HIBARIピアノ教室レッスン日記♪

ピアノのレッスン日記、その他ヒバリ先生が見聞きした音楽関係・芸術関係etcの日記。

Cちゃん・予習がんばってきたね

2019年02月21日 | レッスン日記(小中高生)
Cちゃん(小1):
「マラゲーニャ全部弾いてきたよ!」
と、楽譜を広げています。
今日初めてレッスンする曲。
先生のお手本も前もってのアドバイスも何もなく、1人で予習してきたとは偉い。
一生懸命に弾いています。
真剣に鍵盤を見ながら弾いているので、指番号を見落としたり、休符を抜かしたり、オクターブズレて弾いてしまったりと、ところどころにちょっとしたミスがあります。
そのまま定着してしまうと治らなくなるので、1回弾いてもらった後に 指番号やオクターブ位置などを訂正。
「ここと ここと ここ。気をつけてね」
「うん、わかった」
少し練習してから「じゃ、来週、仕上げってことにしようね」と言われ
「えー、またやるの〜?」と不満顔のCちゃん。
せっかくがんばって予習してきたのに、合格しなくてがっかり…なんですが、「マラゲーニャ」は とってもかっこいい曲なので、楽譜を正しく弾けただけで修了してしまうのは惜しい。
音符も手順も完全にマスターして、スピード感たっぷりに弾く醍醐味を、ぜひ味わってもらいたいんです。
Cちゃん、決して「不合格」って意味じゃないから、来週、最高にかっこよく弾こうよね。
宿題だった「おしょうがつ」の伴奏アレンジもすんなり合格し、あとは、前にあげた「8小節ミニミニ楽譜」を次々弾いて楽しみました。
合奏やアンサンブルセンスはバッチリのCちゃん、伸び伸びと弾いてます。
「Cちゃん弾くから、先生歌ってね!」
「オッケー」
先生の歌と伴奏に合わせてノリノリです。
ヒガシマルうどん、男の勲章、USA…
大盛り上がりで弾きながら ふと後ろを見ると、いつもより早くレッスンに来たMちゃん(小3)が 曲に合わせて踊ってる。(笑)
賑やかなセッションで終わりました。

Rちゃん・「今日オレ」とバーナムがんばった

2019年02月20日 | レッスン日記(小中高生)
Rちゃん(小2):
この間は忘れてきた「今日から俺は(男の勲章)」の楽譜を、今日は持ってきました。
さっそく譜面台に広げて、弾いてみます。

♪ つっぱることが男の〜
たった一つの勲章だって
ずっとずっと
信じて生きてきた〜

すごいすごい!
速く弾けるんだね〜

先生も伴奏をつけて、一緒に弾きます。
ほーら、一気にノリノリだ。
弾き終わったら、
「もう1回やる!」とRちゃん。
「いいよ。せーの…」
弾き終わったら
「もう1回!」
こうして、2人で3〜4回弾いた時、先生が言いました。
「あのー、最初の所はすっごく速くてかっこいいんだけどさ、その続きにきたら、いきなりノロいね。『なーきーたーくーなーるーよーなーつーらーいーー』ってスローモーションじゃん。」
思いっきりスローモーション声で歌ってみせたら、Rちゃん「きゃはは〜(^○^)」と大受けです。
「ここんとこ、追いつくように速く弾いてごらんよ。こんなふうに」
とお手本を見せ、Rちゃんも真似して、すこーし速く弾けてきました。
「そうそう、その調子で。じゃ初めから行くよ⁈」
こうして、何度も何度も一緒に弾いているうちに、Rちゃんの弾くのも少しずつ上手になって、だんだんテンポも追いつくようになってきました。
レッスン時間じゅう、「男の勲章」を弾きそうな勢いだったけど、
「ほら、先週あげた オレンジのバーナムがあったでしょ?アレをやろうよ」と ちょっと
真面目に引き戻しました。
「え〜、やだなー」としぶっていたRちゃんも、新しい本の1曲めを弾いたら 思いのほか簡単に弾けて「もう1回弾く!」と 結構夢中になって弾いてる。
そして、「前まで使っていた 紫色のバーナムはね、ルーレットで番号を選んで弾くんだよ」と先生から教えられて 、ルーレットを回し 9番が当たって 1-9、2-9… と次々弾いた時は「簡単!またやる?また来週も、これやるの?」と すっかり気に入った様子です。
最後にもう一度、「男の勲章」を弾いて、今日のレッスンは終わりました。
Rちゃん、「バーナム」も2冊目に入って、ずいぶんピアノらしい弾き方ができるようになり、集中して練習する時間が伸びてきました。
成長したなーと思います。
もうすぐ3年生になるんだもんね。

