬き 一人立つ』
(さえざえと おりおんまたたき ひとりたつ)
『初霜や 擦り集めて ふっと吹く』
(はつしもや こすりあつめて ふっとふく)
『ヂグザグと 踏み割り進む 初氷』
(ぢぐざぐと ふみわりすすむ はつごおり)
『凩と 聞いただけでも 身震いす』
(こがらしと きいただけでも みぶるいす)
『小春日や 日当たり良好 背を丸く』
(こはるびや ひあたりりょうこう せをまるく)
『愛ゆえに ポインセチアは 紅い色』
(あいゆえに ぽいんせちあは あかいいろ)
『この月は すべて決算 十二月』
(このつきは すべてけっさん じゅうにがつ)
『一流の 証なるかや 第九人』
(いちりゅうの あかしなるかや だいくびと)
『品ありや 第九を唄う 大口は』
(ひんありや だいくをうたう おおぐちは)
『年賀状 辞退の便り 一段と』
(ねんがじょう じたいのたより いちだんと)

『影法師 濃ければ温し 冬日向』
(かげぼうし こければぬくし ふゆひなた)
『しみじみと 振り返り見る 冬の影』
(しみじみと ふりかえりみる ふゆのかげ)

『虚空なる 明鏡止水 冬心』
(こくうなる めいきょうしすい ふゆごころ)
『冬の日は くれないの色 相応しく』
(ふゆのひは くれないのいろ ふさわしく)
『冴え冴えと オリオン瞬き 一人立つ』
(さえざえと おりおんまたたき ひとりたつ)