子鷺 庄下川にて
『短命の 銀杏黄葉は 日差し良し』
(たんめいの いちょうもみじは ひざしよし)
{季語:銀杏黄葉 季節:晩秋}
『個性有り 銀杏黄葉の 枯れ具合』
(こせいあり いちょうもみじの かれぐあい)
『残菊に 気品漂う 門構え』
(ざんぎくに きひんただよう もんがまえ)
『世の中の 清めに十分 朝時雨』
(よのなかの きよめにじゅうぶん あさしぐれ)
『小春日や 昨日の夕餉 何だった』
(こはるびや きのうのゆうげ なんだった)
『鷺と鴨 騙し騙され 足見えず』
(さぎとかも だましだまされ あしみえず)
『落葉には 落葉の一分 枯もせず』
(おちばには おちばのいちぶん かれもせず)
『桜紅葉 枯れ散り舞って 今落ちて』
(はなもみじ かれちりまって いまおちて)
『冬鶺鴒 撮った積りが 石ばかり』
(ふゆせきれい とったつもりが いしばかり)
『冬鶺鴒 直しておくれ 人見知り』
(ふゆせきれい なおしておくれ ひとみしり)
『枯れ落葉 元は何の木 知れず散る』
(かれおちば もとはなんのき しれずちる)
『冬を知る 石の鳥居の 冷たさに』
(ふゆをしる いしのとりいの つめたさに)
『寒波かな 日本列島 雨に雪』
(かんぱかな にほんれっとう あめにゆき)
『冬の朝 たーらこたーらこと 口に出る』
(ふゆのあさ たーらこたーらこと くちにでる)
『妹の声 密かに聞きし 嫁の冬』
(いものこえ ひそかにききし よめのふゆ)
『春遠し アンパンマンの 色褪せて』
(はるとおし あんぱんまんの いろあせて)
『短命の 銀杏黄葉は 日差し良し』
(たんめいの いちょうもみじは ひざしよし)
{季語:銀杏黄葉 季節:晩秋}
『個性有り 銀杏黄葉の 枯れ具合』
(こせいあり いちょうもみじの かれぐあい)
『残菊に 気品漂う 門構え』
(ざんぎくに きひんただよう もんがまえ)
『世の中の 清めに十分 朝時雨』
(よのなかの きよめにじゅうぶん あさしぐれ)
『小春日や 昨日の夕餉 何だった』
(こはるびや きのうのゆうげ なんだった)
『鷺と鴨 騙し騙され 足見えず』
(さぎとかも だましだまされ あしみえず)
『落葉には 落葉の一分 枯もせず』
(おちばには おちばのいちぶん かれもせず)
『桜紅葉 枯れ散り舞って 今落ちて』
(はなもみじ かれちりまって いまおちて)
『冬鶺鴒 撮った積りが 石ばかり』
(ふゆせきれい とったつもりが いしばかり)
『冬鶺鴒 直しておくれ 人見知り』
(ふゆせきれい なおしておくれ ひとみしり)
『枯れ落葉 元は何の木 知れず散る』
(かれおちば もとはなんのき しれずちる)
『冬を知る 石の鳥居の 冷たさに』
(ふゆをしる いしのとりいの つめたさに)
『寒波かな 日本列島 雨に雪』
(かんぱかな にほんれっとう あめにゆき)
『冬の朝 たーらこたーらこと 口に出る』
(ふゆのあさ たーらこたーらこと くちにでる)
『妹の声 密かに聞きし 嫁の冬』
(いものこえ ひそかにききし よめのふゆ)
『春遠し アンパンマンの 色褪せて』
(はるとおし あんぱんまんの いろあせて)