酔い日は佳い日

日々の食卓、晩酌事情。by こたりん

家で鰊蕎麦

2013-09-19 | こしらえた話。
たまぁに外で食べるくらいで、家ではまずこさえたことがないもの。
なんて山ほどあるし、大概は外で食べた方が美味しいというのが相場であるが、いざやってみれば案外美味しかったということも多々ある。

という展開になったのが昨夜、晩酌の〆に食べた蕎麦。


身欠き鰊が手に入ったので、思いついてやってみた鰊蕎麦。
炙った魚をダシつゆ(自分はめんつゆで)に一晩漬けて、トッピング。


その場から、身欠きの風味がおつゆにしみ出て美味しい。なんだ、家でも簡単にできるじゃないか。鰊を冷凍しておけば思いついた時に楽しめるかも。
自宅内でもそば食の多い自分としては、なんか「いいこと」知っちゃったという気分。

それも旨いが、実は自分、とろろ昆布が好物。


麺類にもよく使う。

これがあると、そのひと品がぐっと豊かになる感じがして良い。実際、昆布の出汁が広がり美味しいのも事実。
いつもの「川わき」のランチで、味噌汁の具がとろろだけということがたまにあるのだが、さすがマスター、ものを知っているなと思う。決して手抜きじゃない、そんな味噌汁も然りなのである。

ただ、おにぎりに巻いたのはちょっと苦手。
ちょっとぱさぱさしてるから。とろろはとろっとしてるから旨いのだ。

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4 コメント

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昆布 (の・いそじん)
2013-09-20 02:37:02
雪が降る季節になると、近所のお婆さんが昆布(おぼろ昆布)を行商に来たもんです。昆布を入れた味噌汁は、ネバネバ成分のおかげで冷めにくく、暖房が充分でなかった昔の暮らしを身体の芯から温めてくれました。
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>いそじん様 (こたりん)
2013-09-20 08:52:37
そのおぼろ昆布は、おばあさんが自分で掻いて拵えたんだろうか。あったかい味がしそうです。
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お婆さんは行商だけ (の・いそじん)
2013-09-20 12:52:18
角館に昆布屋が(店の奥で昆布を掻いている)あり、そこから40Kmほど離れた床屋さん(昆布中継基地)に来て、さらに1Kmほど離れた行商婆さん家に来る。

後に…
姉の旦那の母さんは、その昆布屋の娘。中継基地の床屋さんは、私の中学の同級生。行商の婆さんは、ウチの母の仲人(笑)
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>いそじん様 (こたりん)
2013-09-22 12:43:02
なんと素晴らしいコミュニティ。
日本の良い風景がそこにありますな。
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