Sちゃん・リラックスして I Am

2019年02月19日 | レッスン日記(小中高生)
Sちゃん(中3):
30分近く遅れてレッスンに到着しました。
日はとっぷりと暮れています。
とある試験準備のため学校が遅くなったとのこと。
試験前なのに、しかも中3なのに、ピアノを休まずレッスンに来てるSちゃん、本当に感心します。

がんばってきた「I Am」が、今日は仕上がるかどうか…
先週新しくレッスンした エンディング部分は「もう暗譜しました」とのことで、ひと通り弾けるようになっていました。
ところが、その前の部分…転調された「つなぎ部分」が、なかなかスラスラとは弾けません。
冒頭やエンディングと メロディーは同じなのに。
転調されて、ほんの少し「オカズ」がついたりしてるだけなのに。
コードネームを参考にしながら、適当にごまかしたりはしょったりして弾いていいんだよ、と言っても、気がつくと楽譜に書かれている込み入った伴奏やフェイクを 忠実に弾こうとしてしまい、そのため テンポが落ちたり止まったりしてしまいます。
Sちゃん…ほんとに真面目で正直な子なんだね。
書かれてある音符は無視できない。
「こんな感じの弾き方でいいんだから!」
ヒバリ先生が見かねて、お手本を見せました。
「込み入ったアルペジオを律儀に頑張らなくても、コード和音だけでもいいし、もっとダメならベースだけだっていいんだよ。右手だって、メロディーはシンプルなんだから、あれこれたくさんついてる『飾りの音』を全部弾かなくたっていいの。そのためにそこだけテンポが遅くなるより、メロディーをスッキリ弾いて、テンポが崩れないように通す方が大事」
Sちゃんも、先生のお手本を真似して、少しずつテンポが流れるようになってきました。
「じゃ、来週、全部同じテンポで通して完成、ってことにしようよ。それからこれ」
先生が用意しておいたのは、先週Sちゃんが「やってみたい」と言っていた 簡単なジャズの楽譜です。
「茶色の小瓶」と「ピンクパンサーのテーマ」。
Sちゃんもよく知ってるだろうと思って選びました。
「わあ、これ、すごくいい!」
Sちゃんも大喜びです。
さあ、この楽譜で、真面目で正直なSちゃんが 少し不真面目に インチキもできるように…ってわけじゃないですが、ちょっとリラックスして弾く方法を体験してもらえるといいな、と思っています。

アイネ・クライネ・ナハトムジークは「小夜曲」

2019年02月19日 | クラシック曲
Hさん(大人):
「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」第一楽章 全6ページを、最後まで完成しました。
前回のときに、展開部から一気に最後まで、残り3ページを進めてしまったのです。
すごいですね!
「だって、メロディーが同じってわかったんですもの」
Hさんは、ほめられても絶対に慢心したりしないのです。
今日は、一番最後のフィニッシュ部分を一気に弾き切れるように、テンポの統一に気をつけてがんばりました。
第一楽章が出来上がったので、次回からは第二楽章ロマンツェ(アンダンテ)に入ります。

ちなみに、このタイトルですが
アイネ(ひとつの)クライネ(小さな)ナハト(夜の)ムジーク(音楽)という意味で、昔は、日本語に翻訳した場合「小夜曲(さよきょく)」なーんて優雅な名をつけてたりしましたが、今では普通に「弦楽セレナーデ」などと言うようです。
っていうか、今ではふつうに「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」だよね?!

