HIBARIピアノ教室レッスン日記♪

ピアノのレッスン日記、その他ヒバリ先生が見聞きした音楽関係・芸術関係etcの日記。

ALL JAPAN メダリスト・オン・アイス2010

2010年12月27日 | TV・映画・ステージなど
全日本フィギュア・スケート選手権大会 上位入賞者のエキシビションをTVで観ました。
私は HPに「スケート」のページを作るほど スケートが好きなのですが、最近のフィギュアに対する世間の白熱ぶりには、どーもなー、と あまり熱くなれないです
いい音楽に乗せて滑るいいスケートは好きなんだけど、勝負ごとはどうも好きじゃないので、正直いえば誰が勝とうと負けようとどっちでもいいのです。
「応援」というのがどうもダメなので、選手のみなさんの演技は のちほどYOUTUBEとかでゆっくり拝見して、勝ち負けのないエキシビションだけ こうしてリアルタイムでTV見物してます。

みた感想:
浅田選手は、今回エキシビションでショパンのバラードに合わせ、純白のコスチュームで滑りました。
彼女には、こういったショパンなどの曲が似合います。
コスチュームも、やわらかな色やデザインが合っています。
昨年度のラフマニノフとか、仮面舞踏会のような重苦しい曲、そして黒&赤のような強い色は、彼女の持ち味に合わず 力みや無理が感じられました。
今回のショパンは、彼女の持ち味に合って、伸びやかで繊細な演技が楽しめました。

どの選手も、技術はすごくてかっこよかったと思います。
しかし色気のある表現ができる人は ほとんどいません。
どんなに素敵でも、かっこよくても、それは積み重ねた練習の成果が発揮されているということです。
おのずと内面からにじみ出てくる「色気」「華」というものは、それとは違うもので、同時に練習や訓練で身につけられるといった性質のものでもありません。
彼らは「スポーツ選手」であり「芸術家」ではないのですから、それでいいわけです。
私はどうしても、フィギュアの中に芸術を求めてしまってるので、その辺がギャップであり、選手のみなさんにしてみれば「余計なお世話」ってことですが。

私の観た印象では、本日演技した選手の中で 色気のある人は 高橋大輔選手だけです。
彼は、リンク中央に立ってスタンバイし、最初のモーションを起こそうと動きを始めた、その時点でもう、あふれるような色気があります。
ほんとは、高橋さんには「パフォーマー」になってもらいたいなあ、というのが私の希望ですだ。

メリー・ポピンズおもしろかった♪

2010年12月27日 | レッスン日記(小中高生)
Sちゃん(小1):
気合いを入れて練習していた「がっこうのくりすますかい」・・・
「どうだった?」ときくと
「うまくできた。『すごいね』ってほめられた」とのことで、大成功のうちに終了したようでした。
クリスマスも終わったし、今月やっていた「クリスマス曲集」も、また来年までしまっておこうね、ということにして、お別れに「あわてんぼうのサンタクロース」を 先生との連弾で盛大に弾きました
「今度は何の曲をやればいいの?」というSちゃんですが、
「この間のクリスマス映画会のときに、『メリーポピンズ』の楽譜あげたでしょ。あれを弾くのもいいんじゃないの?」と先生が言うと
「そうだ、それがいいね!」と大盛り上がりです。
「でもさ・・・Sちゃん、この間、あげた楽譜忘れて帰ったよね」
「うん
まあしょうがない。まずは「バーナム」をレッスンしてから、この間先生が作ってあげた「楽譜集」を開きました。
「チム・チム・チェリー」「おさとうひとさじで」「2ペンスを鳩に」「スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス」「おどろう、調子よく」などの歌のタイトルを、ひとつひとつ声に出して読みながら、Sちゃんは「メリーポピンズ」の映画のシーンを思い出しています。
「指をパチンって鳴らすと、お部屋が片づいちゃうんだよね」
「男の子はなかなか指が鳴らせないんだよね」
「やっと鳴ったらピューッと戸棚にとじこめられちゃってさ」
「出してよ~、出してよ~って」
などと、先生と二人 ひとつひとつのシーンを思い出しては大笑いしました。
中でもSちゃんのお気に入りの歌は「スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス」という おまじないの歌。
いっしょうけんめいに歌っています。
そしてダンスの場面は「おどろう、調子よく」という煙突掃除たちの迫力あるダンスシーンの曲です。
ちょっと曲を思い出させてあげると、Sちゃんはもう夢中。
「先生、弾いて!」と立ち上がり、先生のスピード満点の伴奏に合わせて、コザックダンスみたいに足を蹴り上げながら踊ります。
ハアハア息を切らしながら、何度も何度も繰り返し踊って、ダンスは超白熱しました。
「じゃ、指番号書いてあげるから、冬休みに弾いてみてごらん。それから、また『子どもポピュラー曲集』から何か」
「チム・チム・チェリーがいい!」
「よし、じゃ『チム・チム・チェリー』!」
ということで、Sちゃんに関しては 先生の「クリスマス映画会」のもくろみがまんまと成功したのでした。
Sちゃん、今日でレッスンじまいです。
来年、チム・チム・チェリー楽しみにしてるよ!