Ｒくん(年長)：
「うたえる！ひける！ピアノ曲集１」)の本を毎週楽しんで弾いています。
知っている歌がたくさん出ていて、ヒバリ教室では特に最初から順番に、ということはせず、一人一人に応じて、今最適な曲、または本人が弾きたいと思う曲などランダムに弾いています。
「一度弾いたら先へテキストを進めていけばいいのに」と思われるかもしれませんが、何度弾いても、その度に新しい発見があったり、テクニックやリズム感が上がっていたりと、同じ曲でも毎回成長があります。
また、子どもたち自身も「上手な曲」を弾くのは楽しいので、何度でも飽きずに取り組みながら、新しい曲にもすこしずつチャレンジして、レパートリーを増やしていっています。
今日、Ｒくんが最初に弾いたのは、初めての「たきび」でした。
弾き終わって、先生が「目次」ページを開き、「弾いた曲に印つけておこうよ」と言いました。
曲が弾けるたびに、１曲１曲のページには丸をつけてあげますが、このテキストの中の曲も大分たくさん弾いたし、曲名が一覧になっている目次ページに弾いた印をつけたら、励みにもなると思ったのです。
「これもやったね」「これも」「これも」と丸をつけていったら、区分されている「ステップ１」の曲はほとんど弾いたことがわかりました。
今弾いた「たきび」のところに丸をつけたら、その次に丸がついた「まつぼっくり」までにあと２曲、丸のついてない曲がありました。
「ここに丸つけたら全部丸になるから、これを弾く」とＲくんは言って、その２曲＝「こいぬのマーチ」と「こぎつね」を弾くことにしました。
Ｒくんは、歌詞を見て歌い始めました。途中から先生も声を揃え、伴奏もつけていきます。
楽譜が大分早く読めるようになったので、メロディーを弾いていくこともでき、無事、目次に丸が並びました。
ずいぶんたくさんの曲が弾けるようになったなーと、改めて思いました。
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