昔、落語家の桂文枝さんが まだ桂三枝さんといっていた時代に、テレビで この曲のことをテーマにした新作落語をやっているのを見たことがあります。
「なるほど。ナハト、が『夜の』という意味ですか。でもどっちかと言えば『クライネ』の方が、『夜の』の感じがしますがなぁ」と言ってて 笑えました。

ソナタ形式は お気楽「水戸黄門」の世界(?)

2019年02月19日 | クラシック曲
K子さん(大人):

今日は「ソナタって何なの?」という話になりました。
「ソナタ」は、だいたい3楽章か4楽章で構成されている器楽曲で、その中に1つ以上、ソナタ形式の楽曲を含んでいるもののことです。

K子さんの持ってきた楽譜の モーツァルトK.545を弾きながら、簡単にですがソナタ形式の解説をしました。

ソナタ形式って、堅苦しそうに聞こえますが、そんなことはありません。
流れが決まっていて、「ドラえもん」か「水戸黄門」みたいに お約束通りに内容が展開されていくのです。

まず、提示部。ここで まず第一主題(主役)が提示されます。
「ドラえもん」で言えばのび太。
「水戸黄門」で言えば、ご老公、助さん、格さんの一行。曲の調性であるハ長調で表現されます。

しばらくすると、第二主題(相手役など)が登場します。これは主役とちがって 属調のト長調です。
「ドラえもん」でいえば、しずかちゃんや 敵役のジャイアン、スネ夫とか。
「水戸黄門」でいえば、悪漢に負われる 糸屋の娘と、悪漢役のお代官とか。曲の属調であるト長調。

展開部です。だんだん物語が進行し、事件が起こったり戦いがあったりチャンバラがあったり。
さっきト長調で現れた第二主題が、本性を現しト短調となって盛り上がります。
戦いの末、格さんが「この印籠が目に入らぬか!」と 葵のご紋の印籠を突き付け、悪代官が「ははーっ」とひれ伏します。

再現部。 第一主題(主役)が再登場します。
さっきよりすこしレベルがあがっています。ヘ長調となっています。
のび太君、少し成長したね。黄門さま、事件が解決してよかったね。
第二主題(ジャイアン・または悪代官)も再登場。悪代官。初めはト長調だったのに、改心した今では、曲のテーマであるハ長調になって おだやかな表情に変わっています。

こうして物語は終結にむかい、みんな幸せに暮らしたのでした。めでたしめでたし。

ふぅー、駆け足の解説だったけど、みんなわかったかな。
ソナタって、みんなこうやって構成されてるんだよ。ほんとなんだから。
みんな、どうなるかわかってて、それでも、というかそれだから、安心して「ドラえもん」や「水戸黄門」を見るのとおんなじ。
ちなみに、こうやって、楽曲を分析することを「アナリーゼ」っていいます。

