Tくん(小5):
先週「練習やってこなきゃダメじゃないの!
」と怒られたTくんでしたが、はてさて、今日はどんな具合だ?!
びびって意気消沈したか、はたまた奮起してがんばってきたか・・・?!
「右手は大体全部、覚えたよ!
」と元気よくピアノの前に座ったTくん。
(そうか、まだ『右手』であったか・・・でもいいだろう、右手だけでも自信がつくほど練習してきたなら)と思いながら、
「へー、そりゃすごいね。どれ、弾いてみて?!」とテンション高く受け止めたんですが。
「楽譜わすれた・・・」
なーんだ・・・
「それじゃ、せっかく練習したの聞けないね・・・おぼえてないの?」
「うん・・・だいたいはわかるけど、おぼえてない」
先月あたりなら「それじゃ来週は忘れずにね」ぐらいで済ませていたのですが、もう6月2週目となると、そうも言ってられない。
「うちにある楽譜とは、少し違うと思うけど・・・でも、ベースラインはほとんど同じはずだから、これ見ながら弾いてみようか」
と、教室にある「ドラクエ」の楽譜を出して、それを見ながら伴奏をつけていくことにしました。
「大体同じようじゃないの?」と先生。
「うん、大体同じだと思う」とTくん。
同じじゃない部分があったとしても、もう この音で覚えてもらおう・・・と密かに決意した先生。
男の子らしく、力強いタッチがすてきなTくんなので、なんとか自信をもって、堂々とした響きで弾いてもらいたいもんです。
先週「練習やってこなきゃダメじゃないの!
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びびって意気消沈したか、はたまた奮起してがんばってきたか・・・?!
「右手は大体全部、覚えたよ!
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(そうか、まだ『右手』であったか・・・でもいいだろう、右手だけでも自信がつくほど練習してきたなら)と思いながら、
「へー、そりゃすごいね。どれ、弾いてみて?!」とテンション高く受け止めたんですが。
「楽譜わすれた・・・」
なーんだ・・・
「それじゃ、せっかく練習したの聞けないね・・・おぼえてないの?」
「うん・・・だいたいはわかるけど、おぼえてない」
先月あたりなら「それじゃ来週は忘れずにね」ぐらいで済ませていたのですが、もう6月2週目となると、そうも言ってられない。
「うちにある楽譜とは、少し違うと思うけど・・・でも、ベースラインはほとんど同じはずだから、これ見ながら弾いてみようか」
と、教室にある「ドラクエ」の楽譜を出して、それを見ながら伴奏をつけていくことにしました。
「大体同じようじゃないの?」と先生。
「うん、大体同じだと思う」とTくん。
同じじゃない部分があったとしても、もう この音で覚えてもらおう・・・と密かに決意した先生。
男の子らしく、力強いタッチがすてきなTくんなので、なんとか自信をもって、堂々とした響きで弾いてもらいたいもんです。