HIBARIピアノ教室レッスン日記♪

ピアノのレッスン日記、その他ヒバリ先生が見聞きした音楽関係・芸術関係etcの日記。

ピアノは 緩・急のバランスで

2021年02月16日 | レッスン日記(幼児)

Rくん(年長)

「今日はコレからやる!」と、バーナムを譜面台に置きました。

1冊目の「むらさきのバーナム」を修了して進級()し、練習し始めた2冊目「オレンジのバーナム」です。

「Kちゃん、バーナムやってるんでしょ?」楽譜を開きながら、さり気なくきいてる。

保育園の仲良し仲間Kちゃんがこの間「むらさきのバーナム」をもらってがんばってるってことを聞いて、小さなライバル心を燃やしてるんでしょうか。ちょっと面白い。

ま、がんばるきっかけになったならいいことだ。

オレンジのバーナム「グループ2」6番の「深呼吸」から始めて、後半6曲を弾いて「グループ2」を修了。

集中疲れしたか、そのあとは「ゆめキラ⭐︎キッズたのしいメロディー」を出して、クラクションの音、踏切の音、コンビニ入店メロディー、などを「コレ簡単!」と言いながら次々弾いて楽しみました。

手ごわい課題に集中してがんばること、簡単な曲をリラックスして楽しむこと、どちらも、頭と心にとても良い影響を与えます。

ただ、どちらかだけではダメで、両者をバランスよく取り入れていくのが大切。

今日はRくん自ら、自然に緩・急のバランスを取ってたのかもなー。

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楽譜にコードネームを書くと便利

2021年02月16日 | コード奏法

Lちゃん(小5):

「アルフレッド・ピアノライブラリー3」の終わり近く、「インテルメッツォ」を仕上げました。

イ短調(Am)の曲で、途中でハ長調(C)に転調されています。

イ短調とハ長調の主要三和音が出てくるので、コードが6つ使われています。

楽譜はスタンダードなクラシックスタイルの表記なのでコードネームはついていませんが、音符とコードネームを両方理解しながら弾くと とてもわかりやすいので、ヒバリ教室では早いうちからコード分析を教えています。

Lちゃんはコードがしっかり使えるようになっているので、伴奏譜を見ながら「ここは何のコード?」「ここは?」と先生が聞いて、楽譜にコードネームを書き込んでいきます。

先生「最初は何のコード?」

L「Am」

先「そうだね。(楽譜にAm、と書く)次は?」

L「E7」

先「そう、E7だね(楽譜にE7と書く)で、次はAm、E7、Am、と来て、次は?」

L「えっと、Dm...」

先「そうそう」

こんな具合に楽譜を仕上げてから弾くと、伴奏を弾くとき、音符だけよりさらに和音感を確認できるのです。

「インテルメッツォ」がきれいに弾けたので、次の「スカボロー・フェア」はどう?と聞いてみたら、「少し弾いてみた」とのこと。

弾いてもらったら、あっさり上手に完成していて、これも合格になりました。

タイトルの意味を説明したり、Youtubeでサイモン&ガーファンクルの動画を見たりしてイメージを高めて。

この「アルフレッド・ピアノライブラリー3」も、もう終盤に近付いています。

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K子さん、ジャズは止まらず、駅ピアノがんばろう

2021年02月16日 | レッスン日記(大人)

K子さん(大人):

ジャズ曲集から「A列車で行こう」を、一生懸命練習しています。

もう、曲は大体暗譜できるまでに仕上がっているのですが、どうしてもネックになるのがリズム!

ゆっくり弾いたり、少しずつ区切って弾いたりすればちゃんとできるのに、そしてちゃんとわかっているのに、通して弾くと、苦手なところやつっかえそうになったところで テンポをゆっくりに落としてしまったり、間をあけてしまったりします。

「ジャズは、絶対、ぜーったい、テンポが狂っちゃダメ!」

ヒバリがいつもうるさく言っています。

「今は一人で弾いてるけど、この、左手のベースは、ほんとはベーシストが弾くパートなんだから。そしてブン、チャ、のチャ、の部分は、ギターとか、リズムパートの人が弾くパート。実はみんなで演奏してる、っていうものなんだから、自分だけでテンポを変えちゃダメなの」

「あ~、こんなに練習したのに、まだできないなんて~」と嘆くK子さんですが、音質やタッチは、本当によくなってるのです。

ピアノも良く「鳴って」いる!

「すばらしいんだから。だから、自分に甘えちゃダメ。自分一人でも、いったん弾き始めたら、まちがえようと片手になろうと、とにかくテンポを崩さずどんどん続けていかないと」

「わかった。止まらないようにがんばる。それに、ジャズは『酒とバラの日々』とか『時ののたつまま』とか、やりたい曲がいっぱいあるの。がんばるわ 」

K子さん、並行してやっている「バッハインヴェンション13番」も、見事に弾けて合格になりました。

「駅前・・・行っちゃおうかしら?」とK子さん。

駅前にある「街ピアノ」のことです。

「行っちゃえば?」

「うーん、でもやめとく・・」

と帰っていったK子さんですが、少ししてLINEが来ました。

「行ってみました。下手さ露見、楽しさ発見。」

そしてすぐに続けて

「頑張るんだぞう」と、ゾウさんの絵がついてた。

すばらしいね!

元気のない人、K子さんの元気を分けてもらってください。

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