話を聞いたK子さんは、「私も次回、この(ベートーヴェンソナタ)を見て、分析してみます。弾けるかどうかわからないけど、弾いてみます!」と言って、帰っていきました。

興味を持った人は、手近な「ソナタ」や「ソナチネ」の楽譜を見てみてね。

「ソナタ形式」については、以前にも書いたことがあったので、興味があったら見てみてください。
ソナタはドラえもん

Lちゃん・すてきなアルペジオ ♪

2019年02月18日 | レッスン日記(小中高生)
Lちゃん(小3):
先週、バーナム(ピンク)の「側転」=アルペジオの練習をして、今週は それをさらにきれいに弾けるように仕上げました。
左手→右手 と交互に置き換えながら、それぞれの手で ドミソド、ドミソド、と 4つの音を弾いていきます。
オクターブの距離だけでなく、間の音も2つ入れていくので、手をいっぱいに拡げないと、小学生にはきびしいです。
ド→ミ、ミ→ソ、と音を移るには、指だけで音を取るのではなく、手首を先に移動して、指が自然に次の鍵盤へ置けるようにリードしていくようにすると、オクターブの距離も楽に動けて、しかも音の揃ったアルペジオが弾けます。
Lちゃんは年齢の割に指が長いし、この方法で一気にきれいなアルペジオが弾けるようになりました。
「きれいに弾けたね!せっかくだから、もう少し速く弾いてみようよ。ペダルもつけてね」
こうして、すごいピアニストみたいな、豪華なアルペジオが弾けました!\(^o^)/
ねっ、ちょっとしたコツで、一気に簡単にきれいな音が弾けるようになるんですよ!♪

シモキタ倶楽部・2019年2月練習

2019年02月17日 | その他日記

コーラスグループ「シモキタ倶楽部」の、月1度の練習日です。
先月「新年会」をやったので(パーティのみ)、今日は今年度最初の練習日となります。
「コーラスグループ」ではありますが、果たしてメンバーたちがそう思っているのかどうかは疑問なところがあります。
というのも、男性3名(インスタ担当のドクターを含む)、女性2名(編曲・指導のヒバリを含む) 計5名のうち、ヒバリ以外の約4名は、「月1飲み会」だと思っているのではないかと ヒバリ先生は怪しんでいるからです。
練習1時間弱、打上げ3時間という時間配分がその実情を如実に物語っているといえます。
とは言え 本日は、女性グループ「ハモプリ」から メンバーのミケが、練習に参加して、コーラス部門の充実に助力してくれました。
今年は ハモプリ・シモキタ倶楽部合同で活動しようという計画をしているので、わざわざ来てくれたのです。
今年の課題曲ですが、1. メンバーみんなが知っていて、2. 楽しくて、3. コーラスや掛け合いができる曲、ということで、まずはビートルズの「プリーズ・プリーズ・ミー」をチョイスしました。
楽譜もまだ無しで、大まかにパート分けして歌ってみたのですが、結構いけそうだと思いました。
そしてもう1曲、オールディーズの黒人コーラスグループ(たぶん)の曲で「Do You Love Me?」という、掛け合いが楽しい曲なんで、これもやってみました。
全員、初めて聞く曲だったようですが、すぐに覚えられそうです。
男声・女声合わせてのコーラスは 音域も広いしボリュームも出るので、この1年 楽しくやれそうです。

さて、練習は 50分ほどでさっさと終わり、「今日は練習だけで失礼します」と言ってたミケも打上げに引き込まれ、「シモキタ倶楽部=飲み会」のコンセプトは ますます確立していくのでした…


Tくん・音符すごいね\(^o^)/

2019年02月17日 | レッスン日記(小中高生)
Tくん(年長組):
本日の登場は、少し前の「郵便ポストガチャガチャ」スタイルでした(笑)

