Tくん(小1):
本日の登場は、先週と同じ「ウインドチャイムバージョン」でした(笑)
今日も「ピアニカのガイドブック」を持ってきていて、そこに載っている歌を弾いているのですが、以前に比べて手や指の動きがこなれてきた、という感じがします。
「そういえばさ、このごろ『おにのパンツ』弾いてないね」とTくんが思い出したように言いました。
「そうなのよ。たまには弾こうと思ってたんだ!」と先生。
そこで、ファイルから楽譜を出して譜面台に並べました。
1枚、2枚、3枚、4枚、5枚。
こんなにあったのかー。
ちょっとした大曲だ。
しばらくぶりに、二人で歌いながら、今まで弾いた部分を弾いてみました。
Tくんのお気に入りは「あなたも、わたしも、あなたも、わたしも〜」というところ。
ララララ、ララララ、ララララ、ラララファ〜
と、ラばっかりの連続で大盛り上がりです。
「ほかの所も弾いてごらんよ。もうたくさん音符習ったんだからさ。ほら、ここも読めるよ。ここも」
先生が指差したり印をつけたりした部分を、Tくんが見ると、もうちゃんと読める音、読めるリズムです。
弾いてみたら、前に弾いた時とは違って指を置き換えたり、なめらかに続けて弾いたりすることができるようになってきています。
「あのね、いいこと考えたんだけどさ」
先生が言いました。
「え?なに?」
「おにのパンツをさ、発表会に弾こうよ」
「えー、やだー無理ーできないー」
「一緒に伴奏してあげるよ?それに、全部弾かなくていいよ、難しい所は弾いてあげるから。できる所だけ弾こ!どう?」
そこまで聞いて、Tくんはコックリとうなずきました。
先生が再度誘います。
「ね?」
「うん」
これで決まりです。
さあ、「おにのパンツ」どこまで弾けるか。