HIBARIピアノ教室レッスン日記♪

ピアノのレッスン日記、その他ヒバリ先生が見聞きした音楽関係・芸術関係etcの日記。

ミニミニコンサート

2009年11月11日 | レッスン日記(小中高生)
Sちゃん(年長):
新しくもらった「うたとピアノの絵本・りょうて」。
今までの「右手だけ」片手弾きから、一気に両手弾きになりました。
伴奏をつける、というパターンではないのですが、右手・左手両方つかってメロディーを弾くので、これまでの片手・5本の指だけでの音より ぐっとメロディーが音楽的になりました。
はじめから順調に次々進み、「こうちゃ、ミルク、メロンパン、いつものあさごはん♪」という歌になりました。
3拍子の なめらかなメロディーがついた曲なので、Sちゃんのピアノを聞いているうちに、なんだか伴奏をつけたくなりました。
「Sちゃん、先生、伴奏つけていい?」先生は隣で伴奏をつけました。
せっかくだから、前奏もつけようっと。
シャンソン風のワルツ前奏を4小節。それから、Sちゃんのメロディーが入ります。
ブンチャッチャ、ブンチャッチャ・・・ いい感じです

「ねえ、Sちゃん、あとでママがお迎えにきたら、これ弾いて聞かせてあげようよ
「うん!じゃ、今までの曲、全部弾こう!」
「そうだね、コンサートやろう」
「ママには秘密ね!」
こうして「秘密コンサートプロジェクト」は成立し、その日のレッスンは「ママが来るまでにノートも終わらせておかなきゃね」などと、とんとん拍子に進行しました。

いよいよ4時、ママがお迎えにきました。
いつもならここで、Sちゃんが靴を履いて「さようなら」をするところですが、今日は違います。
ママにレッスン室まで入ってもらい、ソファーへご案内し、私たち二人の「連弾コンサート・全9曲」を聴いてもらいました。
ママから大拍手をもらって、コンサートはめでたく終了。

今日はM2ちゃんも、Sちゃんも、ママに演奏を聴いてもらいました。
たまに、こうして演奏を聴いてもらうのは晴れがましくて素敵ですね

お母さんが来てくれた

2009年11月11日 | レッスン日記(小中高生)
M2ちゃん(小4):
「ドレミの歌」全体に伴奏がつきました。
2ページ目は、右手が音階の連続になり、左手もそれにつれて位置が変わっていくので弾きにくいですが、いよいよ総仕上げ、がんばってもらいたいです。

ピンクの「バーナム」新しい課題を終え、オレンジのバーナムの「ルーレット弾き」をやっているとき、ピンポ~ン♪が鳴りました。
M2ちゃんのママが来てくれたのです。
「『UFO』弾いてるのかと思ったわ」
そう、今弾いていたのは、ルーレットで当たった「つま先もぞもぞ」という練習曲で、「UFO」の冒頭部分と同じ 半音階で上下する音型だったからです。
いつもはM2ちゃんのママはお仕事なので、M2ちゃんは一人でピアノの用意をしてレッスンに来て、一人で帰ります。
でも今日は、「お仕事がお休みなので、ちょっと覗かせてください♪」と、M2ちゃんのレッスンを見に来てくれたのです。
ママに見てもらって、その後の音階の練習を、M2ちゃんはとても上手にしっかり弾いて、レッスンを終わりました。

今日は見てもらえて、本当によかったです。
お母さんに見てもらうことは、子どもにとって大きな喜びですし、とても励みになります。
こうして めったにないチャンスでママに見てもらい、一緒にお家へ帰ることができて、M2ちゃんも嬉しかったことと思います。
忙しい大人の生活ですが、お母さん、お父さん、お家でも たまに子どもたちの練習している姿を見てやったり、耳だけでも「聞いてるからね」とか声をかけてやったりしてみてくださいね。
子どもたちが喜び、練習をがんばるのはもちろんですが、大人の私たちにとっても、子どもの弾くピアノは 心和む癒しになるものです
たとえ稚拙なピアノであっても、その力は大きいですよ。おためしください。