さて、出席カードにシールを貼った後は、テキスト「ピアノひけるよ!ジュニア1」を開きました。
「この前の続きの『アルプスいちまんじゃく』だね?!」と言うと、Tくんは
「でも、これがまだ終わってないよ」と 少し前の「つきのひかりに」のページを指さしました。
そうそう、これはTくんの知らない歌だったので 後回しとし、なじみのある「アルプスいちまんじゃく」の方を先にやることにしていたんでした。
「『つきのひかりに』やってみる?大丈夫?」
「大丈夫!」
Tくんは大きな声で「ド、ド、ド、レ、ミー、レー、…」と読みながら、元気に鍵盤を押していきます。
中央ドから下がっていく、ヘ音記号(左手)のラ、シ、ド、も果敢に弾いていきます。
「ほんとだー。知らない歌でも、ちゃんと音符見て弾けるんだね!」
「アルプスいちまんじゃくは、全部ひける!」と力強いTくん。
「えっ、ほんと?この前、弾けるところだけ囲んだんだよね?」
「全部ひけるから、全部かこんだ」
見ると、この前「ドドレミ」とか「ドミレソ」とか 小節単位で囲み線をつけていた楽譜が、全体を大きく四角で囲んであるのです。
「えーすごいねー、弾いて弾いて!」
Tくん、前はとびとびに弾いていた「アルプスいちまんじゃく」をはじめから終わりまで 自分で弾きました\(^o^)/
なんか突然、Tくんの中で 音符と打鍵とがシャキーン!と合体したみたいな手応えを感じました。
「すごい。音符どんどん読めるんだね。他のも弾ける?」とページをめくり、
「きらきらぼし」「ふしぎなポケット」「バケツのあな」など、知らない曲も含めて次々制覇しました!
ただ、打鍵が元気すぎて、ド、ド、ド、と言いながら 手がはずんで隣の音に行っちゃったり、もありましたが、それはご愛嬌ってことで。(^○^)
いつのまにか こんな力がついてたんだ。
Tくん、めまぐるしい速さで成長してるんだな〜
さすが若い!

Mちゃん・レリゴー完成\(^o^)/

2019年02月16日 | レッスン日記(小中高生)
Mちゃん(中2):
レリゴー(アナ雪)が大詰めです。
弱々しくはかなげなイントロに始まり、だんだんと自己を確立していくエルサの姿が 音楽で表現されていきます。
中間部の経過的メロディーを経て、いよいよ大詰めのエンディング。
ここまで登りつめてきたものを、最後に大団円へと昇華させる大事な部分です。
Mちゃんの弾いていたものに 少し和音を厚くし、後は思い切ったダイナミクス(強弱)をつけて。
さあ、弾いてみよう。
やったー、完成です\(^o^)/

曲を弾くときは、その曲の構成…「起承転結」を理解して、それぞれをうまく表現していくことが、聴き手の心に響く演奏につながる鉄板ルールです。
がんばりましょう。

ジャズの弾き方は 暗黙の了解。

2019年02月16日 | ジャズ・ポピュラーその他の曲
今日の日記で、Nちゃんがモダンジャズの「モーニン」をやってることを書きました。
クラシックの譜面だと、強弱やフレージングやアクセントなどが 細かく書き込まれてあり、それを守って弾けば、一応の演奏ができます。
ところが、ジャズは そうはいきません。

楽譜に書いてあることをちゃんと守って弾いても、なーんか違うよな〜、かっこよくならないな〜 となってしまうことがありませんか?
それは、「ジャズの弾き方」をしていないからです。
そして、「ジャズの弾き方」は、ジャズを弾く人なら当然知ってるよね、という「暗黙の了解」が前提になっていて、いちいち楽譜に書き込んだりしてないのです。
一つ一つの音のタッチ、フレーズの切り方、アクセントの付け方、などなど クラシックの弾き方と大違いのことがいっぱい。
で、そのどれもが「暗黙の了解」なので、知らずに譜面を額面通りに弾くと、とんだダサい演奏になってしまいます。
みなさん、ジャズを弾くときはくれぐれも気をつけましょう。
指導者がいる人はいいんですが、ジャズの弾き方を教えてくれる人がいない場合は、実際の演奏をよく聴いて、「なるほど、ジャズでのレガートは 『なめらかにつなげ≪ない≫』んだな」とか 体感しながら覚えてください…

