ご近所の朝焼け
『木枯らしや 平気の平左と 首窄め』
(こがらしや へいきのへいざと くびすぼめ)
『忘年会 終いの電車 乗り過ごし』
(ぼうねんかい しまいのでんしゃ のりすごし)
『忘年会 左にグラス 右マイク』
(ぼうねんかい ひだりにぐらす みぎまいく)
『名と顔の 記憶を求め 賀状書く』
(なとかおの きおくをもとめ がじょうかく)
『まだ書けぬ クリスマスカードに 賀状なり』
(まだかけぬ くりすますかーどに がじょうなり)
『ボーナスなど 無くてもいいと 言えなくて』
(ぼーなすなど なくてもいいと いえなくて)
『贅沢や 屋台のはしご 冬半ば』
(ぜいたくや やたいのはしご ふゆなかば)
『往く人や 来る人多き 年の暮』
(ゆくひとや くるひとおおき としのくれ)
『煤籠 部屋から部屋へ 逃げまくり』
(すすごもり へやからへやへ にげまくり)
『冬の街 戀する間など あるものか』
(ふゆのまち こいするまなど あるものか)
『どちらかや 枯木と老木 我に似る』
(どちらかや かれきとろうぼく われににる)
『熱燗は さしつさされつ 飲むものよ』
(あつかんは さしつさされつ のむものよ)
『生きている 証に食す ふぐ鍋を』
(いきている あかしにしょくす ふぐなべを)
『冬の雨 子の泣く声を 消しやらで』
(ふゆのあめ このなくこえを けしやらで)
『酒焼けも 遠い昔よ 冬の旅』
(さけやけも とおいむかしよ ふゆのたび)
『酎ハイで 十分な冬 我慢なし』
(ちゅうはいで じゅうぶんなふゆ がまんなし)
『玉子酒 風邪に一番 これがいい』
(たまござけ かぜにいちばん これがいい)
『寒雀 お供は要らぬ 散歩道』
(かんすずめ おともはいらぬ さんぽみち)
『寒鴉 鳴くには早い 街眠る』
(かんがらす なくにははやい まちねむる)
『寒鰤や 切り身で我慢 明日がある』
(かんぶりや きりみでがまん あすがある)
『師走なり 床屋行く日を 決めかねて』
(しわすなり とこやいくひを きめかねて)
『寒鴉 嫌われものの 顔をして』
(かんがらす きらわれものの かおをして)
『木枯らしや 平気の平左と 首窄め』
(こがらしや へいきのへいざと くびすぼめ)
『忘年会 終いの電車 乗り過ごし』
(ぼうねんかい しまいのでんしゃ のりすごし)
『忘年会 左にグラス 右マイク』
(ぼうねんかい ひだりにぐらす みぎまいく)
『名と顔の 記憶を求め 賀状書く』
(なとかおの きおくをもとめ がじょうかく)
『まだ書けぬ クリスマスカードに 賀状なり』
(まだかけぬ くりすますかーどに がじょうなり)
『ボーナスなど 無くてもいいと 言えなくて』
(ぼーなすなど なくてもいいと いえなくて)
『贅沢や 屋台のはしご 冬半ば』
(ぜいたくや やたいのはしご ふゆなかば)
『往く人や 来る人多き 年の暮』
(ゆくひとや くるひとおおき としのくれ)
『煤籠 部屋から部屋へ 逃げまくり』
(すすごもり へやからへやへ にげまくり)
『冬の街 戀する間など あるものか』
(ふゆのまち こいするまなど あるものか)
『どちらかや 枯木と老木 我に似る』
(どちらかや かれきとろうぼく われににる)
『熱燗は さしつさされつ 飲むものよ』
(あつかんは さしつさされつ のむものよ)
『生きている 証に食す ふぐ鍋を』
(いきている あかしにしょくす ふぐなべを)
『冬の雨 子の泣く声を 消しやらで』
(ふゆのあめ このなくこえを けしやらで)
『酒焼けも 遠い昔よ 冬の旅』
(さけやけも とおいむかしよ ふゆのたび)
『酎ハイで 十分な冬 我慢なし』
(ちゅうはいで じゅうぶんなふゆ がまんなし)
『玉子酒 風邪に一番 これがいい』
(たまござけ かぜにいちばん これがいい)
『寒雀 お供は要らぬ 散歩道』
(かんすずめ おともはいらぬ さんぽみち)
『寒鴉 鳴くには早い 街眠る』
(かんがらす なくにははやい まちねむる)
『寒鰤や 切り身で我慢 明日がある』
(かんぶりや きりみでがまん あすがある)
『師走なり 床屋行く日を 決めかねて』
(しわすなり とこやいくひを きめかねて)
『寒鴉 嫌われものの 顔をして』
(かんがらす きらわれものの かおをして)