Lちゃん(小5):
バーナム(茶色)「サンドバッグでボクシングの練習」というタイトルのついた課題です。
これは、和音の転回形をすばやく弾く練習になります。
Lちゃんも一応弾いてはきたのですが、和音の転回、それも4音構成のフル和音となると、正しい指をパッと使うのはなかなか難しいです。
「あのね、一応、これでいいんだけど、もっと速く弾いてほしいんだ」先生がミッションを出しました。
「こんな風に・・・」
Lちゃんと変わってピアノの前に座り、先生がお手本を弾きます。
最初はちょっとだけ軽快なテンポで。
それからだんだん速いテンポ、最後はすごい速さで。
「うわぁ・・・」
そんな速さで弾かなきゃいけないの?!という顔で、Lちゃんは目を丸くしています。
「慣れればいくらでも速く弾けるよ!練習して速く弾けるようにやってみて。」
「はい!がんばります」
どんな無理難題を振られても、「できない~」とか「無理~」とか絶対言わないのがLちゃんの立派なところ。
そもそも、できないような課題を先生が振ることはないので、ミッションを与えられるってことは「あなたにはできるからね」という意味なのです。
Lちゃんならきっとできるから。
がんばって速く弾けるように練習してね。
そのあとの「エリーゼ」は、親しみのあるメロディーだし、そこまで弾きにくくはない印象です。
真ん中の「B」の部分が、この曲の中では一番難しいと思うけど、充分弾きこなせると思います。
すてきなレパートリーになるようにがんばろうね。
HP HIBARIピアノ教室
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