Nちゃん・モダンジャズ「モーニン」

2019年02月16日 | ジャズ・ポピュラーその他の曲
Nちゃん(中2):
いつもよく練習して、自分で考えたアレンジなどもたくさんレッスンに持ってくるNちゃんなんですが、今週はずっと体調を崩していたそうで、ほとんどピアノが弾けませんでした…とのこと。
まだまだ風邪の流行は治まっていないんですね…要注意です(>_<)
じゃ まずはハノンでもやるか、って事で、例の「JC仕様ハノン徹底活用」で指をほぐします。
ハノンの音列パターンによっては「これ、アレンジの時にも使えそうなフレーズだね」みたいな発見があったりして、ハノンもなかなかです。
その後は、ちゃんと楽譜が書き込まれている「モーニン」のBメロ部分の弾き方をレッスンしました。
ジャズの楽譜だと、実際に弾く時のニュアンスやタッチが細かく指定されてなく、「暗黙の了解」みたいなアーティキュレーションが必要だったりするので、それを一つ一つ身につけていくのが、カッコいいジャズを弾くコツです。
Nちゃんは ジャズやポップスのタッチに かなり慣れてきているので、あまりうるさく言わなくてもいい感じに弾いてくれて助かります。
来週は体調万全にして、アレンジとかもやれるといいね。

Aちゃん・譜読みスーパースピードアップアイテム

2019年02月15日 | レッスン日記(小中高生)
Aちゃん(小5):
今日のレッスン曲は 「こどもポップス名曲集」の中の ゴセックのガボットです。
先週・先々週と、左手の小指を捻挫していて、左手パートを全然レッスンしていませんでしたが、今日は手も治り、久しぶりに 左手のレッスンをやってみました。
2ビートのブンチャ、ブンチャ、という伴奏ですが、前半は コードで考えるとCとGばかりということがわかるので、それを念頭に置きながら弾くと、楽に しかもミスなくひくことができます。
「続きも 左手、やってみようかな」
普段は気後れしがちなAちゃんが、珍しく意欲的に取り組んでいます。
ただ、中間部の伴奏は 同じコードでもベースが次々と変化していて、譜読みで手こずると、せっかくの音楽の勢いが削がれてしまいそう…
そこで、ヒバリ先生考案の「譜読みスーパースピードアップアイテム」を使うことに。
といっても、ただの透明のクリアファイルなんですけどね。
それを楽譜の上に置き、ホワイトボード用のマーカーで、手間取りそうな部分の音符に「読み」を書き込むのです。
ただ書くだけじゃなく、タイムも計ります。
「この1段ぶん、ベースだけに読み方を書いてね。いい? いっせーのせっ」
という風に。
書き終わったらタイムを告げ、イレイサーで今書いた文字を消して、再度タイムにチャレンジします。
Aちゃん、2度タイムを計って 大分早く書けるようになりました。
そしたら 書いた文字は全て消し、ファイルも外していよいよ左手も一緒に 今の部分を弾いてみます。
左手の「ヘ音記号」 の低いエリアの音が、譜読みの練習をしたおかげで すぐ読み取れ、弾くのも楽になっているのが確認できます。
この「譜読みスーパースピードアップアイテム」、他にも譜読みワークに使ったり、なかなか便利です。
何回でも書いたり消したりできるのが最大のポイント。
来週は、今日やった部分も含めて練習してくる、ということになりました。

Mちゃん(小3)・難問題とヒガシマル連弾♪

2019年02月14日 | レッスン日記(小中高生)
Mちゃん(小3):
先週、バーナムの「難問題」をスラスラ弾けるように練習してくる、というのが宿題でした。
「難問題、やってきました!」
Mちゃんは、クラスで発表するときみたいに 大きな声で言いました。
「見ないでも弾けます!」
おおー、それはすごい。どれどれ。
本当だ!
一つも迷ったりつまずいたりしないで、「難問題」の課題を一気に弾けました。
がんばって練習してきたんだね。拍手!!!

