Tさん(大人):
「月の光」のレッスンを始めてから、ずーっと禁じられていた「テンポ・ルバート」や「リズムの矯(た)め」、リタルダンドやアッチェレランド。
今回は、それら「リズムの揺れ」の縛りから、一気に解放されてのレッスンです。
もう、自分のイメージ通りどんな風に弾いてもいいのです。
さて、どんな風になってるかな。
最初から通して聴かせてもらった印象・・・
前回に比べずいぶん伸びやかな印象になり、いい感じです。
ゆるやかに歌う部分、曲の高揚につれて急いを増す部分など、気持ちよく表現しつつも過剰な演出はなく、好感の持てる演奏だと思いました。ヒバリ好みの。。。っていうか、ヒバリがレッスンしたんだから当たり前か。
「イメージは『ファンタジア』です」とTさんは言いました。
中間部の、キラキラと煌(きら)めきながら駆け上がり、駆け降りるような部分は星のジェットコースターだと思う、とのこと。だよねだよね!
天空まで上り詰めた瞬間、いっぱいの星がキラキラ~ン と飛び散るみたいな☆
☆☆。\(^▽^)/。☆☆
だけどこの曲・・・
ドビュッシーは、フランスの詩人ヴェルネールが書いた「雅(みやび)なる宴(うたげ)」という詩に誘発されて作ったんでした。
月の光に照らされた野外舞台で、不可思議な仮面を付けて踊る中世の喜劇役者や踊り手たちの 静かで物悲しい雰囲気をイメージした、と言われています。
宇宙のキラキラなんかは彼のイメージにはなかったよね、考えてみれば。。。
ジェットコースター(ローラーコースター)も、ドビュッシーの時代にはようやく発明されたようだけど、乗ったことあるかどうか。。。
でも、曲のイメージは聴き手、弾き手、みんなの自由なので、自分の受けたイメージを充分ピアノの音で表現したらいいと思うんです。
ドビュッシーだって、この「月の光」では、メロディー性やストーリー性というよりも、音の持つ響きそのものを使って、色彩感や光感を表現しようと試みた、とのことなので、現代に生きる我々が「宇宙のキラキラ」をイメージしても、ドビュッシーさん喜んでくれるんじゃないかなあ。
「月の光」のレッスンを始めてから、ずーっと禁じられていた「テンポ・ルバート」や「リズムの矯(た)め」、リタルダンドやアッチェレランド。
今回は、それら「リズムの揺れ」の縛りから、一気に解放されてのレッスンです。
もう、自分のイメージ通りどんな風に弾いてもいいのです。
さて、どんな風になってるかな。
最初から通して聴かせてもらった印象・・・
前回に比べずいぶん伸びやかな印象になり、いい感じです。
ゆるやかに歌う部分、曲の高揚につれて急いを増す部分など、気持ちよく表現しつつも過剰な演出はなく、好感の持てる演奏だと思いました。ヒバリ好みの。。。っていうか、ヒバリがレッスンしたんだから当たり前か。
「イメージは『ファンタジア』です」とTさんは言いました。
中間部の、キラキラと煌(きら)めきながら駆け上がり、駆け降りるような部分は星のジェットコースターだと思う、とのこと。だよねだよね!
天空まで上り詰めた瞬間、いっぱいの星がキラキラ~ン と飛び散るみたいな☆
☆☆。\(^▽^)/。☆☆
だけどこの曲・・・
ドビュッシーは、フランスの詩人ヴェルネールが書いた「雅(みやび)なる宴(うたげ)」という詩に誘発されて作ったんでした。
月の光に照らされた野外舞台で、不可思議な仮面を付けて踊る中世の喜劇役者や踊り手たちの 静かで物悲しい雰囲気をイメージした、と言われています。
宇宙のキラキラなんかは彼のイメージにはなかったよね、考えてみれば。。。
ジェットコースター(ローラーコースター)も、ドビュッシーの時代にはようやく発明されたようだけど、乗ったことあるかどうか。。。
でも、曲のイメージは聴き手、弾き手、みんなの自由なので、自分の受けたイメージを充分ピアノの音で表現したらいいと思うんです。
ドビュッシーだって、この「月の光」では、メロディー性やストーリー性というよりも、音の持つ響きそのものを使って、色彩感や光感を表現しようと試みた、とのことなので、現代に生きる我々が「宇宙のキラキラ」をイメージしても、ドビュッシーさん喜んでくれるんじゃないかなあ。