Mちゃんは、お姉ちゃんのMちゃん(中2。イニシャルにすると二人とも"Mちゃん"となってしまうのでややこしい )と5歳 年が離れているので、どうしても小さく、幼いと見られがちですが、なかなかどうして しっかりと独立した女性(?)なのです。
レッスンで受けたアドバイスや注意事項を忘れず、きちんと気をつけながら練習してくるし、姉妹の月謝袋などは 妹のMちゃんに頼んでおけば確実に届きます。
先日、今 ヒバリ教室でブームになってる「ヒガシマルうどんスープ」の曲を、MM姉妹で楽しそうに連弾しているのを、ママが動画に撮って送ってくれました。
妹のMちゃんがメロディーを弾き、お姉ちゃんのMちゃんが伴奏パートを考えてつけています。
姉妹それぞれが自分の力量に応じて持ち場を分担し、力を合わせて楽しく弾いてるのが、とってもいいなーと思いました。
MM姉妹、それぞれの個性を伸ばしながら、こうして一緒に楽しむこともずっと続けてもらいたいです。

Cちゃん「おしょうがつ」をバージョンアップした伴奏で

2019年02月14日 | レッスン日記(小中高生)
Cちゃん(小1):
バーナム、アルフレッドピアノライブラリーをメイン教材として、そのほかに「ゆめキラ☆キッズピアノ」という曲集も 副教材として使っています。
この本は、子どもたちの知っている歌が 簡単なピアノ譜になってたくさん出ています。
Cちゃんなら、この中のどの曲も弾けるレベルだと思うので、、特に宿題にしたり 課題を決めたりしないで、本人がやりたいと思った曲を、どれでも弾いていいよ、というスタンスでやっています。
今日、Cちゃんは
「『おしょうがつ』やってきたよ。もうお正月、すぎちゃったけどね」と、「ゆめキラ☆」の楽譜を広げました。
「いいんじゃない?あと300回ぐらい寝るとお正月だもん」
などと言って、Cちゃんの練習してきたのを弾いてもらいます。
楽譜は よく知っているメロディーに、伴奏は和音のルート(ベース)を弾く形です。
「これね、コードにして弾いてみてごらん」
と、先生はコードネームを書き込み、さらに「このコードの音を、前に『小人の踊り』でやったみたいな、この形で弾けるかな?」と アリベルティ・バスの形を弾いて見せました。
「あっ、わかった。この形?!」
Cちゃんも、発表会の時に弾いた伴奏形を思い出して 早速やってみています。
これができれば、かなりバージョンアップした「おしょうがつ」が出来上がる予定。
Cちゃんの楽譜にカラーの付せんを貼り、「ここはこの伴奏で」と8分音符連続のリズム譜を書き込んで、レッツ・チャレンジ!
さあ、来週が楽しみだ。がんばってね。

Rちゃん・バーナム12曲クリア!

2019年02月13日 | レッスン日記(小中高生)
Rちゃん(小2):
先週 苦手な(と本人が思っていた)バーナムを4曲もクリアできて、大進歩したRちゃん。
せっかくの勢いを逃さないよう、今日も「バーナムやってみようよ」と誘います。
「先週、いーっぱい丸になっちゃったじゃない?」
するとRちゃんも、すんなり「うん」と楽譜に向かいました。
先週、予想外に 楽に弾けたので、自信がついたのかもしれません。^_^
先週 グループ4の最後まで弾いたので、今日はグループ5の最初からです。
グループ5は、この「むらさき色のバーナム」の最終章。
12曲の課題が入っていて、それを弾き終わったら、この本は修了です。
「ぶらんこ」、「シーソー」、「なわとび」、「すべり台」などの楽しいタイトルやイラストに助けられて、Rちゃんは1曲1曲、真剣に楽譜を見ながら弾いていきます。
「ノートに色塗るのが好き」と ワークブックを何ページでも飽きずにやっていたRちゃんなので、いつのまにか音符を読む力がしっかりついていたのです。
新しい曲でも、どんどん弾いていくことができます。
グループ5の半分まで来た時、Rちゃんが言いました。
「全部やっちゃう?」
「いいよ」
先生も言いました。
「全部やっちゃおうよ」
「全部やったらどうなるの?」
「新しい本、あげなきゃね」
「じゃR、やる。全部やる」
こうして、Rちゃんは グループ5の全12曲を一気に弾き、新しいバーナムをもらったのでした。
新しいバーナムはオレンジ色です。
なんだか一段階 上のクラスに入ったような感じのするRちゃんでした!